BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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おそ松さん BL小説
日時: 2015/12/03 15:15
名前: 豆雨 (ID: MYJPyXYE)

初めまして。豆雨まうです。

おそ松さんのBL小説…(BrotherLove小説ですね(笑))を書いていきます。

CPいろいろなので、地雷有る方は注意してください。
R18とかは無いと思います。
基本ハッピーエンドです。
切ないのは書きたくても書いてて辛いハピエン厨です←
多分書きますが切なすぎるのは私が耐えられないので(笑)

おそ松さん好き是非。
「やっと来たかいカラ松girls…ふぐぅっ」
「ちょっと黙ってくんない」
「一松…蹴ることないだろ…」
「うるさい」

《目次》
・次男の兄は一人だけ【おそカラ】
・言ってはいけないことですか?【トド→十】※9話ネタバレ注意※


次男の兄はひとりだけ【おそカラ】 ( No.1 )
日時: 2015/11/30 00:27
名前: 豆雨 (ID: MYJPyXYE)

*おそカラ前提*

「一松に殴られた」

部屋に入ってきたのは、頬を真っ赤にして涙目で震えるカラ松だった。
手にはいつものサングラスと、ぐしやぐしゃに散った真っ赤な薔薇の花束を握りしめている。
「……何やったんだ?」
俺はカラ松を横に座らせて聞く。
「…サングラスして…薔薇の花を…持って町で歩いてたら…」
「偶然出会った一松に殴られたと」
「………」

涙をこらえるカラ松の頬に手を当て、冷やすか、と言う。
「そのままじゃ痛いだろ?」
するとカラ松の瞳から、大粒の涙が溢れた。
「うぉぁ!?カラ松、泣くなって〜」
急いで氷水とタオルを持ってきて、カラ松の頬にあてる。
その間にもカラ松の瞳からは涙がぼろぼろとこぼれ落ちる。
「ほらほら、よく家まで我慢したよ」
こんなに真っ赤に腫れているのだ、かなり思いきり殴られたのだろう。
「いちっ、ひぐっ、いちまつがっ…なんで、ひっ、おれなんもっ…ぇぐっ」
「よしよし、一松には兄ちゃんからよ〜く言っておくからな」
俺の胸に顔をうずめて泣くカラ松。
その頭を、ぽんぽんと撫でた。

こんなとき、兄で良かった、と思う。

いつも責任がつきまとうし、面倒みなきゃいけないし、歳なんかみんな同じなのに。
長男っていうポジションは好きじゃない。
だけど。

だけど、君のたったひとりの兄でいられるなら。

カラ松が長男だったら、責任やら何やらに押し潰されてしまうだろう。
しかし、ひとり兄がいるだけで甘える相手ができるのだ。

カラ松は、俺が居なきゃ潰れる。

そう考えるとこの長男ってポジションがとても素晴らしいものに感じる。

「カラ松、いつでも泣きに来いよ」


君がこうやって泣きついてくれるのが、嬉しくてたまらない。


「ありが…」ちゅ。
顔を上げたカラ松にふいうちのキスをする。
唇と唇が触れるだけの優しいキスを。

「………!!!?えッ…!!!」
「大好きだぞカラ松〜!!」

お前の兄貴は、ひとりだけ。

そう思って、カラ松を抱きしめた。

言ってはいけないことですか? ( No.2 )
日時: 2015/12/02 23:03
名前: 豆雨 (ID: MYJPyXYE)

*おそカラ後書き*
期末テストあったので後書きがかなり遅れました←今テスト中ですよ(((
兄さんしてるおそ松書きたかった。
カラ松はおそ松にだけ甘えてたら可愛いです(#´ `#)


次はトド→十の片想いになります。
■アニメ9話のネタバレです。注意してください。





十四松兄さん、彼女なんかいたんだね?

僕はどうしたら良いかな?
…とっても酷い話だけど、あの子居なくなっちゃえ、って思ったりするんだ。

・*****・*****・*****・*****・*****・*****

あの日、十四松兄さんに彼女がいるってわかったあの日。
僕が夜一人で泣いていたのを、誰も知らないだろう。
となりの兄さんたちにばれないよう、布団の中小さくなって。

あの子なんかより、僕は……


気がつけば、好きだった。
馬鹿みたいな兄たちの中で、十四松兄さんだけは許せたりした。
何故だろう。
別に兄さんがまともな訳でもない。
というより、もはや狂人のレベルじゃなかろうか。

だけど。
頬を赤らめたその表情は、見たことのないもの。
新ネタだって、一番に見るのは僕たち兄弟だったのに。
あの子は、ひとりじめ出来るんだ。

やだな、いやだな。
兄さん行かないでよ。

僕の兄さんなんだ。
あんな子に渡さない。

わかってる、普通じゃないんだ。
『あの子と兄さん』で正しいんだよ。

でも。
兄さん、兄さん、僕はね。

居なくなっちゃえ、なんて思うよ。
ごめんね。


そして、雨の降るその日に。
黄色い傘は項垂れるように傾き、手から滑り落ち。
ただ見ていることしか出来ない僕は、なんともいえない感情を押し潰すしかなくて。


そして、ビールも飲まないまま走り出した背中を、ただ呆然と見ていた。


それでも、まだ、追いかけるの?
もう、会えないのにさ。

知ってるよ、知ってるんだ。
でも駄目なんだ。

あの子が居なくなったのが、
僕には『良いこと』になっちゃうよ。

Re: おそ松さん BL小説 ( No.3 )
日時: 2015/12/15 23:46
名前: まんじゅう (ID: LI/icqd3)

失礼します

一松推しのまんじゅうです!

豆雨さんの小説、美味しくいただきました(^р^)

リクおkですか…?


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