PR
BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ごあいさつ
- 日時: 2015/11/16 12:54
- 名前: Edgar W. Ashton (ID: YgMlIjmR)
- プロフ: http://wingash28.wix.com/openpage#!blog/cmw9x
よかったらごひいきにお願いします。
- Snow Prince ( No.1 )
- 日時: 2015/11/24 10:26
- 名前: Edgar W. Ashton (ID: YgMlIjmR)
- プロフ: http://wingash28.wix.com/openpage#!Snow-Prince-Prologue/sfmal/5649548b0cf2708e001c8515
今年もまたこの季節がやってきた。
街は俄かに賑わいだし、店は赤や緑、白に彩られ、人は歌う。
そんな灯りに誘われて王子様はこの街に下り立った。
見るものすべてが輝いて見えて
何もかもが初めてのことだった
そう、彼と出逢えたことも
そしてあんな感情を抱くことも
空はあんなにも広いのに僕は本当に何も知らなかった
僕はあの夜輝く街の片隅で大切なものとであったんだ
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
雪は嫌いだ。クリスマスは嫌いだ。
そして、温かい感情は嫌いだった。
この季節になると外気よりも心の方が冷たく感じる。
冷え切った心を隠していつもの家路を歩く。
そのいつもの道で彼と出逢った。
雪のように白く、イルミネーションのように輝く
そう、それはまるで雪の妖精のような
そのとき、俺は嫌いだった冬に初めて恋をしたんだ
冷たく凍てついた俺の心を溶かす運命の”恋”
Page:1
PR