BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ファルルのお誕生日。
- 日時: 2016/10/28 20:00
- 名前: 紫乃 (ID: RGE11PHh)
ファルルはいつも通りに、プリパラで
ガァルルに子守唄を歌っていた。
ファルル「♪〜 ♪〜 ♪〜」
ファルルが歌い終わる頃には既にガァルルは眠りについていた。
その様子に気づいたファルルは一人外の空気を吸いに行った。
カツカツカツ。
ファルルの靴音だけが鳴り響く。
夜のプリパラはとても静かだ。まるで誰もいないかのように思えるくらいに‥‥
ファルル(昼間はらぁら達がいるから、とても賑やか。だけど‥‥夜は一人ぼっちと思ってしまう。)
ふと、ファルルは明日が何の日か思い出していた
ファルル「そういえば、明日はファルルの目覚めた日‥‥つまり、誕生日‥‥!」
そう、ファルルにとって3月21日は大変なことがあった日でもあり大切な日でもあるのだ。
ファルルは急いでらぁらに連絡した。
プルルル〜♪プルルル〜♪プルルル〜♪
らぁら「はい、もしもし!ファルル?どしたの?」
らぁらが電話に出てファルルは一気に笑顔が広がる。
ファルル「らぁら!あのね!明日の日のこと覚えてる?」
らぁら「もちろん!ファルルの誕生日!」
らぁら「プリパラにお泊まりできたらいいのにな〜‼そうしたら、ファルルと夜も一緒にいられるし!」
その言葉にファルルは泣きそうになる。
(らぁらはファルルのこといつも大事に考えてくれてる‥‥
初めて会った時もプリパラのこと教えてくれた。
初めてファルルと"トモダチ"・"ライバル"になっ
てくれた。
ファルルが眠った時も助けてくれた。
感謝しかないよ。)
ファルル「ファルル、皆がプリパラにお泊まりできないか頼んでみるね!皆と夜も一緒にいられるなら
寂しくないもの。きっと、ガァルルも喜ぶわ」
らぁら「本当!? お泊まりできたらたくさんお話しようね!お菓子もいっぱい食べよう!」
二人は、眠くなるまで電話を続けた。
そして、いつのまにか眠りについていた。
お誕生日が待ち遠しくてたまらないファルルと、
ファルルの誕生日を精一杯お祝いするらぁら。
一体どんな誕生日会になるのだろうか‥‥?