BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【戦国BSR】家幸を置いてくだけ
日時: 2016/01/26 07:14
名前: key ◆4JUfxaQUro (ID: PY/2rZoc)

家幸の沼から抜け出せず、Rも普通にいける私。なのに他は友情の延長線しかいけない。
そんな家幸患者が家幸短編みたいなのをちょくちょく置いていく。

言いたいこと:だから誰か家幸仲間を呼んでくれェエエエエエエエエエ

※注意※
・成分:家幸100%!!
・基本二人がメインなので他キャラの出番がナニソレオイシイノ状態かも
・文才ってなんだっけ?
・投下は気ままにマターリと

基本ageだけど目障りだったら容赦なくsageしろや!!って言ってね!!

以上おkならゆっくりしていってね!!

もくじ

月を見上げて(本編)  >>3
月を見上げて解説と小話 >>4
時雨(本編)      >>5-7
時雨解説と小話     >>8
さよならの糸      >>9
さよならの糸解説と小話 >>10
気になるんです。    >>12
解説と小話       >>13

さよならの糸 ( No.9 )
日時: 2016/01/16 00:51
名前: key ◆4JUfxaQUro (ID: Ouicm1PF)

※氏ネタだよ!
※ココクンノシリアル…ゲフンゲフンシリアスだよ!

_______


血に塗られて、動かないままの将。部下には、その将の首を取らせなかった。

眠っていて、揺すれば再び起きてきそうな彼は、もう息途絶えてからしばらく経っていた。

____大阪夏の陣。彼は、その戦で英雄の名を知られる男となる。

……名を、真田幸村と言った。

眠る彼に近づく者が、一人。

「……真田」

いつもの明るく陽気な声は陰り、曇っていて静かに響く。

徳川家康。江戸幕府250年の礎を築き上げた人物として、人々に知られる男。

護衛も何も着けず、家康はたった一人で幸村に会いに来た。

神社の片隅で眠る幸村に近づくと、ひざまづいて頬を撫でてみた。

冷たく固い感触が、命無きことを静かに知らせる。

「……ごめんな」

「伝えることがあって、来たんだ」

家康は幸村に語りかける。

「ワシわな、お前が羨ましくて、お前を好敵手と見ていた。」

幸村は何も答えてはくれない。

「だから、お前を東軍に入れたかった。いつか、お前と一緒に戦ってみたかった。」

____けれどそれは、過ぎた願い。

幸村の体を抱きしめる。彼が生きている間には、出来なかったことを。

「お前といつか、平和な世で話をしたかった。暖かな日向で、二人だけで。」


「何もない、平和な日々を見せてやりたかった……!」

静かに、家康の頬を、暖かいものが伝う。

ぽろぽろと落ちていく涙の粒は、何も伝えてはくれない。

「幸村、ワシはな」

「お前が、好きだったんだ」

生きている間には言えなかった、秘めていた想い。

もう返事を聞くことも、抱き締め返して貰うこともできはしないのだ。

そのとき、どこかから、幸村の声が聞こえた気がした。

『某も、ずっと家康殿を想っていたのでしょう』

冷たいはずの幸村の体が、少しだけ暖かく感じた。

家康は静かに、こう告げた。


「____さようなら」


糸を切るように、家康は幸村から手を離す。

けれど、想いだけは、繋がったままだったのだろう。

さよならの糸解説とこばなし ( No.10 )
日時: 2016/01/16 00:57
名前: key ◆4JUfxaQUro (ID: Ouicm1PF)

生きている間に系が好きすぎてやってみたら書いてる途中で私が泣いた。
それを愛猫が舐めてくれた。更に泣いた。

救いが無さすぎるので学園でなかよくやってってほしいなぁ。


ところで、学園での家幸って公式じゃあまり出てきて無いんですよね……

…………ダァンッッ!!

それで、2の戦国の方を見るんです。

竹千代時代の家幸、ゴロゴロ出てくる。


この差ってなんですか(威圧)

ちょっとこばなし ( No.11 )
日時: 2016/01/21 23:14
名前: key ◆4JUfxaQUro (ID: PY/2rZoc)

よく某\マンメンミ!/のゲームをするんですが、BASARAでやったらどうなるのだろうかという妄想が止まらんです。

政宗の場合、六爪はさすがにシューター×6は辛いのできっとスピナー×2で補助だと思います←
幸村は普通にスプラシューター×2。
三成はなんかガロンで虐殺してて欲しい←
家康はー、……(ちょっと待ってブキ持てなくね?)

……仮にスプラトゥーン2が出るとして、アシストキャラとして出るんでいいんじゃないかな(遠い目)

話変わるんですが、とある動画を見てから真のRA★SU★BO★SU★が家康にしか見えませんorz
もしもBASARAのRPGが出て、家康がラスボスならば……

天下がとある悪者に統一されてしまったという噂が流れ、それを倒すべく、プレイヤー達は立ち上がります。
きっと前半は(薬ネタで)医者の立ち位置で仲間だと思います。で、時々ふらふらどこかに行くことを強調させておいて。
後半に差し掛かると家康が急に居なくなるんです。
それでプレイヤーと他の仲間たちは王様ラスボス倒し兼家康探しをするんですよ。
それでみんなが隠された王様の基地を見つけ、きっとここに家康が居るわ!と乗り込んで。

その最奥、“玉座の間”と呼ばれる薄暗く広い空間に、家康はいるんです。

家康は銀色だかの反射色の床に倒れた無数の屍の中心に座っていて、何かをぶつぶつ呟いてると良い。
それで家康が捕らわれていたと勘違いしたプレイヤー達は、家康に近づいて。
けれど途中で足が動かなくなります。

見れば家康は黒いものを纏い、笑みを浮かべていました。

プレイヤー達はここで直感的に感じるんです。
家康は今までずっとその悪い王様だったことを隠していたこと。
時々どこかへ行ってしまうのは、ここに戻って王としての仕事をするためだと。
そういえば家康は、薬の調合や手当などでしか協力していません。ならば、王様としての圧倒的な力なんて安易に隠せてしまいますよね。
家康は黒いモノを操り、そして己の拳を使ってプレイヤー達をとことん追い詰めて来ます。
きっと一撃で体力を半分削るぐらいの攻撃はかましてくるでしょう。

倒せたら、家康が纏っていた黒いモノが消えてゆき、家康は正気を取り戻します。
結局天下は家康のものとなりますが、プレイヤー等他武将達の意見を生かした、良い国へと生まれ変わっていくHAPPYENDで。

倒せなかった場合、プレイヤー達は敗者として歴史から名を消されてしまいます。
彼らを覚えているのは、王を除いて誰もいない……的なBADで。

気になるんです。 ( No.12 )
日時: 2016/01/26 00:29
名前: key ◆4JUfxaQUro (ID: PY/2rZoc)

「……むぅ……」

いちごオレに刺さるストローから口を離し、幸村はため息混じりにそんな声を出した。
いつもの明るい顔はどことなく落ち込んでいる。

「どうしたの旦那。やっといちごオレ止める決心着いた??」

珍しく悩み事のあるような顔をする幸村に、前方に座る幼馴染みの佐助はニヤニヤとしながらそんなことを聞いた。

「いちごオレは好物だ、止める訳ないだろう」

「ん〜子供だねぇ〜」

「っな……!」

飲み物がいちごオレで何が悪いのだ、と今すぐにでもとびかかろうとする幸村に佐助はけらけらと笑う。

「じゃあ何があったのさー、またグラウンド覇権のアレ?」

「違う」

「んー、じゃあサッカーでうまくいかない」

「違うっ」

「武田先生がぎっくり腰になって今日からしばらく休みなのを知った」

「ちが……ってそうなのか!?」

「えっ聞いてないの真田の旦那!?……えっとまぁそれは置いといて……
 うーんと、勉強がうまくいかない!」

「違うっ!」

「えぇええぇじゃあ何!?俺様このくらいしか浮かばないよ!?」

「浮かばなくて良いのだッッ!!」

佐助の言葉に素早く幸村は反応した。

「旦那がこんなに隠し通すことなんて無かったのにっ……俺様泣いちゃうっ……!」

手で顔を覆い泣くフリをする佐助を幸村は華麗にスルーする。反応がない。

「ちょ、少しは付き合ってくれても……って、旦那?おーい?」

少し目を話した隙に、幸村の視線が佐助の後方に向いていたのが分かった。

佐助がくるりと体を半回転させて後ろを見るが、特に幸村が気になりそうな人物は居ないように思える。

「……や……の……」

「……矢野?矢野って人が居んの?」

佐助の質問に幸村は首を横に振った。

本当に誰なんだと佐助は?マークを浮かべながら、昼食を口に運んだ。

「……やす……」

「……やす?」

少し前屈みになった際に聞こえた幸村の口からは、確かにそう漏れていた。

『やす』と聞けば佐助の脳内にはポンッと一人の人物が浮かんだ。

改めて後ろを見てみると、確かにそこにはフードの着いた制服が目立つ、彼の姿が見えた。

きっと幸村が捉えていた人物はその人で合っていると思う。

「徳川の旦那がどうかしたの?」

何気ない佐助の質問に、幸村は顔をぼっと赤くした。

「……きっ、聞くものじゃないぞ佐助ッ!!」

「……?」

照れ隠しにか、がつがつと昼食に手を着ける幸村を佐助は不思議そうに眺めていた。

(もしかして……いや、流石にない……よね、うん)

脳内を颯爽と駆ける思考を振り払い、佐助はカフェオレを口に含んだ。

気になるんです。解説と小話 ( No.13 )
日時: 2016/01/26 00:41
名前: key ◆4JUfxaQUro (ID: PY/2rZoc)

幸→家も可愛くてキューンするのは私だけなのだろうか……
そう思いながら書いておりますた……
佐助は情報収集の為にきっとアッー♂系もちゃんと理解しているから、だからきっとそういう思考も必ず生まれると思うのですよ……
ていうか、佐助ってねらーそうですよね←←←←


ところで、たまに幸家の方を想像してムヘヘ^p^しているのも私だけなのだろうか……

幸→家状態で幸村が『某の気持ちに気づいてくだされ』的なこと言って家康押し倒して肝心の家康は!?状態なの凄い……美味しいです……

そんでもって幸→←家で普段攻めに慣れてない幸村の頑張ってやる攻めをですね……
三成の(憎しみ的な)攻めを受けてて手慣れたもんな家康が笑顔で受け止めるというのも……すごおい(略した)


Page:1 2 3



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。