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【独白・救われない世界での話】オリジナル
日時: 2014/12/25 14:19
名前: 独狐 (ID: zT2VMAiJ)


若干グロ表現が入ります。
後、文才0のフィクションです。
もちろんBLです-w



__少年は恋していた...だけだった。








_____永遠に赦されない...恋を。

Re: 【独白・救われない世界での話】オリジナル ( No.1 )
日時: 2014/12/25 14:32
名前: 独狐 (ID: zT2VMAiJ)



鬼の子として僕は産まれてきた。
毎日の暴力・暴言。
どうして僕だけ鬼の子なのかも
心も何も分からない。

その時、君が来た。
話し掛けたら駄目なのに。
話し掛けたら殺されちゃう癖にさ。


“貴方の名前、教えて?”
“ごめんね。名前も何も無いんだ。”
“名前無いの?”
“あ、逃げて!殺されるよ!”
“うん、じゃあまた明日。”

君は走って行った。
僕は“明日”とは何か考えてた。

Re: 【独白・救われない世界での話】オリジナル ( No.2 )
日時: 2014/12/25 17:15
名前: 独狐 (ID: zT2VMAiJ)

名前変えるね。

Re: 【独白・救われない世界での話】オリジナル ( No.3 )
日時: 2014/12/26 08:51
名前: 石塚 悠斗 (ID: zT2VMAiJ)



“明日”と言う時間に為った。
今は“今日”と為るらしい。

良く見ると君は傷が多い。
“どうして?”と聞けば、
君は只寂しそうに笑うだけだから。
そんな時も時間は緩やかに経過していく。
沈黙が続くけど君と居られる、
それだけで僕は凄く嬉しかった。

でもね。

一緒に居る事は無理なんだ。




あ、またかくれんぼしなきゃ。
もう鬼は直ぐ近くに来ているから。

Re: 【独白・救われない世界での話】オリジナル ( No.4 )
日時: 2014/12/26 08:55
名前: 石塚 悠斗 (ID: zT2VMAiJ)






また今日が来た。
君は何時も来る時間に来なかった。



その次の日も

次の次の日も。




僕の頭の中には嫌な予感がしていた。

Re: 【独白・救われない世界での話】オリジナル ( No.5 )
日時: 2014/12/26 09:04
名前: 石塚 悠斗 (ID: zT2VMAiJ)






その次の日、大人が来た。
そして君も一緒に来た。


“鬼の子の癖に何やってんだ!”

激しさを増す暴力と暴言に殺られながら、
僕は掠れた声で言った。

“逃げて。”


その時やっと僕は気付いた。
君も僕と同じ境遇の子なんだねと。

君は人混みの中に入って
僕の手を引っ張った。

“一緒に逃げるんだから。”


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