BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 酔っ払いたちが王様ゲームをするそうです
- 日時: 2015/11/29 16:41
- 名前: 黒 (ID: nA0HdHFd)
キャラ紹介
27歳、レイル 戌神
20歳、ファイ 死神
20歳、ルシアノ 死神
20歳、ソレン 戌神
20歳、ネクスト 戌神
19歳、アキスト 戌神
では本編へGO
レ「ネクの成人祝いに!乾杯!」
ファ「かんぱーい」
ル「かんぱいー!」
ソ「かーんぱーい!」
ネ「ウェーーイ!」
ア「俺酒飲めない」
こうして始まった飲み会。場所は戌達の家。
2時間後
ル「王様ゲームしようよ!」
ソ「ルッシーにさんせー!」
ネ「ほい割り箸!」
ル「ネクさっすがー!」
ー王様だーれだ!ー
ル「アタシが王様だ!じゃあねー…3番が5番とポッキーゲーム!」
ネ「俺5番!3番誰!?」←腐男子
ファ「………(汗)」←健全の神
ネ「先輩っすね!」
ファ「え、いや!ち、違うから!」
ル「ファイー上司(王様)の命令は絶対だよー★」←腐女子
ネ「先輩…俺に嘘をついたってなんの意味も無いっすよー…?馬鹿正直な先輩っすからねー…w」
ファ「お前なんで既にポッキー持ってんだよ!」
ネ「いつでもヤれるように持ち歩いてるんすよー」
ファ「お前最低だな!お、おい!何押し倒してんだよ!」
ネ「別に殴ったっていいんすよー…?」
ル「おいコラ。早くヤれよ」
ファ「え、ちょ…んぐぅっ!」
ソ「fooooooooooooooooooooooooooo」←腐女子
レ「おおおおおおおおおおおおおお!」←腐男子
ア「///////」←健全
ル「キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」←腐女子の神
ファ「んっ…んぅっ…うぅっ…ぷはっ…(涙目)」
ネ「先輩可愛い…」
ファ「はぁっ…お前…舌挿れて…くんなよ…」
ル「ファイ可愛いよっ!」
ファ「写真撮らないでくださいぃぃぃぃいいいいっ!」
ア「腐った兄ですいませんでしたぁぁぁぁぁあああああああっ!」
ファ「土下座すんじゃねぇぇぇぇええええ」
一旦切ります
- Re: 酔っ払いたちが王様ゲームをするそうです ( No.1 )
- 日時: 2015/11/29 20:13
- 名前: 黒 (ID: nA0HdHFd)
仕切りなおして2回目
ー王様だーれだー
ア「あ、俺か。んじゃあ…3番が逆立ち」
レ「このメンバー全員逆立ちできるし朝飯前だろ」
ネ「おっ(また俺だ)」
ア「えー…じゃあ…(俺が3番と言ったとき、兄さんは微かに反応した。つまりあの腐れ兄は3番と言うことになるな…)
じゃあ、3番は俺にビンタされる」
ネ「(はめおったなァァァァァァああああああああ)」
レ「はいネクストアウトー」
ア「行くぞ」
ネ「ちょ、まっ…グフゥっ」
ファ「めっちゃいい音してる…」
ル「うわー痛そーだなー…」
ソ「次いこーや」
3回目
ー王様だーれだー
ソ「私だ!」
ア&ファ「(嫌な予感)」
ソ「1番と3番がディープキス!」←心が読める腐女子
ネ「うっし!1番だ!」
ア「うわぁああああああああっ!最悪っ…!死にたい…」
ネ「よーし行くぞぉ!アキ!」
ア「こっちくんな変態」
ネ「変態ですが何か?」
ア「あああああああああっ!ファイ先輩ぃぃぃぃっ!た、助け…!」
ファ「悪いな。ルシアノ様に止めるなと言われてるんでな」
ル「♪」
ア「酷いですよぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
ネ「ほぉーら覚悟しろぉーw」
ア「ま、待って…ちょっと、マジで…!うむぅっ!」
ル「よっしゃああああああああああああああああああああああ」
ア「ひはぁ、いれらいれぇっ…(舌入れないで)」
ソ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
ファ「うわぁ…ないわぁ…」
レ〈トイレ行った〉
4回目
ー王様だーれだー
レ「俺か。5番、物まね」
ル「物まねかぁ…できるかな…」
ファ「ふふっ…」
ソ「なんでもう笑ってんのw」
ファ「ちょ…思い出し笑い…」
ル「じゃあ行くよ。お、お前はっ…!」
ファ「wwwwwちょwww腹いてwwwwぶふっww」
ソ「wwww」
レ「へーw」
ネ「www」
ア「はは(棒)」
ル「どやw」
5回目
ネ「俺だー。じゃあねー…(今変態発言をしたらアキのビンタを食らうかもしれない…ここはエロく無く、恥ずかしい命令でいくべきだな。まずは番号を探るか)
じゃあ2番前屈」
ソ「えー…余裕過ぎてつまんないよー…」
ネ「3番、タンスの角に小指ぶつける」
ル「ムリでしょー…痛いじゃん。やりたくない」
ネ「4番、物まね」
ア「さっきやったし、つーか俺できない」
ネ「えー…文句ばっかりー…じゃあ4番、今までで一番失敗した事ー」
ア「えぇぇぇぇ…マジでぇ…えーっとなー…16のころにさ合唱コンクールでピアノ弾いたじゃん。その練習の時にさ、調律が狂ったまま弾いちゃってめっちゃ恥ずかしかった…///」
ネ「(可愛いよぉぉぉぉぉぉおおおお)」
こんなかんじで成人祝いは終わった。
- 死神の不運 ( No.2 )
- 日時: 2015/11/29 23:04
- 名前: 黒 (ID: nA0HdHFd)
ファイ視点
「おはようございます」
「おはよぉ…よくもまぁ、こんな早い時間にシャキっとしてられるねぇ…」
大して早い時間でもないのに俺の上司「ルシアノ様」は大きなあくびをした。
「早いって…もう9時ですけど…」
「だって寝たの4時だもん…眠いに決まってるじゃん…」
なんだってこの方はいつもいつも夜更かしするんだか。部下はどんなに仕事や書類が溜まってても11時には寝ないといけないし、10時からはゲーム機やケータイ、音楽を聴くのも禁止になる。
なのに上司は夜更けまでネットやらゲームやら音楽やら…特に真夜中に耳障りな音楽を大音量で流すのは勘弁して欲しい。
「はぁ…とにかく、早く朝ご飯食べちゃって下さい…今日は溜まりに溜まった書類を神死神様に提出しないといけないんですから…」
「何枚溜まってんの?」
国語辞典を数冊重ねたくらいの高さがある紙切れの山は50枚ごとに区切りがある。
「50枚が5組あります。250枚です」
「はぁ!?何それふざけてんの!?」
「いや俺はふざけてないです」
ふざけてるのはむしろルシアノ様の方だと。
「今日中に100枚は書いて神死神様に提出してください。終わらなかったら大天使様に言いつけます」
「ああああ!お姉ちゃんには言わないで!全部終わるまで監視するよあの人!」
どんだけ必死なんだよ。つーか溜めるなよ。
「じゃあ今から取り掛かってください。俺は用があるんで」
「何?用って」
「ネクに呼び出されてるんですよー。でも何でかは言ってくれないんです」
ネクは俺の高校時代の後輩。一生ニートで生きる。とか言ってたけど今はちゃんと働いている。週2で。
「じゃあ行ってきます。じゃあ、大天使様。お願い致します」
「分かったわ。ファイくんも礼儀正しくていいわね」
こうすればルシアノ様は逃げられない。少し悪い気もするが、自分でここまで溜めたのが悪い。
魔界を出て約10分間飛び続けている。この黒い悪魔のような翼はかっこいいと思う。
ネクが住んでいる家のインターホンを押す。
≪はーい≫
「あ、ネク?ファイだぞ」
≪うーっす。今開けまーす≫
「どうぞー」
スタイリッシュモダン、というのか。オシャレな三階建てだ。一人暮らしには広すぎるだろ。
「邪魔するぞ」
「どうぞー。あ、ジュース持って来るんでソファーに座っててください」
コイツは変に気を配る。言葉は一切気を配ってないがな。
「どうぞーコーラでいいっすか?」
「おう、サンキュ」
暑いだけあって俺は一気に飲み干した。
「はぁあ…うめぇ…」
「それはそれは。よかったっすよー
「でも何か…ここクーラー付けてんの?暑くねーか?」
ネクのほうを見ると、怖いくらいにニコニコを微笑んでいる。
「そりゃあ…入れましたから」
「は?何を?」
「BI★YA★KU」
ネクはポケットから白い粉が入ったビンを取り出した。
「び、媚薬…!?うわっ!」
俺はネクに押し倒された。何を考えてやがんだコイツ。
「ふざけんな!離せよ!」
ジタバタと暴れてみるが、俺よりも身長がでかく、力も圧倒的に強い。
「暴れたって無駄っすよー?先輩、力ないし」
俺は魔界では何千人もいる死神の中で力は強いと言われていた。屈辱だ。自分より年下のやつに弱いと言われるなんて…。
「んだと…?弱い…?テメェいい加減にしっ…うむっ!?」
口の中に熱い何かが入り込んできた。それはアイツの舌だという事が瞬時にリ理解できた。
「んっ…ふぁっ…んあっ…ぷはっ…」
「先輩って…感じやすいんすね…」
「っ!」
ネクの言葉に顔が熱くなるのを感じた。拳に爪が食い込むほど強く握り締めている。
「この…野郎っ!!っあ!?」
今までに無いくらい強く力を入れた拳で殴ろうとしたが、ネクのでかい手に止められた。
「先輩ってほんとーに力ないんすねー」
ソファーの横にある凹凸を利用して逆立ちの体制をとり、後ろへ重心を倒す。そのまま階段を上り三階のベランダから逃げようと思った。
三階に付いたのはいいがベランダへの道(窓)が板で硬く閉ざされている。
「自分から逃げ場の無いとこへ行くなんて…まぁ…こっちとしては好都合ですよ…」
いつもの無邪気な笑顔とは別に二タァっと笑った顔に恐怖を覚えた。
そのまま壁に追いやられ、かんっぜんに逃げ場を失った。
「目的はなんだよ?」
これでもかと目つきを悪くして自分より少し高い位置にある赤い瞳を睨む。
「目的っすかー…うーん…先輩を泣かす。ですかね」
「ふざけてんのか…?俺は死神だ。こんなことして、ただで済むと思うなよ…?」
怒りがワナワナと込み上げてくる。今なら神死神様を倒す事だって可能だ。
「いいっすねー…その表情…でも、俺の好みは泣き顔っすから…」
「俺を泣かすなんて100万年早ぇよ」
怒りが頂点に達し、切り札(寿命をなくす)を使おうとしたら
「あ゛っ!?」
急所を下から蹴られ涙が出そうになる。
「うっ…ぐあぁっ……」
一旦切ります
- 死神の不運 ( No.3 )
- 日時: 2015/12/02 06:51
- 名前: 黒 (ID: nA0HdHFd)
ネク視点
「ネクっ…うあぁっ…何…して…ひうっ…」
「何って…先輩が可愛いからっすよー?」
先輩は可愛い。急所を俺の膝でぐいっと持ち上げるとまた可愛い反応をする。
「い゛っ…たい…おろ…して」
綺麗な緑色の目から次々と大粒の涙が溢れた。
「これで…いいんだろ…っ…早くっ…おろせよっ…」
Page:1