BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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監禁から始まる恋
日時: 2017/04/06 12:18
名前: 秋田 文 (ID: qMXr7W56)

独占欲強いα後輩×強気Ω先輩

グダグダ恋愛ものです。
※オリジナルBL小説です
※誤字脱字がある場合はご了承下さい

人物紹介
・一条 滝(いちじょう たき)
16歳高校一年生、バスケ部員。
嫉妬深く恋愛初心者。相手が新見健吾で自分が攻めなら後はなんでもいい。
一途な攻め。
・新見 健吾(にいみ けんご)
17歳高校二年生、室内クラブ部員。
200人余りいる学年で成績順位は1桁台。気さくでノンケ。
思ったことは口に出す受け。

ーーーーーーーーーー
2017.04.04 スレ開始
2017.04..06 スレ名変更
「好きだから監禁して何が悪い」から「監禁から始まる恋」へ。

Re: 好きだから監禁して何が悪い ( No.1 )
日時: 2017/04/04 21:22
名前: 秋田 文 (ID: qMXr7W56)

一条 滝(いちじょう たき)
16歳。初めて人を監禁した。高校の室内クラブに所属してる一つ上の先輩。室内クラブとは言っても内容は殆ど先生の出す課題のプリントを纏めたり、荷物を運んだりと、雑用ばかりの何でも部。でも、運動部にも美術部関係にも所属したくない人からの人気で廃部にはなってない。ホントの活動はトランプや将棋等のテーブルで行うゲームをしている。大会に出て賞をとらないといけないらしい。

俺はバスケ部で新入生でもあったから、先輩と知り合ったのは半年前。バスケ部のバスケットボール磨きを頼まれた先輩と部員がボール磨きをしてる時に、先輩を見つけた。話してる声とか表情とかやたら目につく。何でかは分からなかったけど、気づけば先輩を見ている事が増えて、学校でいつも探してた。

三ヶ月前に好きなんだと気づいて、一ヶ月前に先輩を自分のものにしたくてたまらなかった。
それから、色々と準備をした。

先輩と会話をして打ち解けると余計周りに嫉妬する。

昨日帰り道隙を狙ってスタンガン当てたら気絶した。地面に倒れる前に抱えたけど、あんなに急に倒れられると流石に心配した。でも息は聞こえたからホッとして自宅へ周囲から誤解されないようにおんぶして連れ帰った。

Re: 好きだから監禁して何が悪い ( No.2 )
日時: 2017/04/04 22:56
名前: 秋田 文 (ID: qMXr7W56)

新見 健吾(にいみ けんご)
17歳。目を覚ますと知らない部屋に居た。暗くて部屋の出入り口の扉の近くに灯る電気の明かりで周りの家具が見えてる状態。部屋に窓はあるようだけど、カーテンが締め切られてて今が朝なのか夜なのかも分からない。少し体を動かせば全身がビリッと静電気が通ったように痛む。何故かと思い返す。

確か一つ下のバスケ部の一年と帰路を歩いてて、腰になんか当てられて痛いと思って気を失ったんだ…。

意識がしっかりしてくると、周りの状況も早く受け止めれた。

俺の両手は前で偽物の手錠みたいなので拘束されてて、左足首に付けられた枷が鎖でベッドの脚に巻かれてる。俺はそのダブルベッドに寝かされてたってわけだ。つまり監禁されてるのか俺は…。

なんでだ?つか、誰に?

考えてれば声と同時に唯一ある部屋の扉が音を立てて開いた。

「せんぱーい、目ぇ覚めましたー?」

「!…お前!」


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