BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 色々なアニメで書いていきましょう!
- 日時: 2015/09/05 21:29
- 名前: 黎哀 (ID: cYeSCNTQ)
- プロフ: http://ダイヤのBL
初めまして。黎哀です。
ここは、色々なアニメの小説を書いていくところです。
書いて良いのは
・ハイキュー ・ダイヤのA
・カゲプロ ・黒バス
・暗殺教室 ・東京喰種
・テニスの王子様 ・境界線上のホライゾン ・ぬらりひょんの孫
・オリジナル
……………等々。
他にもありますが、書けない…。
取り敢えず、BL、GL、NLなど、皆で書いていきましょう!
……………スタート!
- Re: 色々なアニメで書いていきましょう! ( No.1 )
- 日時: 2015/09/06 01:22
- 名前: 黎哀 (ID: vJF2azik)
- プロフ: http://ダイヤのBL
手始めに、ダイヤから。
亮春
「…………っ」
つぅ…。腕から赤い液が流れ、シーツに染みを作る。
「兄貴……………っ」
傷口を抑え、春市は呟いた。
亮介が出勤して5分も経たずに、春市はカッターナイフを手にしていた。
そして、手首に当て、切りつける。
「…………んっ」
どうしようも無い寂しさが、心地良い痛みに呑まれて薄れていく。
痛みが、血が、春市の不安と孤独感を忘れさせてくれる。
リストカット。
亮介と同棲してから、春市は一般世間でいう、リスカをするようになった。
原因は、亮介が居ないこと。
亮介は春市を養うため、会社に行っている。大手企業でもあり、休みは少なく帰りも遅い。
だから、長時間、亮介は家に……春市の傍に居ない。
其が、独りという孤独感と、亮介の居ない寂しさを掻き立てた。
不安で、寂しくて。行き場の無い感情を、春市はリストカットでどうにか抑えていた。
切りつけた時の皮膚が破れる感覚、鋭く、じわじわと広がる痛み。一筋の赤い血は、精神を安定させた。
寂しさと孤独感。形容出来ない不安が、其で紛れていく。
春市はふぅ、と息を吐いた。
最初は、こんなに兄に執着するなんて、思ってなかった。
兄は好きだったが、依存するまでとは…。
其ほど、亮介は魅力的だ。
弧を描く唇からは刺のような言葉が放たれ、その言葉は低く落ち着いた、それでいて滑らかな声を伴って耳に届く。その亮介の毒が、春市の心を揺すった。
変えない表情からは、なにも読めず、そのミステリアスなところに春市は惹かれた。意思の強い瞳も、どんな相手にも退かない所も。春市は大好きだ。
その亮介が、傍に居なくて、春市は泣きたくなる。
「はやく…………帰って、きて…。あに、きっ………っ、寂しいの…………独り……は嫌…。兄貴が居ない…………と、いゃ…………」
涙が頬を伝う。春市は涙を拭わず、身体を抱えた。
その時、春市?と自分を呼ぶ声が聞こえた。
低くて、滑らかで、耳を優しく包んでくれる、聞き慣れ大好きな声。
「何…してんの?」
「兄貴……………」
部屋のドアを開けた亮介は、冷ややかな笑みを浮かべ、其所に立っていた。
「早かったん……だね」
「………まあ、ね」
想い沈黙。亮介も、春市が何をしていたかは流石に察したろう。
亮介は静かに春市の隣に腰を下ろし、腕を掴んだ。力を込めて握る。
「………………っ!いた…ぃ」
春市が顔を歪める。だが、その中に喜びの色が有るのを、亮介は知っている。
「なんでリストカットなんかしてんの?」
「………………ぁにき……居なくて、さみ、しかった………から……ひとり…はふぁん………で…………」
春市の言葉を、亮介は頷きながら聞いている。
終わって、亮介はそっか、と呟いた。
「うん。放っといてごめん」
「…………………忙しいもん。仕方無いよ」
「けどな、春市」
亮介は春市を押し倒し、カッターナイフを手に取る。カッターナイフを春市の首筋に当て、ニヤリと笑った。
「……リストカットは…いけないよ…春市を傷付けて飯のは、俺だけだよ?春市を傷付けたなら、其が春市であっても許さない。分かった?」「うん…………分かってる」
そして、と亮介は続ける。
極力家から出るな。他の奴と必要なこと以外は話すな。視線を移すのもダメ。浮気したら相手を殺す、春市にはお仕置き。お前は俺のだよ?
離してやんないから。
と、色々言われた。
其は全て束縛。しかし、春市は其が心地良いと思った。
きっと、もう、戻れない。
自分達は堕ちたのだ。そして、沈んでいく。
汚れきった、清らかな愛慾の海に。
end
最初からお目汚し、失礼しました〜。
- Re: 色々なアニメで書いていきましょう! ( No.2 )
- 日時: 2015/09/06 16:34
- 名前: 黎哀 (ID: /yMGlo86)
- プロフ: http://ダイヤのBL
影菅
君は、泣いてる。
その細い肩を震わせて。
必死に嗚咽を堪えながら。
俺は、壊れそうなその儚い華奢な身体を、抱き締めたくて。
けど、出来なくて。
泣いてる君を、見てるしか無かった。
ごめんなさい。菅原さん。
何も、出来なくて。
ごめんなさい。
けど、俺は、貴方を
愛しています。
- Re: 色々なアニメで書いていきましょう! ( No.3 )
- 日時: 2015/09/08 19:10
- 名前: 黎哀 (ID: u6EedID4)
- プロフ: http://ダイヤのBL
カネキ……姫
月山…王子
月カネ
「姫様っ!」
トーカの怒声に、姫は恐る恐る振り返った。
「何をしていらっしゃるのです!?」「えっと……異国の本をですね………」
「いけませんっ!!姫!異国のものなど!」
「ですが………」
落ち込む姫……カネキを引っ張り、着替え室へと歩いていく。
今日は姫の婚約者を決めるパーティーがある。其は迚大切なことだ。跡取りなのだから。
しかし、カネキは行きたく無かった。
今日、必ず決めなければ為らないからだ。好きな人と結ばれたいのに…。無理矢理など、カネキは嫌だったのだ。
しかも、カネキは喰種。人間しか居ないのでは、と思い、不安があった。
「人の事なら御安心を」
トーカがカネキの心を見透かしたように言う。彼女もまた、喰種で有る。
「今回は喰種を集めております。人は極力入れないようにしましたので、どうぞ。ご自由にお選び下さいませ」
此はもう、逃げられない………。
カネキは観念し、水色と青のドレスに身を包んで支度を整えた。
続く
- Re: 色々なアニメで書いていきましょう! ( No.4 )
- 日時: 2015/09/10 15:33
- 名前: 黎哀 (ID: z5Z4HjE0)
- プロフ: http://ダイヤのBL
ん〜………………東京喰種のは不発で。何か書く気無くなっちゃいました。
ダイヤ 東春
「小湊」
東条の柔らかい声に、春市は振り返った。
桃色の髪がふわりと揺れる。
陽の光を受けて艶々と光る髪を、東条は綺麗だと思った。
「どうしたの?東条君」
春市は微笑みながら問う。その笑顔が、東条は大好きだ。ふわふわした、愛らしい笑顔。
「うん、あのさ……」
「?うん」
微笑のまま次の言葉を待つ春市。
東条は緊張もせず、穏やかな声で告げた。いま、一番言いたいこと。
「好き」
さあっと風が吹き抜ける。
長い髪から見えた瞳は大きく見開かれていた。
「…言いたかっただけなんだ。じゃあ………」
嘘じゃない。東条は返事を聞く気は無かった。
ただ、募る想いを伝えたかっただけだから。
去ろうとすると、背後から声が掛かった。
「待って!」
高い、優しそうな声。聞いてて心地の良い声だ。
「……僕も……僕も、東条君が好きなんだ………」
「………………え?」
振り返った東条に、春市は少し恥ずかしそうな笑顔で言った。
東条は理解して、思わず春市を抱き締める。春市は拒むこと無く背中に腕を回してくれた。
「ありがとう、小湊……いや、春市」
「うん………秀明」
春市の声が、耳を撫でる。
東条は体を離し、躊躇いがちに唇を合わせた。
此から始まる、大好きな人との日々を思い、東条は弾けるような笑顔で笑った。
end
- Re: 色々なアニメで書いていきましょう! ( No.5 )
- 日時: 2015/09/11 07:05
- 名前: 黎哀 (ID: /uGlMfie)
- プロフ: http://ダイヤのBL
………………思った。
まだ始めたばっかだけど〜…………。
ダイヤしか書いてないw(;・ω・)
僕ダイヤ好きすぎんだろwww
ハイキューとかも書かないと。
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