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人が嫌いな春市君のお話【ダイヤ亮春】
日時: 2014/12/25 22:11
名前: 春介 (ID: KBFVK1Mo)
プロフ: http://ハイキュー&ダイヤのBL

初めまして!春介です。
今日からハイキューとダイヤを中心に小説を書いていこうかな〜何て考えてます!(*^^*)
ダイヤでは、亮春、哲純、降倉、ハイキューでは、月山、影菅を中心として活動する予定です!

さて、このお話ですが、タイトル通り人嫌いな春市とそんな春っちを守ってあげる亮さんのお話です。
キャラ崩壊したり、いろいろと表現力がないところが多々。
苦手な方はプラウザバックしてください。

Re: 人が嫌いな春市君のお話【ダイヤ亮春】 ( No.3 )
日時: 2014/12/25 21:51
名前: 春介 (ID: KBFVK1Mo)
プロフ: http://ハイキュー&ダイヤのBL

春市サイド

僕は、変わらず人が嫌い。
でも、大好きな野球のチームメイトとなら、自然と声を掛け合ったり仲良く出来た。
けど、それは野球をやっているときだけ。
家に帰れば、またいつも通り兄貴に甘えてしまう。
兄貴も僕を否定しないから、僕はそんな兄貴に甘えていた。
本当は、解っていた。
もう、人と関わらなくちゃいけないこと。
兄貴に甘えてばかりじゃ駄目なこと。
頭では解っていても、身体が離れようとしなかった。
きっと、もう僕は、兄貴がいないと生きていけない様な身体になってしまっていたんだろう。
ある一種の依存症の様なもの。
それは、兄貴のある一言が原因だったと思う。


    「キスしていい?」

Re: 人が嫌いな春市君のお話【ダイヤ亮春】 ( No.4 )
日時: 2014/12/25 22:05
名前: 春介 (ID: KBFVK1Mo)
プロフ: http://ハイキュー&ダイヤのBL

亮介サイド

    『キスしていい?』
今思えば、あの一言が原因で俺達は兄弟という一線を越えてしまったのだろう。
あの頃、まだ世間を知らない純粋だった春市は何の疑問も抱かずコクリと頭を縦に振った。
そして、そのピンク色の唇に口付けた。
春市の唇は思ったよりも柔らかかった。触れるだけの幼いキス。
その後、何度も角度を変えてキスを味わった。
何回目かのキスの時に、春市の唇から漏れた「ん・・・」という声に、俺の理性はぷつりと切れた。

Re: 人が嫌いな春市君のお話【ダイヤ亮春】 ( No.5 )
日時: 2014/12/25 22:41
名前: 春介 (ID: KBFVK1Mo)
プロフ: http://ハイキュー&ダイヤのBL

亮介サイド

その後、俺は春市をめちゃくちゃに犯した。
何度も、何度も身体を重ねた。
そんな俺を春市は否定するどころか、逆に受け入れた。
それは、ただ単に春市が何も知らなかったからなのか、それとも、知ってて受け入れてくれたのか、俺は何故か真実を知るのが怖くて、あえてそこには触れなかった。

  ・・・それからだった。
俺と春市の関係が[兄弟]から【恋人】になったのは。
恋人になってからは、学校にも行かず、二人で部屋にいた。
母さんは鋭いから、きっと気付いていたと思う。
だから、何も言わなかった。
気が付けば、もう、俺も春市もお互いがいないと駄目になっていた。

けれど、そんな俺達にも別れが。

Re: 人が嫌いな春市君のお話【ダイヤ亮春】 ( No.6 )
日時: 2014/12/26 09:49
名前: 春介 (ID: nnuqNgn3)
プロフ: http://ハイキュー&ダイヤのBL

春市サイド

それは兄貴が中学三年生のとき。
その頃から兄貴は本格的に学校に通うようになっていた。(僕はもちろんいかなかったけど)
兄貴が中学校に行っている間、僕はゲームをして、寂しさをまぎらわした。
『兄貴ももう、受験生か・・・。どこの高校行くんだろう?遠い高校だったら、僕・・・』
ゲームが終わるとそればかりが気になって仕方がなかった。

そしてその夜。

「兄貴・・・」 
「ん?」
僕は兄貴に聞いてみることにした。
「どこの高校いくの?」
近いところであってほしい・・・。
そんな願いは、次の兄貴の一言によって打ち砕かれる。

    「青道だよ。」
ーーえ?
「青・・・道・・・?」
「うん。」
「あの、東京の・・・?」
「あの東京の青道以外にどこがあるの?」
頭が混乱していくのと同時に、目頭が熱くな視界がぼやけていく。
すると兄貴は僕の頭の上に手を置いて、
「泣くなよ。時間が空いたらメールも電話もいっぱいしてやるから。」
と、頭をなでてくれるから、余計に涙が止まらなくなった。

その日の夜。
僕は兄貴に抱かれた。
優しく、丁寧に。

それが終わると、不思議と違和感があった。
「なんか、変な感じ。」
「なんで?」
「だっていつもはもっと激しいというか・・・」
言ってる途中で恥ずかしくなって、途中で止めた。
「へぇ〜?物足りないんだ?」
「え?いや、違っ」
ってやりとりをしてたらもう朝だった。

Re: 人が嫌いな春市君のお話【ダイヤ亮春】 ( No.7 )
日時: 2014/12/28 12:05
名前: 春介 (ID: z5Z4HjE0)
プロフ: http://ハイキュー&ダイヤのBL

春市サイド

兄貴が青道に行ってから早一年。
僕は、中学三年生になった。
相変わらず、兄貴のいない日々はつまらない。
でも、寂しいとは思わない。
それは、ちょくちょく届く兄貴からのメールのおかげ。
僕が中学一年生のとき、兄貴とした約束。
兄貴はちゃんと守ってくれていて、夜とかには電話もくれる。
写メ付メールが最近多くなった気がする。
今もメールが来て、携帯を開く。
「ーっ!?」
そこには、兄貴と親しげに肩を組み、仲良さそうに笑っている、髪をツンツンと上げたつり目の少年が写っていた。
『こいつ、2遊関守ってる倉持。お前が青道来るんなら、紹介しとこうと思って。』
メールには、そう書かれていた。
何だか、凄いショックだった。兄貴はもうレギュラー取って、この倉持って人と仲良くして、自分だけ、取り残された気分だった。
僕は、しばらくショックで動けずにいた。
そして、ある人に電話をかけた。


亮ちゃんが2年でレギュラーっていうのは、妄想です。
そして次回から勝之たんが出てきます!
(あと鳴も。)
鳴白です。


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