BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 恋飽症状
- 日時: 2015/03/14 02:01
- 名前: 兼紅 ◆1SluY64TBk (ID: jEJlOpHx)
初めまして兼紅と申します。
小説を書くに至って全くの初心者であり、また、アニメや漫画にも疎い私がスレ立てしました。
本当に小説初心者なので、分からない事や読みにくい部分が多くあると思いますが、気付いたら教えて下さると嬉しいです。
※また、私はとても飽き性、面倒臭がりな故に小説更新が遅れると思います。
ご理解の程宜しくお願いします。
- Re: 恋飽症状 ( No.1 )
- 日時: 2015/03/14 02:08
- 名前: 兼紅 ◆1SluY64TBk (ID: jEJlOpHx)
オリジナルBL「恋飽症状」
「橘 京太郎」・たちばな きょうたろう
本作の主人公。
鋭い目つきと不器用な性格の故、人に避けられる事が多い。
「芥川 千」・あくたがわ せん
穏やかで優しい性格。
しかし非常に浮気癖な故、彼女がいる上で京太郎を狙っている。
- Re: 恋飽症状 ( No.2 )
- 日時: 2015/03/14 02:43
- 名前: 兼紅 ◆1SluY64TBk (ID: jEJlOpHx)
一、芥川千の朝
「君が一番好きだよ。」
心にも無いことを口にして緩くウェーブ掛かった栗色の髪を梳いてやると、その子は誘うように吐息を漏らし、熱を帯びた瞳を僕に向けた。
女生徒の中でもトップクラスに食い込んで来る程度の美人ではあるが、馬鹿だなぁと思う。
「ねえ、本当に」
「ああ、本当さ」
「本当に、本当に私だけ?」
「当たり前だよ」
軽くリップ音を響かせ、頬にキスを落としてやると
やっと納得したように微笑んだ。
噎せるような甘い香りに少し気分を害しながら、僕は彼女を寝具に押し倒した。
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「おはよう、千君」
「あー、おはよう」
相変わらずの甘い香りを身に纏って、短いスカートを翻す彼女と朝の挨拶を交わす。
ああ、昨日避妊したっけ。なんて最低極まりないことを考えながら支度を始めた。
「あかり、今何時?」
「六時半。全然間に合うよ」
そういえば、今日は学校か。
頭と、腰辺りが重い。寝具に残った行為の形跡を見て、少し後悔した。
「あかり」はシングルマザーの家庭に育ち、母親は水商売をしている為、朝と夜は殆どと言って良い程、家に誰もいない。
まあ、性欲の処理に至って好都合ではある。
けど─
(千、大好き)
飽きたな。
「ああ、僕も」
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初っ端から千が大分最低。
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