BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 弱ペダとハイキューと暗殺教室小説置き場
- 日時: 2015/08/02 11:12
- 名前: 高ノ宮悠玻 (ID: g./NUPz6)
とりあえず開設。
書きたいときに書くので不定期に出てきます。
文才はないけどとりま頑張るつもりです!
取り扱いCP
弱ペダ
黒荒、荒黒、新黒、新荒、今手、真荒、真黒、てしくろ、泉黒、金荒
黒田と荒北受けなら地雷なし
ハイキュー
日向攻め、縁下うけ、影月、菅影
暗殺教室
前磯、磯前、千菅
前原と磯貝受けなら地雷なし
黒田と荒北
前原と磯貝についてはリバカプもありです!
- Re: 弱ペダとハイキューと暗殺教室小説置き場 ( No.4 )
- 日時: 2015/07/31 08:16
- 名前: ss (ID: LmekyLqy)
おぉ!すごい文才……
ありがとうございます!
続きがあるならなおさらありがとうございます!
- Re: 弱ペダとハイキューと暗殺教室小説置き場 ( No.5 )
- 日時: 2015/08/02 02:29
- 名前: 高ノ宮悠玻 (ID: 6MRlB86t)
とりあえず今俺がすべきことは真波か傷つけずに自分が持ってる思いを自覚させることだ。が、そんなことできる脳は俺にない。人に頼るわけにもいかない。だいぶ詰んでる気がするのは俺だけじゃないはずだ。本当にどうすればいいのだこれは。
その時、ある本が俺の目に飛び込んできた。
それは以前東堂に押し付けられた少女漫画である。『お前はもう少し女心というのを学べ!!』という理不尽な理由で。結局一回も開いていないままのそれを見て、突然ひらめいた。これをあいつに読ませればいいのだ。さっきも言った通り、真波の言ったことは少女漫画そのままである。だったら読ませて自分の思いを
少女漫画にリンクさせてやればすぐ解決するはずだ。うん、我ながらいい案だ。思い立ったが吉日ということで早速実行する。
「あー……ちょっと待ってろ、もうちょい考えさせてくれ」
「えー」
「えーじゃねーヨ!!……ほれ、これでも読んで待ってろ」
不自然にならない程度にポイっと投げて渡す。表紙めっちゃファンシーだったのは気のせいだ。多分。まぁ、これさえやっとけばあとは楽なもんだ。考えるふりしながら真波が読み終わるのを待つだけの簡単なお仕事なのだから。
「ちょっと、待ってください」
読み終わった真波が動揺した様子で言った。どうやら気づいたらしい。気づかない可能性もないわけではなかったが、ちゃんと気づいたようで安心する。……いや、安心もできないか。真波が動揺するということはめったにない。それなりにショックだったのだろう。ごめんな真波。お前が持ってる感情は本物の恋だヨ。
と、哀れみを含み見つめていたのも束の間、俺の世界が反転した。反転した先の視界には、見慣れた天井。
と、真波。
「は、ちょ、何してんのォ?!」
突然の事態に脳が処理しきれずにオレはテンパった。対する真波は何かがきっかりハマった表情で俺を見ていた。そして発した言葉は予想通りのセリフで。
「———————好き。荒北さん、好きです」
ギュウ、と抱きしめられる感覚。ただうわ言のように好きを繰り返すソイツに今、抱きしめられている。自覚させたら 一気に来た。無下にするわけにもいかないので抱きしめ返す。不快感は全く感じなかった。
暫くそんな状態でいたと思う。ふへへ、と笑い声が聞こえてきた。もちろん真波のものである。
「荒北さん、俺さ、今最高に生きてる感じする」
「そーかよ」
「………ねぇ荒北さん、俺と付き合う気、ない?」
「それはねぇなァ、お前の事そんな目で見たことねーもん」
「ありゃ、残念。……あ、じゃあじゃあ!!荒北さん惚れさせたらいいですか?」
……ほんっとグイグイ来んだけどォ……自分でまいた種だが少々厄介かもしれない。不思議チャンわけ分かんない。それでもまだ可愛いと思えるのは———後輩だからか。恋愛ではない。絶対に。
「別にいいよォ、惚れさせられんならなァ」
ついこんなこと言ってても恋愛感情では断じてない。
ヤッターとか言ってる真波が可愛く思えても恋愛感情では断じてない。
これじゃあほだされるのも近い気がするのだがそれは気のせいにしておこう。
とりあえず、一件落着。
……か?
End
ss様
こんな感じでございます。深夜テンションで文おかしいですがご了承下さいw
あと、文才は手嶋さんレベルなので……(つまり凡人)
- Re: 弱ペダとハイキューと暗殺教室小説置き場 ( No.6 )
- 日時: 2015/08/02 02:35
- 名前: 高ノ宮悠玻 (ID: 6MRlB86t)
雪阿様
新開兄弟×荒北さん受け付けました
遅くなりますがよろしくです(´・ω・`)
- Re: 弱ペダとハイキューと暗殺教室小説置き場 ( No.7 )
- 日時: 2015/08/02 18:00
- 名前: 雪阿 (ID: EX3Cp7d1)
お返事遅くなってすみません!
ありがとうございます、気長に待ちますので、ご自分のペースで書いてください。
応援しています。
- Re: 弱ペダとハイキューと暗殺教室小説置き場 ( No.8 )
- 日時: 2015/08/03 09:40
- 名前: 高ノ宮悠玻 (ID: BDyaYH6v)
リクエスト
新開兄弟×荒北【兄弟トライアングル】
※新→荒←悠 みたいな感じです。
今日、隼人くんがお家に帰ってくるらしい。隼人くんが帰ってくるのは久しぶりで、親も、当然俺もテンションを上げて待っていた。帰ってきたら、いっぱい隼人くんとお話しよう——————そう、すごく楽しみにしていたのだ。
だが、帰ってきた隼人くんは一人ではなかった。
どうやら特に親しい友人を連れてきたらしい。なんでもなんかの事情で心折れそうになった隼人くんをサポートしてくれた人なのだとか。正直俺はせっかく家族水入らずで話せる機会を奪われたようで、ちょっと邪魔だなー、なんて思っていた。隼人くん空気読めないからしょうがないという気持ちもないわけではないけど。隼人くんが連れてきたその人は、肌が白く、ひょろひょろした長身の人だった。
「えっ……と。家族水入らずのところすいません。」
「あ、いえ」
「そんなに遠慮しなくてもいいんだぞ、靖友」
「ッセ!!つか、てめぇが空気読まなさすぎんだよボケナス!!」
「えっ、だって楽しいほうがいいじゃないか」
「……」
ハァ、と溜息をつくその人を見て、あ、意外と常識ある人だと、好感度がちょっと上がった。で、隼人くんに巻き込まれたことにとてもとても同情した。哀れなり。
「靖友………さん?とりあえず上がってってくださいよーあと、俺には敬語使わなくていいっすよー」
「あっ、ウン、ごめんネェ?……お前の弟のほうがお前より大人な気ぃすんだけどォ……」
「ひどいな!!!」
ぷくっと頬をふくらませる隼人くん。……愛らしい顔だなぁ、うんうん
玄関先で話していると、両親が『早く上がってもらいなさい』と急かしてきた。そこそこ育ちがよろしいのか、靖友さんはご丁寧に靴を揃え、お邪魔しますと一言言って入ってきた。一方隼人くんは靴も並べずリビングに向かっていた。その分も靖友さんが揃えてくれた。……この人、嫁に来たら絶対いい人になりそうだな……
家に来て一時間、靖友さんの好感度がとんでもなく上がった。家族単位で。
なんというか、すごく気配り上手?お母さんがすごく絶賛していた。お父さんはお父さんで、靖友さんを聞き上手だと言っていたし。俺も俺で自転車の話とか、自分の趣味の話とか、すごく楽しく話していた。ほんといいお嫁さんになれそうな気がする。……そのたびになぜ隼人くんがドヤ顔するのかはわかんないけど。
続きます!
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