BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 好きで、好きで。【BL、色々ジャンル詰め】
- 日時: 2015/11/02 19:43
- 名前: 一ノ瀬 (ID: Ga5FD7ZE)
どうも、一ノ瀬です。
大人の方で別名を使い活動しておりますが、此方も利用することにしました。
あまり堅いイメージは持たないで下さい。結構柔らかいです←
最近おそ松さんの一カラがブームです、、、が。
書けない為に今、勉強しております()
他にはハイキュー、カゲプロなどなど…。
主にハイキューが中心かもしれません。
宜しくお願いしますー。
- Re: 好きで、好きで。【BL、色々ジャンル詰め】 ( No.3 )
- 日時: 2015/11/02 22:08
- 名前: 一ノ瀬 (ID: Ga5FD7ZE)
国影 『強がりな君に』
「…また、泣いてる」
俺の目の前に居るのは、座り込んで泣きじゃくる影山。いつもの事だから慣れている。
本当は弱いのに、強がるもんだから。
独りになって、孤独で。それに耐えられなくなると、泣いてしまう。それの慰め役が俺だ。
小さく、けれど少し強く声をかける。
「もう、強がるなよ」
いつも言っている言葉なのに、届かない。何かがコイツの殻を作っているみたいで、それを割ろうとすれば、固い。固く、割れない。
「いい、いいんだ、俺、はっ、」
途切れ途切れに言葉を発する。途切れながらの言葉でも分かる。言いたいことが。
言うな、言わなくていいから。
俺は優しく背中を撫で、包み込む。
俺の方が低く見られがちだが、はっきり言うと俺の方が身長は高い。それもあってか、俺の腕の中にすっぽりと影山は入った。
「…なぁ、頼むから、強がるのはさ、やめよ?」
「なん、で」
「だって、」
俺が居るから。俺に頼れば良いから。
end
- Re: 好きで、好きで。【BL、色々ジャンル詰め】 ( No.4 )
- 日時: 2015/11/03 16:08
- 名前: 一ノ瀬 (ID: GudiotDM)
及国 『独占欲』
最近、及川さんの束縛が強くなった気がする。
女子のクラスメイトの電話番号を登録した時があった。何故か分からないけど、その日及川さんにいきなり携帯を取られ、電話帳見られた。特にやましい事は無かったし、見られても良かったんだけれど、及川さんが女子の電話番号を見た瞬間。
いきなり顔が変わった。及川さんじゃない誰かの顔の様で、その時は恐怖心を覚えた。
「これ、消してよ」
「え、何でですか」
「必要ないでしょ?国見ちゃんには」
そういって、及川さんはその番号を消した。
最初はこれが及川さんの愛の形なんだと、仕方ない、と。自分を納得させていた。
でも、この愛はだんだんエスカレートして、ついに納得なんてできなくなっていった。
ある日、クラスメイトの女子と話している所に及川さんは現れ、ちょっと国見ちゃん借りるね、といつもの愛想笑いをして俺を連れていく。
強引には見えないが、俺の腕を掴むその手には力が込められていて、爪が食い込むほどだった。
そして、薄暗い倉庫に連れこまれ、奥に追い込まれる。
「ねぇ、今の子、誰」
「誰って、同じクラスの…」
「もしかして前に俺が番号消した子?」
俺が言葉を返そうとする度に及川さんの言い方は強くなり、口調は崩れていく。
「及川さん、いきなり何ですか」
「何ですかじゃないよ!!!」
俺の言葉を遮るように及川さんは叫ぶ。
「………俺が居ればいいの、国見ちゃんには俺が居れば良いんだから。他の奴なんて必要ないんだよ」
及川さんの顔には涙が。でもその顔はにっこりと笑っていて。優しくて、恐怖を覚えさせる顔。
「……国見ちゃん。俺に嫉妬させないで?壊れちゃうよ、俺」
「っあ、及、川さん…」
優しく俺を抱きしめる。
暖かい。けど、怖い。この人と一緒に居るのが。
この人の愛は形が違う。形が違うせいで、こうなったのか。
嗚呼、そう言えばこの人は元々、欲が強い人だったか。
「…気付くのが遅いよ、英」
- Re: 好きで、好きで。【BL、色々ジャンル詰め】 ( No.5 )
- 日時: 2015/11/07 19:49
- 名前: 一ノ瀬 (ID: JIRis42C)
及国はあれでendです。
end付けるの忘れてました(汗
- Re: 好きで、好きで。【BL、色々ジャンル詰め】 ( No.6 )
- 日時: 2015/11/07 20:03
- 名前: 一ノ瀬 (ID: JIRis42C)
一カラ
「痛ったぁ!!」
「………」
またこれだ。
何もしてないのに、すぐ殴る。痛いったらありゃしない。
「なぁ、一松〜」
「…何」
マスクを外して俺を見る。ボサボサの髪をわしゃわしゃと掻いてめんどくさそうに俺の事を見る一松は愛想が無い。
「俺、お前になんかしたっけ…?」
「…何もしてないけど」
「じゃあ、なんで殴…っ!」
一松はいきなり手をグーにして俺に降りかざす。嗚呼、殴られるんだ、また殴られるんだ、と思っていた矢先。
手はそこでピタリと止まった。
「…顔を見せて」
「っえ…?」
腕で隠していた顔を見せる。すると、一松は深く溜め息をついて、俺の顔に触れた。
「な、何して…」
「……兄さん、泣いてる」
一松に言われて気づく。
そういえば俺、いつも殴られそうになるとすぐ泣いてるっけ。
「っな、それはお前が殴ろうとするから…!」
「泣き虫だね、兄さんは」
「な、泣き虫…!?」
一松がパーカーの袖でごしごしと拭う。少し手荒い。
「兄さんは、すぐ泣くから可愛いんだよな」
俺には聞こえないくらい一松は小さく呟いた。
end
- Re: 好きで、好きで。【BL、色々ジャンル詰め】 ( No.7 )
- 日時: 2015/11/10 19:18
- 名前: 一ノ瀬 (ID: n1enhNEv)
んー、ネタがないなあ。