BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 時代を超えた恋…
- 日時: 2015/05/14 01:46
- 名前: 都 良香 (ID: P8Iktffr)
登場人物
冨美咲 紗夜華(とみざき さやか)
・(主人公)現代から平安へタイムスリップしてしまう。
ある悩みを抱えているようだが?
・生年月日:12月25日(13歳)
・身長:155㎝
山部 赤人(やまべの あかひと)
・マイペースな少年
・詩を作るのが得意。(詩を作り続けているのには何か理由があるようだが?)
・生年月日:不明(13歳)
・身長:160㎝?
藤原 行成(ふじわらの ゆきなり)
・冷静沈着な正真面目少年、ある恋人がいたが?
・生年月日:12月4日(15歳)
・身長:166㎝
藤原 清輔(ふじわらの きよすけ)〈朝臣〉
・ちょっぴり泣き虫少年、父親と仲が悪いようだが?
・生年月日:7月17日(13歳)
藤原 定頼(ふじわらの さだより)
・ナルシストな人、少しお調子者のようだ。
・生年月日:2月8日(15歳)
・身長:167㎝
登場人物fin
- Re: 時代を超えた恋… ( No.1 )
- 日時: 2015/05/14 22:51
- 名前: 都 良香 (ID: TE05zDHq)
〈主人公目線〉
私はこの間の4月6日に中学生になったばかりだ。
勉強は良いほうでも悪いほうでもなく、顔は良くも悪くもない、いたってどこにでもいる普通な女の子だ。
そして今日は初めての校外学習に行くこととなった。
行先は…伊豆だ。そこは平安時代から今までずっと続いてきた町なのだと先生は事前に教えてくれた。
紗「ハァ…私、歴史苦手なのに…」
そう、私は歴史が大の苦手だ。しかも6年生の社会の歴史範囲はすべて間違っていた。
莉「まぁまぁ、見るだけで分かってくるところもあるよ!」
この子は山中 莉亜(やまなか りあ)ちゃん、私の唯一の幼馴染だ。
紗「うん、まぁみたところで私は何も理解できずに終わると思うけどね?」
莉「まったくもぅ!少しはやる気を出しなさい!」
紗「…莉亜ちゃんは頭いいもんね?」
そう、莉亜ちゃんは頭がいい。テストでは必ず90点は超えているし、しかも運動もできて性格も顔もいい、まさに…完璧ちゃんだ。
莉「私だってうまれつき頭が良いわけじゃないわよ?頑張って勉強をしたからいい成績が出てるの!」
莉亜ちゃんは努力家だ…。
それに比べて私は…
紗「ハァ、早く家に帰りたぁい!」
ダメ人間のお手本にもなれるような奴だ。
莉「んもぉ…」
莉亜ちゃんは大きく息を吐いた。
- Re: 時代を超えた恋… ( No.2 )
- 日時: 2015/05/17 03:40
- 名前: 都 良香 (ID: HFhWf.MU)
そして、箱根をぐるぐると探検しまわっていた。
莉「うわぁ!すっごいすっごぉい!」
莉亜ちゃんは興奮気味ただの野良猫までもすごいと評価している。
紗「……」
私は莉亜ちゃんから少し距離をおいて歩いている。
なぜなら、道行く人に変な目で見られているからだ。
莉亜ちゃんは一度興味を持ち出すと性格が別人のように変わる。
この前は黒い野良猫を一生懸命に口説いていた。
そうあの時はとても気持ちのいい日だった。…家の前で誰かの叫び声が聞こえるまでは…
?「うおぉぉぉ‼あなたと会えたのは運命だったのかもしれません!私にとってあなたは神様のような、いえ、それ以上の存在であります!」
とても大げさな人だと内心思っていた。
それ以前にこの声は聞き覚えのある声だったのでまさかとは思ったがとりあえず窓を開けてみたが…あれは正直見なかったことにしようと思ったくらいだった。
莉「あぁ!いい、そのまま動かないで下さいねぇ!」
ハァハァと呼吸を荒げ猫の写真を何枚も撮っている。
警察を呼ぼうかと迷ったくらいだ。
紗「……あのぉ、莉亜ちゃん?」
私の言葉は届いていないようで莉亜ちゃんの勢いは収まらない。
紗「……ハァ…おぉい、莉亜ちゃぁん!」
結構大きな声で叫んだのだが…
莉「君の毛並みは世界一さ!HAHAHAHAHA☆」
などとわけのわからないことを言っているだけで気づいていないようだった。
私は窓を閉め、玄関まで下り、そして玄関のドアを思いっきり開け放った。
バンッ!?と予想以上に大きな音が鳴った。
その音に驚いたのか猫はすばやく走っていった。
紗「え?あ、ごめん!」
私はとりあえず謝った。まさか逃げられるとは思わなかった。私は莉亜ちゃんを我に返らせるためにやったのだが…悲しむだろうか?…いやむしろ起こるのでは?…最悪の場合どっちも?と私は自分勝手に妄想を膨らませていた。
が、予想外の返事だった。
莉「……あれ?紗夜華いつの間に出てきたんだ?」
紗「…あ、えっとおはよう?」
莉「うん♪おはよう!」
何やら気にしていなさそうだ。
紗「あ…あの…」
莉「ん?」
莉亜がいつもと変わらぬ笑顔で振り向いた。
紗「…猫逃がしちゃってごめんなさい…」
私は頭をさげた。
莉「ね…こ…?…それがどうかしたの?ていうかなんで紗夜華が謝るの?」
…これは…あの酔っ払いが翌朝になると何も覚えてないよパターンではないか!
私はつい20秒前の私の謝罪を後悔した。
そもそもまずカルチャーショックの方が大きいだろう。
普段は優しくおしとやかな清楚な莉亜ちゃんがあんなに過激に変化してしまうとなると…そんなことを考えているとかるい眩暈をおこしたので私は家に戻った。
勿論莉亜ちゃんを家に帰してから…。
- Re: 時代を超えた恋… ( No.3 )
- 日時: 2015/05/17 04:00
- 名前: 律 ◆OWM3ENU9iE (ID: Ft4.l7ID)
これ、BLですか?GLですか?(´・ω・`)?
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