BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 僕はまた、転生を繰り返す。【おそ松さん】
- 日時: 2016/06/20 18:38
- 名前: アルぱか (ID: w32H.V4h)
うん。また作ってしまった。
あぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁ!なんで作っちゃうかなぁ!?私のバカァ!
ぼーっとしていたら思い付いた。
ゴメン、いやマジで。本当に。
一松中心ダヨ! あ、このテンション疲れるな。
死ネタ満載ダヨ!一松ばっかり死ぬよ!
テスト期間?私の辞書にそんな言葉はない!
- Re: 僕はまた、転生を繰り返す。【おそ松さん】 ( No.1 )
- 日時: 2016/06/20 20:33
- 名前: アルぱか (ID: w32H.V4h)
「…これで、何回目かなぁ。」
紫のパーカーをきた彼は言う。
ゆっくりとゆったりと。
もう当たり前だ、と言うように。
━━━━目の前に自分目掛けてトラックが猛スピードで走ってきているのに。
「転生したら、次は猫になりたいなぁ。」
まるで幼稚園児が笑いながら冗談を言うように彼は言った。
猫になりたい、なんて子供なんだろう。
と思うかもしれないが、彼はいたって真面目。
そんなのなれるわけないじゃないか。
と、言われても彼は経験している。
この世を生き抜くのは、変われるモノだけ。 と、誰かが言った。
彼はある意味変われているのではないか。
しかし、彼は自分の意志で変わってはいない。
そして彼は
「…あ!思い出した!444回目だ!」
と、いいことを思い付いた子供のように言った。
「……猫じゃなくても、面白いところがいいなぁ。」
最後に彼はそう言って、
━━━トラックにひかれた
- Re: 僕はまた、転生を繰り返す。【おそ松さん】 ( No.2 )
- 日時: 2016/06/21 20:50
- 名前: アルぱか (ID: v8Cr5l.H)
暗い、暗い空間に彼━━━一松はいた。
「おかえり、一松。」
12歳ぐらいの少女は一松に言う。
「ただいま、怪夢。」
一松は少女━━━怪夢にただいまと言う。
「クスッ、意外と早かったね?」
「………うん。」
早い、とは何か。それは、この人達しか知らない。
「面白くなかったの?」
「…うん。くそつまんなかった。」
「まぁ、親が政治家だとね。」
怪夢は一松の頬に手を添え、うっとりと見つめながらいう。
「……ねぇ、今日で444回目だよ?444って不幸で美しい数よね。」
「……不幸で美しい?あぁ、死死死(444)ね。」
「だからね?一松。ここで一生暮らしましょうよ。」
悪魔が微笑むように言った。
しかし、一松は全く動じない。慣れだ。
「………今回の転生先何処?」
「今日はいい日だし、一松に選ばせてあげる。」
そう言って、微笑んだ
- Re: 僕はまた、転生を繰り返す。【おそ松さん】 ( No.3 )
- 日時: 2016/06/26 16:45
- 名前: アルぱか (ID: fE.voQXi)
「3つの中から選んでね?まず1つ目は、大富豪の一人息子。大富豪だからお金はいっぱいあるし、転生中はお金に困らないわ。と、同時にあなたが死んでも何とも思わないでしょうね。あなたが死んでもお金に困らないんだから。葬式とかお墓参りとか、メイドに行かせるでしょうね。本当に親から愛されてるのか、分からなくなるわね。」
「お金には困らないか……」
せっかく、一松が選ぶのだ。ちゃんと考えて選ばなければ。
「2つ目は、人気イケメンアイドル。ファンは男も女も沢山いるわ。愛されてるわね。アイドルだから充実した毎日がおくれそうね。まぁ、休みはないけれど。後、彼女もつくれない。ルールに縛られるだけの人間。上からの命令で動いている。一人じゃ何も出来ない。愛されてるのはファンだけかも。」
「思い通りに生きられない…」
「3つ目は━━━━━━」
そこで、怪夢の声が止まった。何があったんだろう、と一松は思う。
「……どうしたの?」
一松は怪夢に問いかけた。
「一松、絶対これ選んじゃう。」
「は?いいから言ってよ。」
「3つ目はとある六つ子の四男。兄もいるし弟もいる。つまり、甘えられるし甘やかすことが出来る位置にいるわ。六つ子だもの、さぞたのしいでしょうね。でも、同じ顔が6こ。一人欠けても、何ともないでしょう。それでもよければ、どうぞ?」
「………うーん、」
一松が考えていると、怪夢が付け足して言う。
「楽しすぎて、自殺しないようにね?」
長い間転生しなかったら、転生するのに慣れてしまっているから自分で自殺するようになってしまう。転生している人のあるあるらしい。もし、自分で自殺して転生してしまったら、怪夢のように案内人になってしまう。ずっと、あんな暗い暗い空間に閉じ込められて━━━
それでも、一松は決めた。
「僕、六つ子の四男として転生する。」
「やっぱり、そう言うと思った。」
そう言って、怪夢は微笑み、一松の身体は光に包まれ、
━━━━その場から消えた
- Re: 僕はまた、転生を繰り返す。【おそ松さん】 ( No.4 )
- 日時: 2016/06/28 22:04
- 名前: アルぱか (ID: KG6j5ysh)
次に目覚めたのは、古い木の天井が目に入る。
転生したのだ。
「いつまで続くかなぁ。」
一人言なのか、それとも━━━━
ダダダダダッと階段を上ってくる音が聞こえる。
始めて一松がいる場所が2階だと理解する。
「一松ー!起きたー?」
「…………え、あ、うん、」
勢いが凄すぎてこういう風にしか返せない。
一松の頭にはこの家庭の構成などがすべて入っている。だから、この人は誰だとか、自分は誰だとか、すべて分かる。そこら辺が転生のいいところだ。
「一松ー!起きたー!」
自分は風邪、熱でもひいて寝ていたのか、それとも事故でも起こしたのかな、と思った。
再開がこんな風じゃ、誰でも思う。
「皆ー!一松が起きたってー!」
叫ぶ。
あぁ、五月蝿い。
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