BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 本音 *にゃんにゃんとみなみちゃん*
- 日時: 2016/01/16 19:45
- 名前: ちぃぴす☆ (ID: aOQVtgWR)
「辞めたら付き合いも終わるんでしょ?」
ファーストレディーをやらせてもらっているあの番組でこんなことを聞かれた
「そうなりそうですね」
なーんてその場のノリで返した言葉。
なわけないでしょ…
「卒業」 その2文字を見るたびに思う。
あなたは私の愛を感じてくれているのだろうか。
いつもの3人でのラジオ収録
ちびのあいがいるから楽しい。いつもは。でも今日は違う、考えすぎてるんだよね…
「にゃんにゃん、今日なんかテンション低いやん」
へったくそな関西弁で私のことを心配してくるあいつ。
「たかみなのせいでしょー」
そんなことを言うと
「ええ?うちなんかしたっけ…」
なんて。困ってる顔も可愛い///
「んん…よくわからんかったけどごめん…」
「たかみなは鈍感だからなー」
隣で暇そうにしていたみぃちゃんが言う
「気づいてないのたかみなだけじゃない?」
今までテレビでどれだけ 好き と言ってもらったのだろう…
すごく嬉しくて、でも素直になれなかった自分がいた
本当はウワベだけなんじゃないかって、本当に愛してくれているのかって心配になる
私の口のから出ていた言葉は嘘なんかでもウワベなんかでもない。
「 私はたかみなのことが好きなの。誰だって好きな人のこと考えるでしょ?」
「え…?にゃんにゃんはうちのこと好きって思ってくれてるの?両思いってこと…?」
「そう。」
「だって、にゃんにゃんいつもうちのこと嫌ーって言ってたもん」
「ほんとに嫌って言うわけないでしょ? 気づけよー 鈍感。」
「う、うちもにゃんにゃんのこと好きだよ?」
「知ってるしー」
もう少しだけ素直なれるように、もう少しだけあなたへの愛が届くように。
もう少しだけあなたに本音を言えるように、がんばらなくちゃね…