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奴隷宣言—絶対、お前なんかに服従するもんか—
日時: 2015/11/15 15:26
名前: 音宮 ◆93nWkRSozk (ID: xqGPflk1)

こんにちは、初めまして。
なかなか更新しない音宮(おとみや)ですw

今回もゆっくりまったり全く更新しない期間もあると思いますが、よろしくお願いします。


さてさて、今回のストーリーですが。
生意気ノンケさんである桐谷彩都を服従させるという馬鹿な萌えないか萌えるかはわかりませんが話ですw


キャラクター紹介
桐谷彩都—Kiriya Saito
生意気で単純。現在25歳、新米教師として働いている。

Re: 奴隷宣言—絶対、お前なんかに服従するもんか— ( No.1 )
日時: 2015/11/18 17:39
名前: 時 ◆93nWkRSozk (ID: xqGPflk1)

プロローグ 奴隷になんかならない

やべぇ、今日はかなりの疲労を感じながらいつもの帰り道をたどっている。
俺、桐谷彩都は、高校の教師をしている。担当教科は国語だ。

「……あ、今日はあそこ、行ってみるか」

あそこ——俺のお気に入りの場所。風がいい感じにふいて満天の空が独り占めにできるんだよなぁ。
ストレス解消にはやっぱりいい景色だよ、景色と思いながらあそこへと向かう。

「ここ……」

数々の柵や障害物を乗り越え、俺は満天の夜空が見える木々に囲まれた秘密の場所に着いた。知っているのは俺一人だと思っていたけど、どうやら他にもいたらしい。

「……ぁ」

しかも俺は衝撃的な場面にも遭遇していた。その衝撃的場面というのは、
男と男が抱き合ってキスをしているという……最悪的かつ衝撃的な場面。
き、キスなんて他人のいや、自分もしたことない高度な恋愛的なテクニックで、彼女いない歴=年齢になってしまっている俺としてはなんか憎いっていうか……?いや男としたくないけど!


「……ふぁんっ、り、りくとさぁあん」

甘い声で夢中に受けている男がイケメン男の名前と思われる呼び名を呼ぶ。チラッとようやくこちらを見てくれたイケメン男は口をはなして、俺にいった第一声。

「何勝手に入ってんだ、坊主。ここは俺の領域、テリトリーだ、低能な駄犬」

爽やかとかかっこいいとか前言撤回。俺、こういうタイプ、苦手。
無理、てゆうかムカつく。

「て、低能……。そうかもしれないけど、あんたこそ、そのしょーこは?」

「正門の横に我妻って書いてあっただろ?それ、俺の名前、なっ?」

確認を求めるように受け男の顔を見て、

「はぁい、我妻陸翔様……」

受け男はイケメン男をうっとりと見つめながら答える。
うへぇ、あまったるい声……、気持ち悪。

「ほらな、俺は我妻陸翔、この家の持ち主。てゆうかそっちこそ、不法侵入で訴えるぞ」

それは、それは……

「困る、困ります!俺、なんでもしますから、訴えないでください!」

「ふぅん?なんでもねぇ……?」

にやついた顔で俺を見て聞き返す。
でもそんな顔をしていたとは俺は焦っていて気が付かなかった。

「はい!なんでもです!!」

だから訴えないでくださいと土下座をして言う。
だって訴えられたら教師としての立場がない。
でも次の言葉で顔面蒼白になった——




「じゃあ、俺の奴隷になってよ」

Re: 奴隷宣言—絶対、お前なんかに服従するもんか— ( No.2 )
日時: 2015/11/20 16:41
名前: 音宮 ◆93nWkRSozk (ID: xqGPflk1)

第一話 奴隷になったとしてもお前の奴隷はごめんだからなっ

「はぁああ!!?無理無理、絶対無理。俺はこう見えて教員だし、お前の奴隷なんてやってたら逆に絶対、通報される。悪いけど、他だったら聞き入れる」
断るどころか文句まで見事にすらすらと出てきた俺。
だいたい、教員だから通報されるとか裁判おこされるのが嫌なのに、奴隷だなんて。

「へぇ、教員。てゆうかお前の立場、分かってる?お前は不法侵入した鼠なんだけど」
勝ち誇った笑みをこぼしながらそういって、分かったなら俺のいう事聞けみたいなそんな態度をし、受け男の胸板を撫で始める。
ひ、人がいる前で……このクソ野郎……ッ。

「奴隷になれっていってるほうが犯罪だわ!てゆうか人が見ているところで気持ち悪い行為すんなっ!」


(一旦、ここで切り上げです)


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