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- 花おつること知る多少【おそ松さん】
- 日時: 2016/06/16 22:45
- 名前: アルぱか (ID: OypUyKao)
アッハァ↑
テスト期間中なのに何ひとつ勉強してないよ!
また新しいのを作ってしまった。
もう!アイデアがどんどん浮かんでくるのさ!
なのにネタがない。
わっけわかんねぇ、、、
設定↓
おそ松
鬼。人間を食べる。妖怪も食べる。なんでも食べる。一松が大好き。
カラ松
人間。妖怪、妖が見える。一松にあってから一目惚れして、一松大好き。
チョロ松
神様。日々天界から世界を見守っている。
一松は自分の嫁決定。
一松
猫の妖怪。妖を狩る、消す、殺す、妖怪。
なんか知らんがモテる。
十四松
鬼狩り。鬼狩る人。人間と妖の間。
取り敢えず天使。一松大好き。
トド松
鬼。おそ松の右腕。情報量半端ない。
一松大好き。あざとい。
うん、ワケわからん。
更新ヤバイけど、よろ。
ネタ尽きたらコメントちょうだぁぁい!
- Re: 花おつること知る多少【おそ松さん】 ( No.1 )
- 日時: 2016/06/17 22:44
- 名前: アルぱか (ID: MgJEupO.)
「ふっ、では行ってくる、マミー」
「行ってらっしゃい。」
今日も元気に挨拶して学校へ行く。
突然だか、おれカラ松は妖怪、妖が見える。
「ねぇねぇ、君オレ見えてる?」
急に、妖怪でも妖でもない奴に話しかけられた。
これはどうしたらいいんだろうか……
「だめ、そいつの言うこときいちゃ。」
"ちりん"と鈴の音がした。
ハッとして上を見る。そこには
男とは思えないキレイな肌をした男が立っていた。
「こいつ、鬼だから喰われるよ?」
鬼。こいつは鬼なのか。
「きみさぁ、急に現れてなんなの?せっかくこいつ食べれると思ったのに。」
食べれる。と言ったかこいつは。
「ね?こいつはなんでも喰うの。だから、」
こそっとオレの耳元で鈴の男は言う。
「見えてないふりして、走って学校にいきなさい。」
言われた瞬間走り出した。
幸い学校はすぐそこだ。
「ほんっとなんなの?きみ。」
「鬼がなぜここに?」
「つか、きみキレイだな。よく見るとかわいい!」
「なぜここにって聞いてんだけど。」
まったく会話が噛み合っていない。
「ちっ、鬼狩り呼ぶよ?」
「それだけは勘弁!殺される!」
「殺されろ!」
なんだこの会話は。
「はぁ、今日は見逃す。けど多分神様がみてるだろうし、完璧に誤魔化せるかわかんないから。」
「やっさしぃ!」
「早く行け。鬼。」
「最後に名前だけ教えて!」
「……松」
「え?」
「一松!数字の一に松」
「マジで!?オレおそ松。名前似てるな!」
そんな会話をしていたらビュォォォと風が吹く。
「…チッ、おそ松だっけ。早く行って。」
「わかった!また会おうな!」
そう言っておそ松は一松の元を後にした。
「一松、もう帰ろう?」
そう言って、神様━━━━チョロ松は一松に言う。
「……うん。」
そう言って2人は霧の中に消えていった━━━━
- Re: 花おつること知る多少【おそ松さん】 ( No.2 )
- 日時: 2016/06/18 19:59
- 名前: アルぱか (ID: y36L2xkt)
「ハァハァ、…っ、ついた…。」
カラ松は、あのまま全速力で学校まで走ってやっとついた。
鬼。
初めて見た。新しいジャンルだ。また、これからも見るかもしれない。気を付けなければ。
「よー!カラ松おはよう!」
「あ、あぁおはよう。」
……………………ん?
どっかで聞いた事がある声。たしか、今日聞いた、
あの、こ、え、
「やっほぉ!やぁっぱ君オレの事見えてるよね!」
「…………………ダッシュ!」
カラ松は走った。また、全速力で。
「えぇー、せっかくまた会ったんだよ?あ、食べられるって思ってる?大丈夫大丈夫!もう食べないからさぁ!」
それでも、カラ松は走り続ける。
「まだとまってくんないの?」
鬼は宙に浮いたままプウッと頬を膨らまして言う。
「オレさぁ、力無い人間に下手な真似したくないんだけど。」
その言葉を聞いてカラ松はやっと止まる。
「お!やっと止まってくれたぁ!」
「………何かご用で?」
「ん?あぁ、あの男の事だよ。」
あの男、鈴の男の事か。
「オレさぁ、あの男一松の事好きになっちゃった。」
一瞬思考がフリーズした。
鬼があの鈴の男の事が好き?しかも一松と言ったか。
「末永く応援してね☆」
そう言って鬼は飛び立とうとする。
「ちょっと、待て!」
おもわず引き留めてしまった。
「ニコッ、 悪夢。」
オレの意識はそこで途切れた。
「ごめんね?邪魔されるのがオレ一番嫌いだからさぁ、 良い悪夢を。」
そう言って鬼は消えていった━━━━
- Re: 花おつること知る多少【おそ松さん】 ( No.3 )
- 日時: 2016/06/18 20:16
- 名前: アルぱか (ID: y36L2xkt)
「一松、誰と話してたの?」
神様のチョロ松は一松に問いかける。
「………別に。」
「別にじゃないでしょ?誰と話してたか聞いてるの。」
少しきつく言った。
「……僕の事が見える人間。」
嘘は言ってない。実際に一松の事が見える人間と話していたのだから。
「そっか。良かった、鬼とかじゃなくて。」
そう言ったチョロ松。一松がビクッとする。
一松は分かりやすい。嘘も下手だ。
なぜなら、一松は元は人間。
死んで、チョロ松が現れて妖にされた。
一目惚れ、らしい。
「ねぇ、チョロ松兄さん。僕が妖になって何年目?」
一松はチョロ松の事を兄さんと言う。
生きていた時の1つ上の兄に凄く似ているからだ。
「うーん、確か300年目かな?」
この世界━━━天界は地上と時間が違う。
地上が1日だとしたらこっちは1ヶ月。
なんともややこしい。
「………そっか。」
一松は悲しそうに言う。
「そんなに経ったんだなぁ。」
一松はどこか悲しそうに笑う。
━━━地上ではもうすぐクリスマス。
- Re: 花おつること知る多少【おそ松さん】 ( No.4 )
- 日時: 2016/06/18 20:15
- 名前: アルぱか (ID: y36L2xkt)
「ねぇねぇ!○○○早く行こ!」
「まってよ!□□□!」
な、んだ、これ、夢?記憶?
「だってだって!今日はクリスマスだよ?」
「そうだけど!」
楽しそうに走っていく子供2人。兄弟か?
「パパもママも早く帰ってくるんだよ!」
「うん!仕事が早く終わるんだって!」
「サンタさんもくるんだよ!」
「□□□まだサンタさん信じてるの?」
「うん!」
この子供達、嫌な予感がする。
鬼は悪夢と言った。こんなほのぼのして終わるわけがない。
「ねぇ、早く━━━━」
「あっ!□□□!危ないっ!!!!!」
危ないっ!
キキィーードンッ!
な、んだ、あれ、誰の、記憶だ、
クリスマスの日に死んだ子供。
せっかくのクリスマスなのに。
世界で一番残酷な日━━━━━
ほんの10秒前まであの子供は生きていた。
こんな悲しい死にかたをするのか━━━━
オレの意識はそこで戻った。
あれは誰の記憶だったんだろう━━━━
- Re: 花おつること知る多少【おそ松さん】 ( No.5 )
- 日時: 2016/06/18 22:55
- 名前: アルぱか (ID: y36L2xkt)
「ふぁぁ…ただいまぁ。」
鬼のおそ松は言う。
「おかえり、おそ松兄さん!」
返事をしたのはおそ松の右腕的な存在の鬼のトド松だ。
「もうっ!帰ってくるの遅すぎ!おかげでお腹ペコペコだよぉ!」
プウッと頬を膨らまして言う。
「いやぁ、それほどでも—(///∇///)」
「褒めてない!」
「お腹すいたって、食べなかったのかよ?」
「うん。純真無垢な心ばっかり。探したけど、憎しみや復讐で黒く染まった心なんてなかった。」
鬼の主食は人間の心臓、心。
それも、憎しみや復習で黒く染まったモノだけ好む。純真無垢なんて不味いだけ。
「てか、なんかあった?」
トド松がおそ松に問いかける。
「あ—…スッゲータイプの妖見つけた。」
「女の子?」
「いんや、男。」
一瞬トド松がフリーズする。
「ハァぁぁぁぁ!?ついに、ついにそっちに目覚めたァ!?」
「なんでそうなんの!?」
「だって、男なんでしょォォォ!?」
「そうだけどォォォ!」
「だったら目覚めたじゃぁぁぁん!」
まったく、うるさい鬼だ。
「いや、一回見てみ?一瞬で堕ちるから。」
「……ハァ、分かったよ。お留守番お願いね。」
「いってらー☆」
そう言って、トド松は飛び去った。
《地上》
「ん?あの子?」
トド松はカラ松を見て立ち止まる。
「あの子、おそ松兄さんの悪夢受けたな?」
さすがおそ松の右腕。技の特徴がよくわかっている。おそ松の悪夢を受けて、泣かない奴はいない。
そして、カラ松は泣いていた。
「面白そっ!もしかしたらおそ松兄さんが言ってた妖が来るかも知れないし。」
そう言って、トド松はカラ松に近づく。
「ヤッホー。ボク、転校生の鬼野トド松!なんで泣いてるの?」
今のトド松は他の人にも見えている。
「……え?」
(自分が泣いている事に気づいてないのか…)
トド松は思う。
「まぁ、泣いている事は置いといてボクと君、同じクラスなんだぁ!でねでね!隣の席なんだぁ!これってさぁ、運命的じゃないかな?」
トド松は運命と言う言葉が大嫌い。人は好きな人と一緒になるとすぐ運命運命うるさい。
だから、ちょっとでも君がボクと運命って思ったら、
今すぐその考えをねじ伏せてやるよ━━━━
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