BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

世界は君の掌に。【現パロ・戦国BSR】
日時: 2016/03/01 00:06
名前: key ◆4JUfxaQUro (ID: zqYgzlpX)

調子乗って作ったったよ2作目をさっ←

なんか家幸の長編書きたいなーって思い立ったんです誰かぶん殴ってください

現代ヤスゥ×戦国ユキィって良さそうなんだ。
私は誰も見たことのない未知の世界の扉を開けるんだ。

文才はないよ\_(・ω・`)ココ重要!

もくじ

Re: 世界は君の掌に。【現パロ・戦国BSR】 ( No.1 )
日時: 2016/03/01 22:40
名前: key ◆4JUfxaQUro (ID: zqYgzlpX)

淡い紅色の桜の花は葉桜になり、そろそろ季節は夏へ向かおうとしている。

春の暖かな気候のお陰で、頬を撫でる風は柔らかで優しかった。

穏やかで夢に見るような、春のとある日。

土曜日の補習が終わり、ようやく日曜日という至福が訪れる故か、自宅へ向かう足は普段より軽い。

少年の名は徳川家康。普通……と信じたい、男子高校生。

普段の学校では陽気でしっかりとしたお兄さんタイプな彼であるが、日曜日が訪れる喜びは万人共通なのだ。

住宅街の片隅、彼の自宅であるクリーム色をした壁の家の鍵を開けて、中に入った。

「ただいまー……」

誰も居ない自宅に家康の声だけが木霊する。

それもそのはず。両親は家康が高校に入ってからと言うもの、よく長期の出張に行くことが増えた。

我が子なら一人暮らしだって出来るだろうと任せた結果が今の彼の性格を形成した、と言っても過言ではない。

返ってこない返事に少し寂しくなりつつ、家康は家に上がった。


……はずだった。

リビングに向かおうとした直後、何かの……落下音だろうか、鈍い音が家中に共鳴する。

しかもその音の元は二階から____つまり、自分の部屋だった。

荷物を玄関に投げ捨てて半ば暴走状態で自分の部屋に向かう途中、家康はありとあらゆる原因を模索していた。

自分の部屋は決して散らばっている訳でもないし、落下してもあれほどまでの轟音を出すような物は置いた覚えもない。
それなら強盗だろうか。だが、窓は南の道路側にしかないため、
そこそこ人の多い住宅街ではあるのでとっくに通報されているはずだ。

どんな推測を立てようが、あのような音を出せるような結論には全てたどり着けなかった。

結局は答えを見るしかない。そんな焦りの気持ちもあってか、家康は部屋へのドアノブを強く引いた。


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。