BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ごちゃまぜBL(誰でも大歓迎!)
- 日時: 2015/01/09 16:13
- 名前: キレウサギ (ID: cebg9jtM)
こんにちは&初めまして!
キレウサギと申します。今回スレッドを立てさせていただきました。
スレタイを見て「なんじゃこりゃ?」と思った人もいることでしょう。
このスレッドは、色んな漫画やアニメ・ゲームの2次BL小説を書き込んでいく場所です。
スレ主だけではなく、誰が書き込んでもOKです☆
本当に何の2次BLでも構いません。映画とかドラマのでもOK、
オリジナルも大歓迎です。
といっても誰かが書き込んでくれるとは限らないんだけど・・・。
まぁその場合は私だけで書いていくので。
ではスタートします!
- Re: ごちゃまぜBL(誰でも大歓迎!) ( No.1 )
- 日時: 2015/01/09 16:15
- 名前: キレウサギ (ID: cebg9jtM)
というわけで早速私が書き込もうと思います。
!注意!
・今から書き込むのはディズニー映画のBLです。
・純粋なディズニーが好きな人は回れ右お願いします。
・苦情は受け付けません。
- Re: ごちゃまぜBL(誰でも大歓迎!) ( No.2 )
- 日時: 2015/01/09 16:31
- 名前: キレウサギ (ID: cebg9jtM)
ディズニー映画「ベイマックス」
タダシ×ヒロ
———————————————————————————————
何をしててもいつも感じる。
渇き。
足りない。
満たされない。
そうして、散々苦しんだ挙句いつも思い浮かぶのは、あの人の姿。
そして、今日も感じる。
どうしようもないくらいの渇き。
誰か。
誰か、助けて。
「ヒロ、起きてるか?」
「・・・ん〜・・・。」
ある日曜日の朝。僕は起こしに来た兄さんの声で目を覚ました。
開け放された窓から見えた空は爽やかに晴れていた。
「・・・何?」
「何?じゃないだろ。早く起きろよ。遅れるぞ。」
「遅れる・・・?」
目は覚めたものの体は動かず、僕はベッドの中でモゾモゾしながら聞き返す。
「ああ。今日はロボット工学展示会に行くんだろ。置いてくぞ。」
「あ〜そうだったそうだった・・・。」
僕はなかなか起きようとしない頭を無理矢理動かすと、寝ぼけ眼で準備を始めた。
****
「じゃ、しっかり掴まってろよ。」
「うん。」
僕はヘルメットを被りバイクに乗ると、兄さんの腰にしっかりとしがみついた。
これから行くところは、隣町の総合体育館。今日はそこでロボット工学の展示会があるのだ。
行くと言っても実はあまり乗り気じゃない。ただ、兄さんが「チケットを2枚貰ったから一緒に行こう。」としつこく言ってきたから、渋々ついて行くことにしたのだ。
「・・・で、あるからして。動物で言う心臓に当たる機関に、自律思考神経装置の・・・。」
(・・・なんだよこれ。)
僕は今、とてつもなくつまらない話を長々と聞かされていた。
壇上にいるおじさんは有名な人らしい。司会者の話によると、だが。
それにしても本当につまらない。おじさんは自作ロボットの仕組みについて自慢気に語っているが、全部僕が知っていることばかりだった。
これくらいのこと、工学大学に通っている人は、みんな知っているだろう。聞くだけ時間の無駄というものだ。
大抵の人はそう思ったらしく、始まってものの15分で聴衆の数は半分になった。
どうやら兄さんも同じことを考えていたらしい。隣をみた僕と目が合うと、苦笑いをして「出よう。」とジェスチャーした。
「まったく、来て損したな。」
「だから言ったのに。」
会場の外にあるベンチに並んで腰掛けて、僕らは文句を言い合っていた。
「ロボット工学展示会だって言うからどんなもんかと思っていたら・・・。その、なんて言うか」
「レベルが低い。」
気遣いからか言いよどんだ兄さんの本音を僕が代弁する。
「そう、そうゆうこと・・・。」
実際そうだった。お茶汲みロボットだったりお手伝いロボットだったり、小学生の自由研究程度のロボットしかない。
これで「工学展示会」なんてよく言えたものだ。
「とりあえず何か飲むか。ヒロ、何がいい?」
「えっ?じゃあ・・・オレンジジュース。」
「了解。荷物見ててくれよ。」
兄さんはそう言って、自販機に向かい、ベンチには僕と荷物が残された。
「・・・・・・。」
確かここから一番近いところにある自販機は、300メートルくらい離れていた。兄さんが早く戻ってきたとしても、4〜5分は暇を持て余すことになるだろう。
僕はケータイを持ってこなかったことを少し後悔した。
1人ベンチにボーっと座っているのは傍から見たら寂しい人に見えるんだろうか、とかどうでもいいことを考えて時間を潰す。
そう、僕は今1人だ。
1人で兄さんの帰りを待っている。
1人で・・・。
「・・・・・・!」
その時、突然心臓かドクンと大きく脈打った。激しい動悸と息切れで呼吸が上手くできなくなってくる。
(な・・・なんだこれ・・・!)
あまりの苦しさに、たまらず胸を押さえて体を折り曲げる。目の前がクラクラしてくる。
何か言い表せない澱んだものが僕の中で渦巻いていた。
そして、いつも悩まされているあの感情。
———足りない———
(足りない・・・)
何が?
(満たされたい・・・)
何に?
「助けて・・・兄さん・・・!」
「———ヒロ?」
上から降ってきた声に、僕の遠ざかりかけていた意識は呼び戻された。
顔を上げた先には、両手にジュースの缶を持った兄さんが立っていた。
「兄・・・さん・・・。」
「どうしたヒロ、大丈夫か?」
兄さんは不思議そうに、そして少し心配そうに顔を覗き込んできた。
「兄さん・・・兄さん!」
「おっと・・・!」
兄さんを見ると同時に一気に楽になった僕は、押し倒す勢いで兄さんに抱きついた。兄さんが踏ん張ってくれなければ本当に倒れていただろう。
「おいおい、本当に大丈夫か?何があったんだよ。」
「ううん・・・。何もない・・・。」
僕は泣きそうになるのを堪えながら答える。すると兄さんは缶ジュースを置き、僕を腕の中に収めて背中を優しく撫でてくれた。
そして、そっと囁く。
「泣きたい時は・・・泣いてもいいんだぞ。」
「!!」
兄さんの言葉が、僕の胸の一番柔らかいところに優しく刺さった。そして、僕はしゃくりあげて泣いた。
****
「落ち着いたか?」
「うん・・・。」
僕はオレンジジュースの缶を手の中で転がしながら答えた。あの後僕は、なかなか泣き止むことができなかった。ゆうに30分は兄さんに支えられていただろう。
「その、兄さん・・・。なんて言うか、ごめん。」
「なんで謝るんだ。むしろ俺はいい体験をしたと思ってるぞ。」
「いい体験?」
「天才君が、やっぱりまだ子供だと分かった。」
「!!・・・っうるさい!」
自分の顔に血が上ってくるのが分かった。照れ隠しに、悪戯めいた笑みを浮かべる兄さんを怒鳴る。
「まっ・・・落ち着いたんならそれでいい。理由は聞かないさ。」
「うん・・・ありがとう。」
兄さんの優しさに、胸が熱くなった。
(兄さん・・・。)
さっき、兄さんの腕の中で泣いて、気付いたことがある。いや、本当はずっと前から気付いていたけど、気付かないふりをしていただけかもしれない。
だって、僕らは男なのだ。ましてや血のつながった兄弟なのだ。普通ならあり得ない。
だが、気付いてしまったものは仕方ない。受け入れるしかない。
(僕は、兄さんに惹かれている・・・。)
それなら、あの感情にも納得がいく。いつも、兄さんが側にいれば嘘のように感じなくなっていた感情。
足りないのは、兄さん。
満たされたかったのは、兄さんの愛に。
僕は兄さんがいなければどうしようもなくなっていたようだ。
「!」
ベンチに置かれていた兄さんの手に自分の手を重ねた。
「ヒロ・・・?」
今は何も言わないで。そういう意味を込めて口をつむぐ。伝わったのか、兄さんはその先の疑問を口にしなかった。
「・・・!」
不意に兄さんが手を引っ込めたかと思うと、僕の手をギュッと握った。
兄さんは何も言わない。
だから、僕も何も言わなかった。
言わない代わりに、兄さんの手を握り返した。
手のひらが、2人の体温でジンとする。
兄さん。僕は今のままで構わないよ。兄弟のままでいい。
その先は望まない。それは許されないことだから。
だから、せめて僕のそばを離れないで。
僕の前からいなくならないで。
僕が差し出した手を、いつでも握れる場所にいて。
願うのは、ただそれだけだから。
手のひらの暖かさを感じながら、僕はそう思った。
****
去年12月20日に全国公開された「ベイマックス」のタダヒロでした。
駄文すいません(汗
映画見に行った時から、「これは兄弟愛いけるな」と思ってました。
きっとタダシはヒロにぞっこんです。ヒロもタダシが大好きだけど、素直じゃないのでついそっけない態度とってしまうことでしょう。ニヤニヤ
実の兄弟?それがどうした!!
- Re:あんさん腐るスターズ☆薫奏薫 ( No.3 )
- 日時: 2016/07/22 19:22
- 名前: 日々樹わたらない (ID: qgDGZVdh)
薫目線です……多分知らないと思いますが、まぁまぁただのBLだと思ってください。
今日は夏祭り。本当は女の子と行きたいんだけどね。奏汰くんが、
『かおる、なつまつり、いっしょにいきましょう』
って言ってたからね。行くしかないと。
え?どうしてそうおもうかって?
内緒。
『かおる、はやくいきましょう?』
『待ってって……は、や……』
みたいな話しながら会場に来た。
やっぱり一直線に金魚すくいに向かっていった。まぁ予想内なんだけどね。
…………ってヤバッ!奏汰くんがみせの金魚全部取っちゃいそう。
『かおる、わたがしおいしいですね♪』
『そだね☆奏汰くんがめちゃめちゃ喜んでるの久しぶりに見たかも^^』
や ば い い っ て し ま っ た
最近奏汰くんが元気ないのわかってて、喜んでるの見て嬉しかったのに。
台無し。 →
- Re:あんさん腐るスターズ☆薫奏薫 ( No.4 )
- 日時: 2016/07/22 19:34
- 名前: 日々樹わたらない (ID: qgDGZVdh)
『かおる?ぼく、そんなにへんなかおしてましたか?』
〜〜〜〜!!
昨日の晩、奏汰くんが誘ってきた。
『かおる、ピーしましょう?』
いや始めに聞いたときはコーヒー吹いたけど.予想外過ぎて照れた。
それで、まぁ、したわけなんですけど。
その時奏汰くんが、
『か、おりゅ、ぼく、へんなかおし、て 、ますかぁ?』
って言ってたからね!!
どうしよ。俺今どんな顔!!?
気づいたら、奏汰くんと一円玉落とししてた。
『かおる、取れました☆』
っていいながら、魚の縫いぐるみ持ってたから、結構な時間ぼーっとしてたのかな、ハハハ。
ごめんなさい。本当にっごめんなさいね。 好き過ぎて爆発しそうなくらいち☆こ勃った………ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。でも好き!
今日もできるかな………///
『かおる、あそこがびくびくしてます』
Page:1