BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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私の気持ち 【GL】
日時: 2016/01/18 19:09
名前: ちぅな (ID: aOQVtgWR)

ーねえ、私の気持ち受け止めてくれますか?





「はぁ…」
今日は久しぶりの女子会。なのに気分が乗らない。だって陽加、あいつのことを考えてしまうんだもん。

「ちょっと、陽加ー!またため息ついてんじゃんどうかしたのー?」
優香は頼もしくてヤンチャで可愛いんだけど、こっちのスイッチが入ったときはダメ。なにがなんでも探ろうとしてくる。
「あ、大丈夫だって。来週のテスト嫌だなーって思ってただけ。」
「ふーん」
なんとかごまかしたみたい。
「恋わずらいなんじゃないのー?笑」

もう…茉莉花まで、いつもは美人なお姉さんなのにこうゆう話になるとノってくる。めんどくさいんだから。。

「そんなんじゃないってー!バカにしないでよ2人とも!!」

…そんなんなんですけど。あいつのことばっかり気になって、恋わずらいだよ…!


『美人だし、スタイルいいし、可愛いし、自分が男だったら絶対お嫁さんにしたい!!』
なんて言ってくれるあいつ。こっちがどんな気持ちでいるかも知らないで…

まぁ、陽加も素直じゃないんだけどね。この間だって、お酒の勢いで「好きー」なんて言ってくれたのに「ちょっとー!気持ち悪いー」なんて言ってしまった。あいつはいじられてばっかだし、茶番の1つでしかない。

でも、ほんとの意味の 好き じゃなくてもしっかり陽加も気持ち伝えればよかったなんて思ってる。

「ちょっと、陽加ー?聞いてるー?ねぇ、ほんとに大丈夫?」

「うん、ごめん!用事思い出したから帰るね!!」

「え!待ってよー!陽加ー!?」

あいつのこと考えてばっかりいるうちに陽加の身体はとうとうあいつのところへ向かっていた。


**************
ピンポーン

勢いあまってインターホンを2回押しそうになった。

「はーい。」
案の定、あいつは家にいた。陽加、ここまで分かるようになっちゃったもんね

ドアがひらくのと同時に駆け込むようにしてあいつの部屋に入る。

「南海、ちょっといれて!!」


南海 side

愛猫と一緒にテレビを見ていたら、インターホンが鳴った。誰だろうと思いつつ、ドアへ向かう。
「はーい。」
ドアが開いた瞬間誰がいるのか分かった。あの甘〜い香り、私の大好きな彼女、陽加。

やっぱり、綺麗… なんて見とれていると、ドアをつかまれ強引に部屋に押し倒された。

「え、え?まって、、陽加!!」

「あ、ごめん…」

澄んだ瞳、プルプルした唇、陽加にならなにされてもいいと思った。

「あ、えっとね。その…南海に伝えたいことがあって、それで、急いでて…」

「ここ、寒いでしょ?中、入ってよ…」

やっぱり好きな人を家に入れるのは緊張する。

「ねぇ、南海。」
少しの沈黙のあと、陽加が呟いた。



「私ね、南海が好きなの!友達とか、そうゆう好きじゃなくて、えっと…」

「両思いじゃん。私も陽加のこと好きだもん」

絶対、顔赤くなってる。だって私こうゆう事恥ずかしすぎて言えないし。。

「それなら…」
ごちゃごちゃ考えている間に陽加の顔が近づいてくる。

あっという間に私たちの距離は0になった。

「んん…ちょ、、くるし……」

はじめは軽いキスだけだったのにどんどん深くなっていく。

離したときには銀色の糸が引いていた

「私、もう離さないから。ずっと南海の隣にいるから。」














女子会?そんなもの興味ない。陽加はあなたと朝まで過ごしたい…

ずっと私の気持ちを伝えていたい。




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