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- 鬼灯の冷徹 白鬼
- 日時: 2015/02/14 10:40
- 名前: ラム肉 (ID: QdXVEKhj)
続きです スレッドが見つからなかった((orz…
翌日、鬼灯に注文された薬を作りながらふと思った。
もしずっとこのままだったら、もしずっと好きという気持ちを伝えられなかったら、僕はどうしようもなく辛いだろうか。
ボーッとして頭が思考を止める。何かがつっかえる。
白「好き…なんて言えないか…」
幸い溢した独り言は桃太郎には聞かれなかった。一寸法師宅に泊まりにいったのである。
来週鬼灯がまた薬をとりにきたら今度こそ隠さずに言う、白澤はそう心に誓った。…
来週
鬼「白豚さん、薬をとりにきました。ちゃんとできてるんでしょうね」
白「うん…出来てるよ…!」
鬼「どうしたんですか?真っ赤になってバカのくせして風邪でも引いたのですか?」
白「んなわけないだろ!あと僕はバカじゃない!」
(また隠しちゃった…でも決めたんだ!)
白「…ねぇ鬼灯…」
鬼「何ですか?」
白「僕の好きな人って知ってる?」
鬼「あなたにそんな人いるんですか!?」
白「…それはね…お前、鬼灯だよ//」
やっと言えた。やっと自分の気持ちに素直になれた。
鬼灯に、『好き』だとやっと言えたんだ。
鬼「………白…た…くさん?」
鬼「白澤さん…白澤さん…あなた…あなたはバカですね!私も…私も同じ気持ちでずっと素直になれなくて…あなたを見つけるとずっと目で追いかけてしまって…花街にいる白澤さんを見ると嫉妬して…」
白「鬼灯…!!」
まさか自分の好きな人が、同じ気持ちだったとは…
嬉しかった。涙が溢れてとまらなかった。
好きで好きでたまらなかった相手に好きって言われたんだ。
続く
1と3も是非読んでください!
パソコンで『小説別館カキコ ラム肉』で調べると出てきます!