BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 松野家内の恋愛事情【完全リクエスト制】【短編集】
- 日時: 2017/02/07 21:02
- 名前: 日向夏 (ID: Cejf6vFx)
どうも、大人小説カキコの方では大変お世話になっております。日向夏です。
なぜか大人小説カキコのニッチな小説板に行けなくなってしまったので、
此方で松野家内のblを書かせて頂くことにしました。
地雷はありませんが、松野家内のblですので、
あつしくんなどを登場させることはできません…
力不足で申し訳ありません…。
ーーーリクエストしてくださる神様へーーー
リクエスト方法▼
・書いて欲しいCPを書く
・シチュエーションを書く(ヤンデレ次男×ノンケ四男など)
控えておいてほしいこと▼
・作者は学生なので、土日は沢山書きますが平日はあまり書けません
・亀更新です
・文才は十四松が食べてしまいました(美味しかったそうです)
・全年齢向けの場所なのでR18を匂わせるリクはしないで下さい
・下手です馬鹿ですケツ毛燃えます
こんな短編集を読んで下さる女神様へ
・荒らし行為はやめて下さい。泣きます。
・過度な誹謗中傷はやめて下さい。死にます。
・ネットにしか友達が居ない作者と友達になってあげてください。
それでは松野家内の恋愛事情。
どうぞ楽しんで、
- Re: 松野家内の恋愛事情【完全リクエスト制】【短編集】 ( No.2 )
- 日時: 2017/02/07 21:35
- 名前: 日向夏 (ID: Cejf6vFx)
あうめ様!
わかったっ!
リクエストありがとうございます!
精一杯書きます!
期待に応えられなかったらごめん!
- Re: 松野家内の恋愛事情【完全リクエスト制】【短編集】 ( No.3 )
- 日時: 2017/02/07 21:43
- 名前: あさひ (ID: FvJ38Rf9)
一松(カラ松っぽい)×カラ松(一松っぽい)
性格逆転した感じで仲良し…みたいなのお願いしてもいい…?
- Re: 松野家内の恋愛事情【完全リクエスト制】【短編集】 ( No.4 )
- 日時: 2017/02/08 18:26
- 名前: 日向夏 (ID: Cejf6vFx)
ネッ友のお姉様、あうめ様よりリクエストで、
闇五男×ドM四男です。キャラ崩壊あり。
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一松side
「一松兄さんって、十四松兄さんとよく一緒にいるよね、」
「…………あ?」
ある日突然、末っ子のトド松に言われた言葉だ。
本当に突然のこと。
職も結婚相手も物件も探さず、実家でのらりくらりとクズそのものの日常で
いつものようにのうのうと息を吸って、居間でお茶を啜っていた時のこと。
スマホを弄っていたトド松がそう言ってきた。
「……あぁ、」
ーー何でいきなりそんなことを。
そんな疑問はトド松が差した人差し指を辿ることによって解消された。
トド松の指す先には、腕を触手のようにしながらバッドを操る十四松の姿。
人間離れした動きを見せる十四松を不思議に思っていたんだろう。
その動きの原理は何なのか、
どうしてそんな動きを出来るのか、
知りたがりの末弟のことだから、普段から十四松と一緒に居ることの多い俺を選んで態々聞きに来たのだろう。
だが一緒にいる俺でも十四松の分からない所は沢山ある。
その一つとして、
「一松兄さんに何がわかるって言うの、?」
「…っ、ぐっ…」
俺は今、十四松に首を絞められている。
どうしてこうも冷静で居られるのかは、いつもこういう目に遭っているという事が理由として上げられる。
俺にも分からない十四松の特徴…
それは情緒不安定になる時だ。
十四松が情緒不安定になる時期はわからない。
数ヶ月に一回であったり、三回であったりもする。
また、どうして情緒不安定になるのかもわからない。
ひょうきんな笑顔の裏に何か闇が隠されているのだろう。
「ねぇえぇ…っ、一松兄さん一松兄さん、どうして、どうしてどうして…っ」
「じゅ、しま…っ、」
こうして俺に何かをぶつけるように、
足らず言葉で何かを訴え、
静かに涙を流し、
こうして俺の首を絞めてくる。
十四松が何を考えているのかはよくわからない。
何を訴えているのか、
何を言いたいのか、
何がしたいのか、
ただ俺の方から十四松の闇に近付いてしまったらしい、
何も分かりはしないくせに、
十四松の弱みに、闇に、漬け込んでしまったらしい。
あぁそうだ、
酸欠でそろそろ意識を失いそうだから、
ちょっとだけ昔を覗いてみようか、
- Re: 松野家内の恋愛事情【完全リクエスト制】【短編集】 ( No.5 )
- 日時: 2017/02/08 18:54
- 名前: 日向夏 (ID: Cejf6vFx)
前回の続きです…!
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一松side (過去編)
今日は新顔の雌猫が遊びにきてくれた。
俺の手からちゃんと餌を食べてくれたし、人懐っこい可愛い子だ。
そんな風に上機嫌に家に帰り、居間に入ろうとすると、
「…っ、う、ぐすっ…」
「……、?」
閉じた障子の向こう側からすすり泣く声が聞こえてきた。
二十何年間一緒に生きている身だ、六つ子の声なんて顔を見なくても誰か分かる。
「……十四松…、?」
声の正体は十四松だった。
小さな声で十四松の名を呟く。
一人にしておいた方がいいかと思い、そっとその場を離れようとした。
そう、離れようとしたんだ。
ーーーガタッ
どうやら俺は人生を詰んだらしい。
「…っ、だれっ、!」
障子の向こう側から聞こえた声は切迫詰まっていた。
居間を通りすぎようとして、置いてあったボールにけつまづいたのだ。
ーー誰だよ、こんな所にボール置いといたやつ…っ、!
面倒事には巻き込まれたくない。
六人も居るんだから誰かが解決してくれる。
生来からの面倒臭がりな性格は、そんなクズ思考を生み出していた。
まさしく今がそうであった。
でも、
「………一松兄さん、」
いつになく低く、元気の無い声が頭上で聞こえた。
「……え、じゅう、しまつ…?」
あまりの変わりように、本当に十四松かと疑ったほどだった。
普段の底抜けた明るい笑顔は消え失せ、闇オーラを纏った暗い表情。
黄色いパーカーを着ている事には着ているが、闇オーラのせいで明るさが見えず、映えない。
そして何よりも驚いたのが、
「お前っ…、右腕どうした…!」
十四松の右腕が、真っ赤に染まっていることだった。
「……あぁ、これ…?自分で、やった。」
パーカー越しからも見える真っ赤な腕。
俺も学生時代によくやったリスカだと、瞬時に気が付いた。
でも、何か悩みがあるなら頼れ、などと兄貴ヅラ出来るほど、俺は強くなかった。
「俺ね、わかんないの…」
某然と立ち尽くす俺に話しかけているのか、自分に話しかけているのか、
よく分からないが、十四松がポツポツと喋り出した。
「わかんないの。俺がなんなのか、なんで生きてるのか、わかんないの。
わかんないんだよ。考えても、考えても。俺ってなんなのか、わかんないの。」
わからない、わからないんだよ。
そう言って十四松は泣き崩れた。
十四松は昔からそういうことでよく悩んでた。
中学に入り、段々と周りの兄弟のキャラクターが作られていく中で、
十四松だけ自分の個性を作り出すことが出来ずにいた。
高校に入ると底抜けに明るい狂人という性格を作り出し、
執拗に明るく振舞ったりする事で、新しい自分を作り出したのだ。
でもどれが本当のことなのか、
十四松の中でもわからなくなってしまったのだろう。
今の明るい自分が、真の自分なのか
昔の臆病でピュアな自分が、真の自分なのか
不安は日に日に大きさを増し、膨れ上がり、自傷という方法でしか憂さ晴らしをすることができなかったのかもしれない。
そこに居合わせてしまったのが俺。
だから十四松はその時偶然居合わせた俺に、
「一松兄さんに何がわかるの、俺の何がわかんの、っ、!?」
首絞めという形でSOSを発信したんだ。
薄れゆく意識の中で十四松は泣いていたから。
「…あ、一松兄さん起きた!!」
頭上で明るい声が聞こえる。
起き上がると少し頭痛がした。
きっと酸欠の影響だろう。
「一松兄さんごめんね、いつも…」
闇に入り、自我を失った後の十四松は、いつもこうしてしおらしい態度を取る。
八つ当たりしてしまう事を悔やんでいるのか、申し訳なく思っているのか。
申し訳なさそうな十四松の口元は、いつもと同じでちゃんと弧を描いている。
「……大丈夫、」
ポン、と十四松の頭を叩いて、俺は薄く笑ってみせた。
ーーーーーー気持ち良かったから。
初めて弟に首を絞められた時、確かに快感を感じた。
それは俺が十四松を好きになってしまったからか、
それとも単にドMなだけか。
それはわからないけれど、でも。
俺らはきっとこうやって、いつまでもクズなままなんだろうな。
ーーーーendーーーー
- Re: 松野家内の恋愛事情【完全リクエスト制】【短編集】 ( No.6 )
- 日時: 2017/06/11 15:22
- 名前: 楓松 (ID: 7zw0g7CO)
はじめまして!失礼します!
いきなりすみません、数字松が好きすぎたためにBLの世界に埋もれた者です。
リクいいですか?
CP⇒一十四
シチュ⇒ぶっ飛んだデートをかいてほしいです。
こんなクズの話を聞いてくださりありがとうございます。私は明日学校に行くのが嫌。なぜなら学校でニヤケたらオワリだから。
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