BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- ハイキュー!!BL短編集 【リク 感想 募集中!!】
- 日時: 2015/10/15 17:00
- 名前: 弓道子 (ID: xkLYJqiv)
なんか新しいスレ作ってみた!!!!!!
最近は『あんさんぶるスターズ』にもハマっているのだ☆
歌解釈小説多めでする
地雷はないからどしどし応募よろしくオナシャス!!!!!
- Re: ハイキュー!!BL短編集 【リク 感想 募集中!!】 ( No.1 )
- 日時: 2015/10/16 23:41
- 名前: 弓道子 (ID: gpnkGGUu)
【及影or影及】『ドレミ』
※aikoさんの『ドレミ』の解釈小説です。
部活終わりの公園で俺、影山飛雄はブランコに座り花占いをしていた。
「お、及川さんは俺のこと……すき、きらい、すき…………」
憧れを超えたその想いを止めることは、俺にはできなかった。今年で及川さんは
北川第一を卒業してしまうから、サーブを理由に及川さんと笑って話してみたか
った。でも、岩泉さんに向けているような笑顔を俺には向けてくれなかった。
何を言えば、何をすれば、及川さんは俺に笑顔を向けてくれるんだろう。
以外と花びらの枚数が多くて、持っていた花を投げ捨てた。「わっかんね」
そう呟いてカバンを持つと俺は公園から出ようとしたけれど、喉が渇いたから自
動販売機で何か買って行くことにした。国見がオススメしてたのってこのミルク
ティーか?そう思いながらボタンに手を伸ばそうとした次の瞬間、後ろから手が
伸びてきてサイダーのボタンを押した。
「ッ!?」
「これ及川さんのオススメ〜 残念だったね 国見ちゃんオススメミルクティー飲めなくって!!!!」
ランニング中だったらしい及川さんを見て、俺は口をパクパクさせていた。及川
さんはそんな俺を不思議そうに見ながら、サイダーを俺に押し付けて颯爽とラン
ニングを再開してしまった。大きく挨拶をしてからサイダーに口をつけるともの
すごい刺激が喉を刺した。
「!?!? ゴホッ!! ガッハッ……なんだこれ?」
パッケージを見ると『刺激が喉を刺す!! とびきりサイダー!!』と書いてあった。
向こうから及川さんの声がする。顔を上げると 綺麗なサイダーみたいな空気の
向こうに笑っている及川さんが見えた。いつもみたいな、黒い笑い顔じゃなくて
すごく、すごく……綺麗な笑顔だった。
「飛雄ちゃん! また明日ね〜」
「スッ!!!」
さようなら、またあした。
end☆
- Re: ハイキュー!!BL短編集 【リク 感想 募集中!!】 ( No.2 )
- 日時: 2015/10/16 17:05
- 名前: 弓道子 (ID: gpnkGGUu)
【兎赤】『正反対の僕らは・前編』
赤葦side
俺、赤葦京治は 不毛な恋をしていた。同じ部活の同性の先輩、俺とは正反対な
性格をしていて 憧れている、恋をしている。この想いをつたえようなんて無謀
なことはしない、そんなことをして避けられるくらいなら今の距離で十分だ。
「あかーし!! 」
昼食の時間、木兎さんが俺を迎えに来た。最近昼ご飯を一緒に食べるようになっ
て少し優越感を覚えていた。屋上で木兎さんと購買のパンを食べて部活の話をし
ている時屋上の扉が開いて女の先輩2人のうちの1人が「木兎〜ちょい来て〜」
といった後ろにいるもう1人の女の先輩はいまにも爆発しそうなほど顔が赤い。
あぁ、嫌だ、、行かないで、
木兎が軽く返事をして立ち上がる、俺に許可をとっていたようだったけど自分で
もどう返したかわからなかった。多分、わかりましたといったと思う。
1人になった屋上で俺はため息をつきながら空を仰いだ。告白だろうな……木兎
さん、付き合うのかな……そうしたら、そうなったら、想うこともダメになるの
かな………… 熱くなった目頭を押さえながら「期待させないでくださいよ…」
なんて言いながら笑った。
木兎さんが戻ってくるまでにパンを食べきってしまった俺は、ボーっと風景を眺
めていた。「赤葦くん?」そう呼びかけられて振り返るとそこには同じクラスの
女子が立っていた。「どうしたの…?」俺がそうやって言うと彼女は赤い顔でゆ
っくりと口を開いた。屋上のドアが少し開いて木兎さんが見えた気がした。
木兎side
「ごめん……俺いま部活に集中したいんだ」
女の子に告白された赤葦は、さっき俺が言ったセリフと同じことを言った。
内心ホッとしていたから、屋上から出てきた女の子の泣き顔は深く俺の胸に突き
刺さった。
赤葦ってモテんだな、まぁ俺も赤葦に恋してる中の一人だしなぁ…… これから
もし、赤葦に彼女ができたら なんて考えたことがなかった。ドアノブを思いっ
きり開けて、俺は決心した。
「赤葦!!!!」
驚いたような愛しい赤葦の顔が見える。
「好きだぁ!!!!!!!!」
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