BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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どんでんがえし!!【異世界にお邪魔します!】
日時: 2015/02/28 16:09
名前: 鹿崎たま (ID: JJibcEj3)

 同僚とその恋人の絶望した顔を見ながら死んだ主人公





 死んだはずだったのに、大きく変わった自分の体と性別





 自分の力をあげると言い、自分を食ってくれと請う瀕死のスライム





 目の前に居たのは水色で自分より何百倍も大きい竜





 魔物のゴプリン達と遭遇





 いつの間にかボスになったり、町を作ったり






 現代サラリーマンだった主人公。記憶を駆使して何とか頑張ります! (食的な意味で)





 
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 初めまして、鹿崎たまです。
 何度かこの掲示板で書かせてもらっているんですが、何とかくその名前が気に入らなかったのでリニューアルして書かせてもらいます。
 気軽に話しかけてくださいね!







==注意事項==





 貴方が見たかった方向に行かなくても見捨てないでください。
 この小説は主人公が異常に高かったカリスマ性と美貌を駆使して完全無双するお話です。もしかしたら新しい主人公を作って同時進行をするかもしれません


 作者は『これ結構良いんじゃね?』なんて考えながら小説を書いてます。ナルシストです。なので悪い所が気づきにくいです


 ちょくちょく修正するので、次見に来た時には大幅に内容が変わっていた! なんて事もあります。
 もしかしたら話自体が変わっていた! なんて事もあるかもしれません



 最初こそは少ないと思いますが、後々には登場人物が多いくなります



 ファンタジー系の小説を読んだ事が無いのでそこら辺の設定がや府や、名前が変、などなどがあります




 そもそもカップルがあまりいません。
 変なファンタジーだけがだらだら続きます。



 コメント下さい。出来れば評価アドバイスを思ったまま謙遜せず丸くせず書いて下さい。お願いします。



 タイトルの『どんでんがえし!!』はあんまし関係ありません!



 主人公と必ずしもくっつくわけではありません。くっつくのが遅いです。恋愛小説を書いた事が無いので遅いです。
 というかくっつかない…?



 種族はあまり気にしていません。ノマも出てくるかもしれないです















 今思いつくのはこれぐらいです
 大丈夫だったら読んでください。

Re: どんでんがえし!!【異世界にお邪魔します!】 ( No.1 )
日時: 2015/03/01 13:07
名前: 鹿崎たま (ID: JJibcEj3)

「それじゃ先輩、お先に失礼します!」

「おう、気を付けて帰れよー」



 先輩も気を付けてくださいねー と、手を振りながらルンルンで帰っていく後輩
 一瞬、何であんなに嬉しそうなんだと考えるが、そう言えばこの頃恋人が出来たって言っていたなと思いだす

 そういやぁ、今ここで恋人がいないのって俺だけだなー。まぁ、今月は忙しいから見つける暇もねぇしなぁ。そもそも俺恋人今欲しくねェし


 そんな事をぼやぼや考えながら机に向かうと、そこには山の様に積まれた書類があった



「ハァー…」



 それを見て思わずため息が出る。

 ため込んでいなかったのにこの量は何だ。
 と言いたくなるが、そんなこと考えている暇があったら手を動かした方が早い。
 それに量を見れば引いてしまうが、中身自体はそれと言って難しくないので苦労する事は無いだろう


 俺は気合を入れて、山の中の一枚に手を付けた













 山が平地に成り始めた頃、俺は伸びをし、周りを見渡す


 外はもう真っ暗になっていて、空には見え辛かったが月も見えている。
 壁にかかっている時計は10時近くを指しているのを見て俺はギョッとした。



「やべっ、もうこんな時間かよ!!」



 俺は急いで荷物を纏め帰宅する準備をする。
 ここまでやったんだからまた明日すればいいと書類を一つにまとめ少し大きめのビジネスバックに入れ、急ぎ足でオフィスもとい会社から出る。





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「くあぁ……、眠い…」



 仕事をした後はどうも眠くなる。俺は閉じそうになる瞼を閉じないよう真剣に目を開け歩いていた。



「あり、先輩?」

「んぁ? …あ、すずきか。ぐーぜんだな」



 頭がぼんやりしていると後方から良く知る声に声をかけられた。先に帰った後輩の鈴木だった。
 鈴木はさっきまで飯を食っていたのか居酒屋から出てきていた。

 もう一人、鈴木の後ろからアイツと同じくらいの身長のイケメンと一緒に



「……知り合い?」



 控えめに聞くイケメン君。それ俺も聞きたい。鈴木お前今日恋人と会うって言ってなかったっけ?



「あぁ、会社の先輩」

「ふーん…
 初めまして。橘 友樹(たちばな ともき)って言います」

「あ、どうも。鈴木の先輩の——です」



 意外と礼儀が良かったイケメン……橘さんは深々と頭を下げてきた。底まで下げなくても良いのに…



「なぁ、鈴木。お前今日恋人とデートって…… あ」



 そう言う事か。俺の頭が何かを感じ取った。


 鈴木は頬をぽりぽり掻き恥ずかしそうにこう言った




「えーっと、コイツがその恋人です」




 橘さんはギョッとして「何言ってんだよ!」と慌てて怒りまじりに鈴木を問いただす。
 鈴木は「大丈夫だって、この人なら」とあっさりした様子で言うと「何を根拠にそんな事いてんだよ!」と怒った様子で鈴木の頭をたたく橘さん


 何で喧嘩をしているのか分からないが、まぁ



「そうか。それはよかったな。鈴木は結構モテるから気をつけないといけませんよ、橘さん」



 俺がそう言うと橘さんはぽかんとした少し間抜けな顔をして、鈴木は「な? 言っただろ?」とドヤ顔をしていた。
 その顔に少しイラついた





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 その後俺達は帰り道が途中まで同じだったらしく一緒に帰る事になった

 俺も橘さんも最初は人見知りをしてあまり話さなかったが、鈴木のお陰でもうすっかり仲良くなった。






 鈴木がタクシーを呼んでくると言って少しの間だけ離れた

 まぁ、此処まででもう友人の様に仲良くなったので別に二人っきりになっても良かったんだが、離れる直前に鈴木が


「浮気しちゃ駄目だぞ! 先輩も人の彼女奪わないでくださいね!」


 と言い残し去っていった。
 俺と橘さんはヤツ(鈴木)をはっ倒したくなった。

 同性恋愛には偏見は持たないが、人の恋人を奪うようなマネはしねぇっつうの





「○○ん所も美味しかったっスよね」

「はい。お肉がジューシーでしたし、何より定員さんが気が利いててとても食べやすかったですよね

 あ、知ってます? あそこの定員さんの何人かが新しいお店始めてて前に行ったんですけど……」

「え、そうなんですか? 今度是非行ってみます!」



 俺達は食の話に花を咲かせている最中だった。
 どうも橘さんも食通だったらしく鈴木が離れて行った今も会話は弾んでいた



 にしても鈴木遅ぇな…


 鈴木が離れてから数分が立っていた。
 橘さんの携帯に「まだ捕まんない!もうちょっとかかるかも m(。≧Д≦。)mゴメンネ」と連絡が来たらしい。

 アイツ顔文字打てるんだな





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「あ」



 俺達はまだ食べ物の話をしていたが、途中で橘さんが何かを見つけたのがきっかけで話を切る事になった



「どうかしましたか?」

「いや、あれ……」



 橘さんが指さす方向には俺達よりも断然若い、まだ学生さんらしき少年が急ぎ足で道路を渡っていた



「うわ、あぶね……」



 少年はフードを深く被って、耳にイヤホンをかけていたから気づいていないのか信号や周りを気にしていない

 しかし今は結構込んでいた。そんな中を渡るなんて非常識、且つ一歩間違えば大事故につながりかねん行為だ


 橘さんはその少年を心配そうに見る
 俺も心配しながらそっと見守っていた











 だけどやっぱり危険な物は危険だった———





 少年に近づく大型トラック。
 二方どちらもそれに気づくことなく、徐々に徐々に距離が縮まっていく



 橘さんはそれにいち早く気づき、彼(少年)の元へ駆けよった





 ———嫌な予感がした




 どんどん距離が縮まる少年とトラック

 その二つに急いで駆け寄る橘さん




 そしてその橘さんに向かって走る俺









 ついにその時はやって来て、橘さんは少年を力いっぱい押し向かい側の道に投げ出された。少年は助かった。






 しかし押した橘さんは両足が固まった様に止まったままだった


 彼の顔も焦り、そして恐怖に歪められていた



「————!!」



 俺は声にならない叫びをあげ橘さんに手を伸ばした







 手には人の温かい温もりが残り、そして離れて行った。




 それと同時に俺の体に強い衝撃が駆け巡り、俺は浮遊したような感覚に落ち入り
 体を硬い地面に打ち付けた





 今度は橘さんが悲鳴を上げる番だった
 橘さんは必死に名前を呼んでいる様だったが、涙でよく聞こえない。


 その後ろから鈴木がやって来て顔を一瞬で真っ青にさせ駆け寄ってきた




「先輩! 先輩!!」



 イケメン二人がそろって何てヒデー顔してんだよ

 そう言ってやりたかったけど、どうにも力が入らなかった。





 あー、全身が燃えてるように熱い






「先輩! ねぇ、先輩!!」

「耳もとで………騒ぐな………」

「! 先輩!!」



 言った事が聞こえなかったのかとツッコみたくなるがこの際だ。置いておこう

 コイツはしょっちゅうウザかったが、やるときは誰よりも頑張ってくれた



 鈴木の後ろで壊れた人形のように目から涙を流す橘さん

 数時間前に会ったばかりだけど、とっても優しい人に出会えた



 この二人には、幸せになって欲しい。


 今日初めて知った二人の関係。初めて知った奴が何言ってんだって言いたくなるだろうけど。世間ではあまり認められなかったとしても
 それでもそう願わずにはいられなかった



 あー……娘や孫に見守られえ眠る様に死ぬのは出来なかったな。
 それに走馬灯?って奴も見てないし





 絶望した様な二人の顔が最後に












 俺は瞼を重く閉じた






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他のサイトでもこれを書く事になったんであっちの方にかかりっきりでこちらに投稿できないかもしれません


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