BL・GL小説 （オリジナルで全年齢対象のみ）
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- のんふぃくしょん
- 日時： 2016/10/15 17:54
- 名前： くらァすめィとA （ID: F343Lai/）
みなさんは、しょうがくせい？ちゅうがくせい？こーこーせい？
どうか、知っていてほしい。わたしの知っている“学校”を。
これは、ほんとの本当のホントのこと。これは、
ノンフィクションです。
- Re: のんふぃくしょん ( No.1 )
- 日時： 2016/10/16 19:05
- 名前： くらァすめィとA （ID: F343Lai/）
いちにちめ
Y華、という、オタクグループに所属している女子がいます。声が小さくて、常時マスクを着用、容姿も平均からは下回った、学力も、運動神経も微妙。そんなじょし。
そんな彼女のことを、気に入らない女子がいました。A莉。声が大きく、バスケ部。学力はY華と同等。容姿は平均よりは少し上くらいの、そんなじょし。
ある日、Y華の机の上にあるものがありました。アニメキャラクターのバッジです。それを、見つけたA莉は、持ち前の大きな声で、
「なにこれｗみんなみてーー！きもくね？ｗｗｗ」
と、そのバッジを女子に、女子から男子に回しました。
オタクグループとトイレから帰ってきたY華は、あせった様にバッジを取り返すべく、男子の手元に手を伸ばしました。A莉のグループの女子は面白がって、Y華の筆箱や、鞄から、アニメグッズを引っ張りだすと、床の上にばら撒きました。
Y華がソレを見て、愕然とした瞬間、未だにバッジをもっている男子がY華のマスクを取り上げました。
「なんでいつもマスクしてんの？」
「いやｗブスだからに決まってんじゃんｗｗ」
「顔面偏差値やばいんだけどｗｗｗ」
口々に生徒が暴言を吐き出し、助けをもとめたY華がオタクグループのメンバーを見ました、けれど、目を背けた友人に、Y華は泣き出してしまいました。
「ねぇ、これからさ〜キモい奴は排除しない？ｗ」
ひとりの言葉に、このクラスは始まりました。
完全なスクールカーストが。
- Re: のんふぃくしょん ( No.2 )
- 日時： 2016/10/16 19:08
- 名前： くらァすめィとA （ID: F343Lai/）
この学校、クラスで始まったスクールカーストについて、わたしは、このサイトに載せ続けます。引き続き、この学校で起きていることを最新していこうと思います。
- Re: のんふぃくしょん ( No.3 )
- 日時： 2016/10/16 19:19
- 名前： くらァすめィとA （ID: F343Lai/）
次の日、学校に来たY華は廊下を歩くなり、男子生徒に
「あｗブスだぁｗｗｗｗ邪魔なんだけど」
女子生徒に
「うわｗ朝から汚いもの見ちゃったｗｗキモ」
など、散々な罵声を浴びせられました。それは、授業中も続きます。
Y華が黒板を見てノートをとっていると、後ろから、男子生徒は消しゴムのかすを投げ、A莉含む、グループは
「ブースブースｗｗｗ」
と、連呼しました。
放課後には、逃げるように教室を出ようとするY華に、足を引っ掛けて、転ばせ、写真を無理やり撮っては、罵声を繰り返しました。
Y華の友人だった彼女達も、
「…うちも、前から嫌いだったんだよねｗ」
「いや、正直、キモくてさｗ」
なんて心にない言葉を、A莉の取り巻きと一緒になって言いました。
Y華は完全に、裏切られたのです。
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