BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 瞳の色を
- 日時: 2015/04/16 21:29
- 名前: 溝 (ID: 76h/ev1J)
どうもこんにちは。溝と申します。
わたくしアルドノア・ゼロが大好きで日々充実しております。
今回は伊奈帆くんとスレインくんの小説です。
- Re: 瞳の色を ( No.1 )
- 日時: 2015/04/18 14:01
- 名前: 溝 (ID: WgIzNCa0)
牢屋の重い扉を開く音。そして
伊奈
「スレイン」
冷たく小さな部屋に聞き覚えのある声。
またこいつだ。いつも通り読めない表情で。
"貝塚伊奈帆"。
今日も僕の向かいの椅子に座った。
何を考えてるのかは知らないが、
こんな風にこいつの気まぐれでたまにやって来られても、別にいい気はしないのだ。
僕もまたいつも通り、そいつの右目を軽く睨む。
スレ
「……お前も暇なんだな」
左目を抑えている黒は、なんとなく、見ないようにしている。
伊奈
「まぁね。」
軍人とはいえ、戦争がなければある程度の休暇があるのだろう。
ひとつ息を吐いて、視線を斜め下の机に戻す。こいつはここに来て、僕をチェスに誘ったこともあったし(もちろんやらなかった)、気象学について語りだしたり、卵焼きとかいう食べ物を持ってきて食わせようともした。(実を言うとあれはかなり美味しかった)
スレ
「…今日は何しに来たんだ」
伊奈
「別に 」
やっぱりな。定番だ。もう何回かこのやり取りをしているが、こいつはその事に気づいているだろうか。
そんなどうでも良いことを考えながら、さらに次の言葉を少し期待している自分にも気がつく。
…やめよう。
ついに脳がおかしくなった。ここでの生活が暇すぎるせいだ。
少しの間の後、貝塚伊奈帆は口を開いた。
「ちょっと君の目を見てみたいと思ってさ」
「…………は?」
とりあえずここまでで切ります。
※すみません、劇的な忙しさの襲来によって続きが書けそうにないです
せっかく読んでくれた方ごめんなさい。
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