BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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いろんなアニメキャラでBLしてみた
日時: 2015/06/22 10:43
名前: バビロン (ID: 5kOzRZ6l)

どうも(´∀`)/
このスレは題名どおりのスレですね。
いろんなアニメキャラのBLをゆっくり書いていくだけのスレです。
書ける範囲のアニメはこちらです↓
ONEPIECE←ロー×キッド押し ロキド万歳
黒子のバスケ←紫原押し 緑高も◎
進撃の巨人←ジャンwといういじられキャラ
デュラララ!!←静雄押し 喧嘩人形w
七つの大罪←バン押し バンキンが一番
カゲプロ←クロハ押し 安定のゲス顔w
このくらいでしょうか。
まァ、たまにBLじゃない時がありますが、基本BLです。
上記のアニメなら書けますので、リクエストお願いします。自分はネタ不足になりやすいんです。

では〜…GOー(・Д・)→→

Re: いろんなアニメキャラでBLしてみた ( No.6 )
日時: 2015/06/22 06:05
名前: バビロン (ID: 5kOzRZ6l)

はい!よろしくお願いします!
緑高はいいですよね〜。さりげなく、ギャグ的なものが混ざってる感がw

是非、行かせてもらいます!
ではー

Re: いろんなアニメキャラでBLしてみた ( No.7 )
日時: 2015/06/22 06:55
名前: バビロン (ID: 5kOzRZ6l)

ONEPIECE ロー×キッド
【体温の話】

人の体温は、35度から36度までが平熱と言われる。まァ、37度代が平熱だという奴もたまにいるがな。基本的に、そのくらいの体温があれば、雪や氷は簡単に溶けてしまう。言わずも、そんなことくらい誰だって分かっていることだろう。
しかし、現実は小説より奇なりとはよく言ったものだ。
おれだって、この事実が分かるまで、雪はどんな奴の体温でも溶けると思っていた。
これは固定観念とか現実とか、そんなのがどうとかという問題じゃない。
それが、自然の摂理かと思っていたんだ。

「はァ…やっぱり、寒さには慣れねェな」
おれは雪原で、ある男と立ち尽くしていた。
赤い髪を逆立てた、まるでこの世界の悪魔かと思うような男。
ユースタス・キッド。
通称、ユースタス屋だ。
「そんなに細いから悪いんだよ。飯、ちゃんと食ってんのか?」
「悪いな。お前みたいなデブじゃねェもんで」
「ふざけんな!おれはデブじゃねェよ!!」
このとおり、軽くからかってみただけで、ご覧の通りの短気。
「雪、か…あんまり、おれは好きじゃねェんだ」
「…?寒いからか?」
「いや…雪つぅか、白いもんがあんまり好きじゃねェ」
おれは素っ気なく返す。
おれの故郷は白い町と呼ばれていた。
…それと。
「白?じゃあ、なんでこんなとこ来たんだよ」
「確かめにきたんだよ」
「はァ…?何を…」
おれの言動に疑問を持ったユースタス屋だったが、黙っておれを見ていた。
おれは、しゃがみこんで、雪を握る。
冷たい…。雪の温度が、手を伝わってくる…。
「何してんだよ…」
「よく見てみろよ、ユースタス屋。雪、溶けてねェだろ?」
おれは、閉じていた手のひらを開けてみせる。
雪は、原型を保ったまま、溶けずに残っていた。
「あ…雪が、溶けてねェ…だと…?」
「フフ…驚いたか?」
おれは笑ってみせた。
いや…いつか溶けるだろうと思っていたが…。やはり無理だったか。
「バカ野郎」
「うっ…!?」
ユースタス屋がそう呟くと同時に、おれはユースタス屋に抱きしめられていた。
「ユースタス屋…?何すんだよっ…」
「わざわざ何でそんなこと、おれに見せつけんだよ…体温がねェんだって…そう言いてェのかよ…」
「ッ…」
温かい。
こんなに体温を感じたのは、いつぶりだろう。
「体温がねェんなら、おれがいくらでも分けてやるっ…おれが、ずっとずっと…」
なんて奴だよ…こんな恥ずかしいことを言えるなんて…。
「ほら、雪、触ってみろよ」
「あ…?あァ…」
恐る恐る雪を掴み、握る。
「どうだ…?」
おれは手を開く。
そこには、原型をなくして水となった雪があった。
ユースタス屋は嬉しそうに言った。
「良かったじゃねェか。トラファルガー」

おれは死の外科医だ。
冷淡だの冷酷だの非情だの、とにかく残酷な奴だと言われている。
雪も、まるでおれを嫌うが如く溶けなかった。
おれが、冷たいから。
でも、ユースタス屋は違うと言ってくれた。
お前が冷たくなったら、いつでも体温を分けてやると。

もう、お前は冷たい奴なんかじゃないと。

Re: いろんなアニメキャラでBLしてみた ( No.8 )
日時: 2015/06/22 11:26
名前: バビロン (ID: 5kOzRZ6l)

デュラララ!! 静雄×臨也
【大嫌いな誰かさんへ】

いつか死んでしまう俺のために。
もう命が長くない俺のために。
大嫌いな君に手紙を送ろう。

「あなたの余命は3日です」
淡々と無表情な顔で告げられた余命。
まるで当たり前かのように。
「このまま、余命どおりに生きるか。それとも、延命治療をし長らえるか。それは、あなた次第です」
他人事だからだろうけど、こっちはとてもつらいんだ。
でも、
「延命はしなくていいや」
もう、退屈になった。

真っ白な壁に拳を打ち付けては、涙を流す。
人間が大好きで、いろんなことをやったけど、それももう飽きた。
人間以外のものが大嫌いで、いろんなことをやったけど、それももう止めた。
「俺でも、これはどうしようも出来ないんだよなぁ…」
俺には平和島静雄という、世界一、いや、宇宙一嫌いな奴がいた。
そんな奴に俺は手紙を書こうとしている。
「はぁ…何でこんなことしてるんだろ」
自分でも、何でこんなことをしているのか、訳が分からない。
でも、止めることも出来ずに、手紙に文字を書き込んでいく。
「ゲホッ…あっ、ヤベ」
咳き込んだ瞬間吐血し、手紙に血が付いてしまう。
「あちゃー…やっちゃったなぁ…」
「…まぁ、いっか」
俺はそれを見ていないこととし、文字を書き続ける。
なんだろう。手足が重いなぁ…。
あぁ、昨日夜ふかししたからかなぁ。
あれ、呼吸も辛いな…。
あぁ、窓を閉めっぱなしだったなぁ。
どうしてかな。頭が痛いなぁ…。
あぁ、室内温度が高いのかもなぁ。
「…出来た」
ミミズのような、力の欠片も感じられない手紙だけど、しずちゃんには、これで充分でしょ。

「おーい、静雄ー。手紙届いてんぞー」
静雄は上司の、トムという人に呼ばれる。
「あっ、マジっすか」
階段をかけ降りると、手紙を貰う。
「うわっ…字が汚ねぇ…」
目を細めながら、文字を読んでいく。
そして、その手紙を小さくたたみ、胸ポケットに入れた。
「ん?何処行くんだ、静雄」
「あ、ちょっと、病院に」
「病院?何でそんなとこに…」
しかしそこには静雄の姿はなく、「すぐ戻ります」とだけ言い残した。

「しずちゃんへ
やぁ、この手紙を見ている頃の俺はね。
多分空で天使と遊んでる頃だと思うよ(笑)
うらやましいでしょ。
でも、もしだ。
俺を殺したいんだったら、今すぐ来た方いいよ。
じゃないと、目の敵にしている奴が病で死んじゃうよ?
じゃ、待ってるよ。
君の大嫌いな臨也より」
「あのクソムシ臨也めっ…!!」
走る、走る。
大嫌いだと嘘をついた、アイツの為に。

『今日午前11時頃、東京都池袋の病院内で、折原臨也さんが…』

「待ってろよ…臨也…!」

素直になれてたらなぁ…。

Re: いろんなアニメキャラでBLしてみた ( No.9 )
日時: 2015/06/22 12:02
名前: バビロン (ID: 5kOzRZ6l)

カゲプロ クロハ×シンタロー
【暗闇の中に隠れて】

見えない、見せない、両目は塞がれた。
黒い目、赤い目、こっちおいで。
「さ、一緒に遊ぼうか」

何度も繰り返すこの人生で、何も恐れることはない。
アイツが死ねば、もう一度やり直せばいい。
アイツに嫌われれば、もう一度やり直せばいい。
アイツがいなければ、もう一度やり直せばいい。
…いない?
いやぁ、そんな訳ないだろう。
嫌われたり、死んだりすることはあっても、多少の食い違いがあっても、この壮大な物語の登場人物がいなくなるのはあり得ない。
そう…あり得ない、ハズなのに!
何で、アイツが、シンタローがいないんだ。
アイツは目をもたない奴だ。
いなくても、この物語に支障は起きない。
でもっ、オレにはアイツが必要なんだ…。
好きだ、でも、オレの物にはならない。
だから、オレがこの物語の中で遊んでいた。
「あぁ…何故だ、何処で食い違ったんだ…!」

暗い闇の中に落とされた登場人物…。
オレが助けてやるよ…。
もう一度、オレがあの物語へ…連れていってやる。
そしてまた、
嘆き、悲しみ、うめき、声を上げろ。
生まれ変われるんだ…素敵なことだろう?

「あぁ…嫌だ…消えたくない…っ。消えるのは嫌だ…」
地面に飲まれてく。
抵抗できない。
皆が、アイツが、オレを見ている。
あぁ…見るなっ…オレを見ないでくれ…!
「消えるの、は、…嫌…だ」

暗い闇に落とされた物語の想像主…。
オレが助けてやるよ…。
もう一度、オレがあの物語へ…連れていってやる…。
「誰だ…」
「さぁ?でも、お前なら、分かるんじゃねぇの?」
「…?」
「ま、分かんねぇんならいいけど」
声をかけた少年は、想像主に手をさしのべた。
「さ、遊ぼうか」
赤ジャージの少年は笑っていた。

Re: いろんなアニメキャラでBLしてみた ( No.10 )
日時: 2015/06/22 15:48
名前: 眼鏡っ子大好き (ID: ZRXKMdru)

バビロンさん!こんにちは!書けました!いつでも良いんで、来てみて下さい!話が短いですけどね…あと、ロキドとか静イザとかクロシンって美味しいですよね!分かります!その気持ち


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