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銀魂 BL 山崎退受け
日時: 2016/04/05 20:12
名前: ビニール袋 (ID: TiVvIMad)


色々迷ったんですけど、書くことにしました。
どんだけ暇人なんだって感じですね。

同時並行で黒子のバスケも書いて行きます。
両方とも、お付き合いいただけたら幸いです。
カマチョなんでどんどん声かけてください!

内容は、山崎が鬼兵隊に潜入捜査する話です。結構マイナー何ですけど、よければご覧下さい。

Re: 銀魂 BL 山崎退受け ( No.1 )
日時: 2016/04/06 04:37
名前: ビニール袋 (ID: TiVvIMad)


いつからだろう、こんなにも人目を気にするようになったのは。

いつからだろう、誰かに必要とされているという確証が持てないと、身動き一つ取れなくなってしまうようになったのは。

いつだってそうだった。
一人じゃ何も出来やしないくせに、他人に何かを預けるのが怖かった。
自分で与えることさえしないのに、誰かに求めることが当たり前になっていた。

そして

こんなどうしょうもない俺に唯一居場所を与えてくれたのが、真選組だった。

これ以上とない幸せだった。

でも——————

あの時俺達は無防備だった。
いつまでもこんな時間が続くと信じていた。


自分の選んだ人生には、分かれ道すら存在していなかったことに気づくはずもなかった。

Re: 銀魂 BL 山崎退受け ( No.2 )
日時: 2016/04/06 14:22
名前: ビニール袋 (ID: YxUxicMi)


*****

雲一つない青い空に、真っ白な洗濯物。

———完璧だ!

これこそが芸術と呼べるのでは無いだろうか。シンプルかつ飾り気のない素晴らしい色合わせ。

真選組屯所の連中はいくら洗っても汚れが落ちることはないだろうが、洗濯物は別だ。あんなガヤガヤうるさい連中でも、整った衣服を着れば幾分か小綺麗に見えるだろう。

といっても、自分もその騒がしい連中の一員であり、その連中が好きでたまらないのだから仕方がない。

副長からはどやされるけど、今の生活は賑やかで楽しいばかりだ。

……まぁ、綺麗な事ばかりでも無いのだけれど。

監察の仕事は長く勤めてはいるが、やはりというか、どうしても慣れることが出来ないことはあるわけで。

今でさえ、人の血を見ることは正直得意ではなかった。言い方はおかしいけれど。

「おい、山崎。」

ひと通り洗濯物を干し終えると、後ろから突然に声をかけられた。

「副長!?どうされましたか?」

いきなりの上司の登場に心底驚いていると、副長はいつもとは打って変わった神妙な面持ちで言葉を繋げた。

「ちょっと来い。」


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