BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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ありったけの好きを詰める【BL、GL】HQ…etc
日時: 2015/06/15 20:22
名前: 刹那 ◆1ufIQobcmc (ID: fMHQuj5n)  

とにかく、自分の好きなものを書いていきます。

カゲプロとか、他にも色々好きです。

及川は右派ですが、左も好きです。
地雷もないです。
田中絡みのCPが地雷になりかけましたが。←

荒しなどはお断りですよ´∀`

では!

Re: ありったけの好きを詰める【BL、GL】HQ…etc ( No.1 )
日時: 2015/06/15 21:27
名前: 刹那 ◆1ufIQobcmc (ID: fMHQuj5n)  

黒研(研黒かも)
















コンコン、と軽く窓を叩く音がする。って言うのは嘘で。本当は、窓に雨が打ち付ける音がする。それは小刻みだけれど、パラパラパラって。
この音を聞くと落ち着く。…変かな。
別に変だって、思われたって構わない。人がどう思うかなんて、俺が決めれたことじゃないし。

そういえば、ここ何処なんだろ。暗い部屋に窓があって、ぽつりとこの部屋の隅に佇む誰か。窓を見ると、どうやら外も暗いようで少ししか部屋に光は射さない。
大分、目が慣れてきたのかな。部屋の隅に佇む誰かが見えてきた。自分よりは年下みたいだけれど、何処か懐かしいな。
まるで、昔の彼だな。












…昔の彼?





違う、あれは、彼じゃない。他の誰でもない。俺だ。
まだ、黒髪で、前髪も前が見えないくらい伸びきっている。自分って、他の人から見たら、あんなに雰囲気が暗い感じがするのか。多分、まだクロと会ってない頃の俺。






ガチャリと音が聞こえた。一見見るとドアノブすらも見当たらないこの部屋にガチャリと音が響いた。
昔の俺はその音を気にすることもせず、窓を見つめている。

「おーい」

幼いけれど、聞き覚えのある声。後にこの声が彼の声になるんだなと思う。
この声は、クロだ。クロの方を向こうとするが向けない。けれど、向いたところで無駄と言うことが自分にはわかっていた。
何故かクロの顔にモザイクらしきものがかかっているのだ。昔の俺には見えていても俺だけには見えないみたいで。

_______
続きます。


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