BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- そうだ、シンタローをショタ化させよう!(シンタロー総受け)
- 日時: 2015/01/26 21:08
- 名前: 高野豆腐 (ID: lbXRjwI0)
シンタロオオ!!ショタになったらさぞかし可愛かろうなあ!可愛かろうなあ!!!
って訳で、書かせていただきます。
駄文注意!!
なんでもこいやな人だけ見てください。
- Re: そうだ、シンタローをショタ化させよう!(シンタロー総受け) ( No.1 )
- 日時: 2015/01/26 21:19
- 名前: 高野豆腐 (ID: lbXRjwI0)
「おい、ババア、なに作ってんの?」
「ババアとは失敬な。これはな、マリーに頼まれておる薬だ。人間を、一定の時間だけ幼少期の姿に戻す薬なのだが…」
「んなもん、女王が作りゃいいじゃねえか。なんでババアが作ってんの」
「私もこちらの世界じゃ暇なのだ。女王の蛇も渡してしまって、お前のようにこの世界から出たり入ったりできんのだ。話し相手はシオンとアヤノだけだしな。」
「あっそ。あ、出来たのか?」
「うむ。クロハ、これをマリーに届けてきてはくれまいか。」
「ええっ?!俺、女王にかなり嫌われてんだけど…」
「かまわん、かまわん!元女王の言うことが聞けんのか!」
「ああもう、わかったよ!行ってくる」
「早めに帰れよ。今日の夕飯は豪華にするとシオンが言っていたから。」
「おう」
- Re: そうだ、シンタローをショタ化させよう!(シンタロー総受け) ( No.2 )
- 日時: 2015/01/26 21:57
- 名前: 高野豆腐 (ID: lbXRjwI0)
[カノ]
ある日の昼下がり、シンタロー君以外の団員に、召集がかかった。
「では、メカクシ団緊急会議を始める」
キドが、どこか嬉しそうに言う。
机の上には、なにかの液体が入った小さなガラスのビン。
それを取り囲むようにして、椅子が並んでいる。
「えー、もちろん、話し合うのはこの薬のことなのだが、なんと、マリーによると、人を幼児の姿に戻すことができる薬らしい!」
「いえええええい!!!!」
「フオオオオオオオオオ!!!」
「ぁはははははははは!!!!」
「腐腐腐腐腐………♪」
なんか最後らへんがおかしいけど……。
わかるよ。その気持ち。
そう、みんなが考えることは同じ。
「シンタローがショタに……♪」
「はああ、楽しみっ!」
「ショタああああああああああっ!!!っああ、鼻血が…っ!」
もう、アジトでは耳を押さえたくなるほど大騒ぎ。
「よし、じゃあ、使用するのはシンタローということで。それでいいな?」
「「「おおお!!!」」」
「はいっ!」
エネちゃんがテレビの画面に現れ、手を挙げた。
「ん?なんだ?エネ。」
「ご主人がショタ化したら、順番に、ご主人を独り占めできるってことにしませんか!」
「おおお!ナイス、エネちゃん!」
モモちゃんが歓声をあげた。
「それはいいっすね!マリー、薬の効果はいつまでっすか?」
「腐腐……あっ、ええとね、ちょうど1週間!」
「一人だけ、独り占めできないね…」
「あ、それなら、私が独り占めしませんよ。」
「えっ…エネ、いいの?」
「ええ。私、画面の向こうに行けないし、それに、ご主人が引きこもってるとき、一緒でしたから!」
うわ……いいなあ…!
「よし、人数の問題は大丈夫だな。」
「ねえ、団長。」
ヒビヤくんが手を挙げた。
「どうした。」
「シンタローがアジトに向かって来てるよ」
「なにっ?!」
今気がついたけど、ヒビヤ君の目は赤く染まっていて、右手にはアジトで勉強会をやったとき、シンタロー君が忘れていったシャープペンが握られていた。
「ヒビヤ君、なれてきたね。」
「まあね。じゃあ、準備しなきゃ。」
「その必要はないの。この薬、何かに混ぜて飲ませる、なんてことをしなくても、皮膚にかけることができればいいの。」
なんと便利な!!
「よし、じゃあ、椅子を戻して、いつも通りに振る舞え。以上。解散っ!」
みんなで椅子をもともとあった場所に戻し、いつものように、動き始めた。コノハはソファーに寝転がって寝てるふりをしている。いや、もしかしたらもう本当に寝てるかもしれない。
ガチャリ…
扉が開き、まいえんじぇるの登場!!
「まいえんじぇるっ!!来てくれたんだねっ!!」
扉を開けた向こうの彼に、僕は思いきり抱きついた。
- Re: そうだ、シンタローをショタ化させよう!(シンタロー総受け) ( No.3 )
- 日時: 2015/01/26 22:16
- 名前: 高野豆腐 (ID: lbXRjwI0)
[シンタロー]
「ああ……暇だなあ…」
どういうわけか、久々に俺は一人。エネもモモも、俺を置いてアジトへいってしまった。
あのうるさいエネが他所へいくというのでとても嬉しいはずなのだが、どうも、静かな部屋は寂しい。エネのいる生活に慣れてしまったのだろうか。
「アジト…行くかな。」
どうにも、ネットの世界に行く気が起こらない。暑い町中に出るのも気が引けるが、どうしようもないくらい暇なのも、嫌だ。
どうしよう
結局、俺はいつもの赤いジャージを羽織り、家をあとにした。
ミンミンミンミン蝉がうるさい。ちょっとは静かにしやがれ。お前らの声を聞くだけでめまいがする。
商店街から路地裏へ抜け、もう何度も訪れた、107と書かれた扉の前につく。
ガチャリ
「まいえんじぇるっ!!!きてくれたんだねっ!!」
扉を開けた瞬間、カノが飛び付いてきた。
「ひっ……! …カノか…。びっくりしたあ………」
「ごめんごめん。さ、入って!」
カノは俺の手首を掴むとずんずんとアジトへ入っていった。
ソファーでコノハが爆睡してる。
「ははっ…コノh」
バシャッ!!
なんだなんだっ?!なんか、体にかかって………
下から煙がもこもこと立ち上ぼり、俺の視界が0になる。
ようやく煙が消えると、見えるもの全てが大きくなっていた。
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