BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- BL小説。黒バスとおりじなると。
- 日時: 2015/02/01 10:04
- 名前: 蠍 (ID: cvsyGb8i)
はじめまして、蠍といいます。
自由気ままに、更新遅めで、黒バス小説とオリジナルのBl小説とを書いていく予定です。
基本短編で、なんとなく繋がってても、一つの話で読みきれるようにするよう頑張ります。
BLといっても、ほのぼの多め。あんまりエロくないです。
オリジナルのはほのぼのとシリアスで二分されてます。
黒バスは基本
黄緑、高緑、木日、青火。
秀徳おーるきゃら、誠凛おーるきゃら、花宮などなど。
その他リクエスト受け付けます。
ただし、洛山らへんはキャラ崩壊激しいのでおすすめしません。
秀徳と誠凛が多めです。
では、よろしくお願いします。
……コメくれると嬉しいです。
- Re: BL小説。黒バスとおりじなると。 ( No.1 )
- 日時: 2015/02/01 10:26
- 名前: 蠍 (ID: cvsyGb8i)
木日、
「 おーい、日向、もう朝だぞ。起きないのか? 」
のんびりとした、穏やかな声が耳に入る。大っ嫌いな奴ではあるが、この声は心やすらぐ。
「 ……んーっ、もう少し寝る。 」
のびのある緩い声は、目覚めより睡眠を誘う。体を揺さぶって、起こそうとしているようだが、気を使っているのか適度な振動でそれもまた眠くなる要因となる。
「 …………、あっ、日向、猫だぞ! 猫! 」
急に大きなボリュームでそう言う。……猫!? 布団から飛び起きて、ちゃぶ台の上に置かれていたメガネを掛ける。
「 どこだ、猫! 」
「 やー、その、ねえ、んーっと……。 」
縁側までいってみたが、猫の姿は見当たらない。木吉に尋ねると、へらへらとした笑顔を浮かべて、気まずそうに言葉を濁す。まさか……。
「 おい! 」
「 ごめん。つい。日向に起きて欲しかったからさ。 」
バツが悪そうな顔をして、そう言う。これだから嫌なのだ、こいつは。
「 最悪。やっぱ、俺、お前のこと嫌いだわ。 」
「 えっ!? ……別れるって、こと? 」
眼鏡を外して、布団に戻る。というか、潜る。ぜってぇ、許さん。そう思っていると、本当にショックを受けたらしく、沈んだ声でそう聞いてくる。
「 るっせー。お前となんかそもそも付き合ってねえよ! 」
「 …………。 」
言い返しさえしてこない。……言い過ぎただろうか。そう思って、恐る恐る布団から顔を出すと、それに気づいたらしくふっと表情を緩める。
「 よかったあー。あ! ご飯食べるか。ばあちゃんが作ってくれたんだけど。 」
「 ……いる。 」
くそ。結局はこうなるんだ。どうやら俺はこいつのこの顔に弱いらしい。
( 急いで書いたので、ぐだぐだです。ちょっと無理矢理。一応、木吉の家に泊まった設定です。 )
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