BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- ほのぼの系腹黒くん と 金髪優等生くん と 俺 の日常【創作BL】
- 日時: 2015/08/27 12:35
- 名前: 弓道子 (ID: xMHcN6Ox)
みなさん こんにちは! 弓道子と申します!
今回は 初めて創作BLを書かせていただくことになりました〜(*^_^*)
主人公は題名通り 男子3人の話になるのですが、多分 なかなか発展しないし
私が辛い話が苦手なので 日常系〜たまにBL〜 という小説になることと思います
皆さんに 喜んでもらえるよう頑張ります!
登場人物
名前 【河嶋 太陽/かわしま たいよう】
性別 【男】
年齢 【16歳】
容姿 【茶色の天パの短髪で前髪を赤いピンでとめている・目は黒色・制服は学ランの下に 夏ならワイシャツ 冬は真っ黄色のパーカー・168cm】
性格 【基本ヘラヘラとしていて明るい性格・ボケ担当が多いが 後の2人と一緒に行動するとツッコミになることもしばしば…・帰宅部だが運動神経はいい】
その他【題名の 俺 である。いちおう主人公】
名前 【光川 翔/みつかわ しょう】
性別 【男】
年齢 【15歳】
容姿 【白いサラサラな短髪・糸目でいつもは見えないが眼は黒色・制服は学ランの下に白で黒のワンポイントがついたカーディガン・174cm】
性格 【普通に生活しているときは ニコニコとして優しい丁寧な喋り方(でもたまに さらっと毒を吐く : 河嶋談)・四ノ宮 康太 が好き・冗談はすごく言う】
その他【ほのぼの系腹黒くん である。】
名前 【四ノ宮 康太/しのみや こうた】
性別 【男】
年齢 【15歳】
容姿 【金髪の短髪・いかつい目は黒色・制服はボタンをきっちり締める・175cm・全体的にヤンキー 】
性格 【見た目と裏腹にめっちゃ優しい・冗談などを本気にしてしまうことも多い・全学年の女子に人気・深く考え込んで見えますが ボーッとしてます系】
その他【金髪優等生くん である。】
- Re: ほのぼの系腹黒くん と 金髪優等生くん と 俺 の日常【創作BL】 ( No.1 )
- 日時: 2015/09/03 17:24
- 名前: 弓道子 (ID: xMHcN6Ox)
俺には 中学生からの親友が2人いる
1 俺の親友の生態『前編』
高校生活にも慣れ始めた今日は5月1日 今日が終われば待ちに待ったゴールデ
ンウィークだなぁ なんて思いながら俺、河嶋 太陽は学校へ歩いていた。
「あ、河崎くん おはよう」
角を曲がると ご丁寧に俺の名前を間違えながらこっちに笑顔を振りまいている
光川 翔がいた。
「光川サン 俺の名前もうそろそろちゃんと呼んでくれませんかね…… 河崎じゃ
なくて河嶋だからね!!!!」
光川は 中学校時代から俺の名前を間違えて呼ぶのが面白いらしい、俺もそれで
いいと思った時期もあったが まわりの奴らも光川のせいで俺の名前を完全に勘
違いしてしまう事件が起きていたので 本当にやめてほしい。
「冗談だよ冗談。まったく河嶋くんは硬いねぇ」
ニコニコとしながら ポンポンと俺の方を叩くと光川は「もうそろそろだから歩
こう」と言って歩き出した。(でたよ……光川超能力) 少し引き気味でそんなこと
を考えていると、そいつはくるっと後ろを向き 黒いオーラを出しながら「なん
か言った? 早く歩きなよ」と言った。怖っ……小走りでついていくと 曲がり角か
ら丁度 四ノ宮 康太 が出てきた。
「康太、おはよう」 「しのしー おはよ〜」
光川と俺が 挨拶をすると、しのしー はギロッとこちらを睨んで
「おぉ 翔、太陽 おはよう」
と言った。この方はあくまで睨んでいるのではなく 朝で眠いだけなんだよなぁ
金髪のクセしてしっかり学ランのボタンを上まで閉めている しのしー と楽しげ
に今日の昼食のことで談笑する光川を見ながら 俺は今日もしっかりと当たった
光川超能力について考えていた。
光川超能力とは、光川がしのしー の居場所を特定できるというものである。
その能力はたとえ 隣町に行こうと有効で 方向音痴のしのしーを見つけるのには
大変便利だが なぜそんなことができるのかは(聞いたら俺が後悔と恐怖に陥りそ
うなので聞けないので)不明である。
学校に着くと昇降口で 俺と光川はしのしーと別れた。俺と光川は1−A、1−
Eで少し教室が遠いのだ。俺は勇気を振り絞って 超能力のことを聞いてみた。
「え? なんで 康太のいる場所がわかるか? 」
「おぅ!! 」
暗い気分に、恐ろしさに浸らないように気合を入れながら聞く。
光川は少し悩んでから 教えたくないんだけどなぁ と言ってから話を進めた。
「呼吸の仕方 歩数 口ずさむ歌 バックが揺れる音……とかかなそれで判断してる
真似しないでね」
いや真似できるか
なぜ光川が照れるようなそぶりなのかわわからないが、俺はひとつ重要なことを
思い出した。
こいつが 異常なまでにしのしーのことが好きなことを
- Re: ほのぼの系腹黒くん と 金髪優等生くん と 俺 の日常【創作BL】 ( No.2 )
- 日時: 2015/09/03 17:53
- 名前: 弓道子 (ID: xMHcN6Ox)
2 俺の親友の生態『後編』
しのしーこと四ノ宮 康太は、以外と濃い人物である。
いかにも日本男児、人を寄せ付けず厳しい目つきの一匹狼という見た目である。
が、そんな事は無い。心から食パンを愛し 公園に1分でも動かずに立っていれば
野良猫が群がってくる あ、あと光川もか。最初こそ見た目の怖さに近寄って行
かなかったクラスメイトも今やおすすめのパン屋情報を交換する仲らしい。
そんな彼を廊下から凝視する男が一人、女子に人気の光川サンである。「ずっと
初めのまま過ごしていけばいいのにね クラスメイトたちも」爽やかな顔で俺に
言われましても…… 毎年聞いてるしなその言葉。奴も別にしのしーが他の人た
ちと仲良くするのはいいらしいのだが、昼飯の時間・登校 下校の時間でしのし
ーを取られるのは我慢できないそうだ。お、ということは俺結構 光川に認めら
れてるんじゃね? ありがたい……
ということで、光川がいないうちにしのしーに「光川、しのしーと昼飯食べられ
なくてスネてんぞ」と教えてやった。が、しのしーの反応は思っていたものとは
違った。鈍感ヤローしのしーは そうなのか? とか言うのだろうと思っているとそ
いつは真顔のまま「知ってる」と言った。「は? 」「あいつは たまに俺がそうす
ると 次の日パン買ってくれんだよ 俺と翔だけが知ってる隠れ家的なパン屋の」
今にもよだれを垂らしそうなキリッとした顔で 斜め上を向いているしのしーの
顔を見て俺は真顔になった。
訂正しよう。しのしーこと四ノ宮 康太は、以外と策士で濃い人物である。
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