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【BL】色々で襲い受け小説!【コメント下さい】
日時: 2014/12/11 17:47
名前: ゆりまる (ID: ex27zm0y)

最近、部活がめちゃくちゃ辛いゆりまるです!((どうでもいい

今回はアニメ&オリジナルで襲い受け(誘い受けもアリだよね)の短編小説をいっぱい書こうかと!

オリジナルの場合、出てくるキャラは同じかもしれませんが、同じではないかもしれません((
そして、アニメの場合は書けるのはたくさんあります←


あ! もちろんBLですのん((

Re: 【BL】色々で襲い受け小説!【コメント下さい】 ( No.1 )
日時: 2014/12/11 18:50
名前: ゆりまる (ID: ex27zm0y)

シ ン セ ト 愛  のゆりまるです。


~セトside~

俺は今、人生初の夜這い中である。
なぜこのようなことになったのかというと…。



数時間遡り、時は19:30。
夕食を食べ終わり、シンタローさんは風呂に行っていた。
ソファーでぼーっとしていると、マリーに声をかけられた。

「ねぇねぇ、セト!」
「なんすか?」
「あのね、シンタローを襲って欲しいの!」
「っ!!?」

思わずソファーから勢いよく立ち上がった。
マリーを見ると、不思議そうにきょとんとした顔で俺を見ていた。

「な、何をっ…!?」
「だってセト達、最近あんまり仲良さそうじゃないから」
「そうですよっ!」

そう割り込んできたのは、キサラギさんとエネさん。
何この人達。てかなんで俺とシンタローさんが付き合ってるの知って…!?

「「「二人見てたら分か/るよ/りますよ」」」
「…マジすか…」

周囲にはいずれ言おうとは思っていたが、既に知れ渡っていたとは。
溜め息をついた俺とは対照的に、明るくキサラギさんが言う。

「だから、仲直りってことで!」
「って訳で、お願いしますね? あ、すっぽかさないように私が見てるので★」
「ふふ…じゃあよろしくね、セト!」



…こんな感じで、夜這い中だ。
というかエネさん、見てるって…携帯からってことか?
見られてするのは非常に気が進まないが…やらなかったらやらなかったで、後で何か言われる気がする。

起こさないように、そっとシンタローさんの上に跨がる。
誰かの息を飲む声が聞こえたような…いや、聞かなかったことにしておこう。

「……シンタローさん、すみません…」

罪悪感を少しでも減らそうとそう呟き、顔を近づけていく。

…その瞬間、いきなり腕を引っ張られてバランスを崩し、相手と唇が重なった。

「っ…!?!?」
「…………」

驚いて口を離そうとしても、後頭部を強い力で押さえられて離れられない。

「っん、ん……!」

酸素を求めて少し口を開けると、待っていたかのように舌が侵入してくる。舌を引っ込ませても、探し当てられて強引に絡ませられる。苦しくて、生理的な涙が溢れて来た。すると、ようやく口が離れた。

「……ん…」
「ぷはっ! はぁっ、はぁっ、はっ…!!」

肩で息をしていると、視界が反転した。
涙を滲ませた目を少し開くと、いつもの雰囲気とはまるで違う獣のような雰囲気を纏ったシンタローさんがいた。俺はビクッと肩を震わせる。

「…シンタローさ…」
「……何やってたんだよ、お前」
「え……あ、や…」

鋭い口調で咎められ、俺は震えて声も出ない。
嫌だ。こんなの、俺が知ってるシンタローさんじゃない。こんなの、俺が大好きなシンタローさんじゃない…

「!…ちょ、おま…なんで泣いて…」
「えっ…?」

知らず知らずに大粒の涙が右から左から溢れ、流れていた。
そんな俺を見て、シンタローさんは慌てだす。

「…そんなに怖かったか…?」
「っう……怖くなんか、な…い…っす」

涙腺が崩壊したかのように、涙が溢れていく。その止めようがない涙を、シンタローさんが優しく拭った。

「……こんなこと、もうすんな」
「っ…そんなの、分かってるっす…」

頭に手を置かれ撫でられると、もう俺の負け確定だ。

……遠くで女子三人の悔しそうな声が聞こえたのは、幻聴だろう。



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