BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- ないしょのないしょ
- 日時: 2020/01/03 09:15
- 名前: 広場まひる (ID: jJL3NZcM)
〜ないしょのないしょ♪〜
〜プロローグ〜
友達の好きと特別の好きとどう違うのかな……?
恋って何なのかな……
愛ってどんなものだろう……
キスって気持ち良いのかな……
それにあの子の事を思うと胸の中が温かくなるこの気持ちってなんなのだろう……
同性のあの子の事が気になるのは、病気なのかな……
色んな思いが小さき胸に締め付ける……
そしてあの子と二人だけのできた秘密ごと……
これは小さい子供達の切なくてそして甘酸っぱい奏でる物語……
この物語の結末は、幸せかそれとも不幸か……
この先の出来事は、直に確認してください……
これから小さい恋模様を皆さんにお届けします……
クリックありがとうございます。
ここでは、小学生のBL、GL小説を書きます。
読むのでしたら凄く駄作ですから気を付けてくださいね
それでもよろしかったら読んでください。
登場人物
名前、芳乃 桜(よしの さくら)
一人称、私
年、小学5年生
性別、女性
容姿、背丈は140、黒髪のショートヘアー、ピンクのワンピース、巨乳
性格、小悪魔、潔癖症
補足、茉莉花とは、生まれた時からの幼なじみ
名前、四葉 茉莉花(よつば まりか)
一人称、あたし
年、小学5年生
性別、女性
容姿、黒髪のロングヘアーのポニーテールで白色のジャスミンの花の髪飾りをしている、白色のワンピースを着ている、背丈は、130
性格、愛想のよい、頭が悪い、ツンデレ
補足、桜とは、生まれた時からの幼なじみ
名前、藤咲 撫子(ふじさき なでしこ)
一人称、わたくし
年、小学5年生
性別、女性
容姿、背丈は135,紫の着物、黒髪のロングヘアー、髪に大きい紫のリボンをつけている、おしとやかの綺麗系
性格、大胆、純愛、大和撫子
補足、菫の双子の妹
名前、藤咲 菫(ふじさき すみれ)
一人称、菫
年、小学5年生
性別、女性
容姿、背丈は135,白色のゴスロリの服装、黒髪のロングヘアー、髪に大きい白色のリボンをつけている、綺麗系
性格、純潔、天真爛漫
補足、撫子の双子の姉
名前、相沢 椿(あいざわ つばき)
一人称、うち
性別、女性
年、小学5年生
容姿、背丈は、135,黒髪、ツインテール、髪に赤色の椿のついた輪ゴムを二つつけている、赤色のワンピース、童顔
性格、控えめな優しさ、誇り、読書家、頭が良い、料理などの家事全般が得意、女性の胸を揉んだり悪戯が得意、関西弁を喋る
補足、紫苑先生と過去に結婚の約束をしている
名前、立花 紫苑(たちばな しおん)
一人称、ボク
年、23歳
性別、女性
容姿、黒髪のショートヘアー、ぱっと見た目は、小学一年生と間違われるほどの童顔、背丈は、110、黒髪でショートヘアー、紫色のジャージをいつも着ている
補足、5年4組の担任の先生、力持ちで運動神経が凄く良い
性格、さばさばしている、男勝りで、お姉さんぶっている、子供と間違われてよく落ち込む
補足、椿の事を妹のように大切に思っている
名前:千原 真人(ちはら まさと)
容姿:黒髪で髪型はスポーツ刈り背丈は120
学年:小学五年生
性別:男性
捕捉:転校生
一人称:僕
名前:相沢 碧斗(あいざわ あおと)
容姿:茶髪で髪型は、ショートヘアー、背丈は、123
学年:小学五年生
性別:男性
捕捉:ツンデレ
一人称:俺
名前:緑間 光(みどりま ひかる)
容姿:銀髪でロングヘアー、背丈は、130、容姿は、晶と瓜二つ
学年:小学五年生
性別:男性
捕捉:双子の兄
一人称:僕
名前:緑間 晶(みどりま あきら)
容姿:銀髪でロングヘアー、背丈は、130、容姿は、光と瓜二つ
学年:小学五年生
性別:男性
捕捉:双子の弟
一人称:僕
名前:白原 充(しろはら みつる)
容姿:黒髪で坊主、背丈は、110
学年:小学五年生
性別:男性
捕捉:やんちゃ者
一人称:俺
名前:大嵩 雪火(おおたか せっか)
容姿:黒髪で73分けをしていてメガネをかけている背丈は170
年齢:23歳
性別:男性
捕捉:担任の先生
一人称:私
ないしょのないしょ
小学生BL
千原 真人の場合
第一話
前編
>>1
後編
>>2
第2話
>>4
緑間 光の場合
第一話
>>3
第二話
>>6
白原 充の場合
第一話
>>7
第二話(新しい小説)
>>8
小学生GL
芳乃 桜の場合
第一話
>>9
- Re: ないしょのないしょ(小学生BL,GL) ( No.1 )
- 日時: 2017/04/07 11:15
- 名前: 広場まひる (ID: ZY.go0IT)
〜ないしょのないしょ〜
(これは小学生のBL小説です)
〜千原真人の場合〜
〜第一話〜
僕は、電車から降りると街の中を見渡した。
「この街は、変わってないな……」
僕は、生まれてから小学一年生までこの街で過ごしていた。
ある事情で小学五年生になってからこの街に帰ってきた。
変わらない町並みを見てほっと胸を撫で下ろす自分がいた。
僕は、鞄を担ぎ直すと歩き出した。
しばらく歩くと山の方に天体展望台が見えてきた。
「懐かしい……まだ天体展望台があったんだ……
明日でも天体展望台を覗いてみよう……」
両手を上げて背伸びをすると歩き出した。
しばらく歩くとお爺ちゃんの家が見えてきた。
「今日からお爺ちゃんの家で過ごすんだよね……」
お爺ちゃんの家を見上げると気を引き締めるみたいに自分の頬を一回叩いた。
「よし、行くぞ!」
気を引き締め直すと家の呼び鈴を押した。
しばらくすると家の扉が開くと家の中からお爺ちゃんが出てきた。
「いらっしゃい、待っていたよ、真人。
いろいろと大変だったみたいだね」
お爺ちゃんは、顔をしわくちゃにしながら優しく微笑んで僕の頭を撫でた。
「今日からお世話になります、お爺ちゃん」
僕の頭を撫でたお爺ちゃんの手を触り嬉しそうに微笑んだ。
「積もる話もあるから家の中に入って、真人」
お爺ちゃんは、僕の鞄を持つと家の中に入って行った。
「お邪魔します、お爺ちゃん」
僕もお爺ちゃんの後を追って家の中に入った。
「お邪魔しますじゃないよ。
今日からこの家が真人の家になるんだからこの場合は、ただいまになるんじゃよ、真人」
お爺ちゃんは、僕の方を振り向いて怒ったように右手を腰に当てながら述べた。
「すいません、その……ただいま、お爺ちゃん」
僕は、恥ずかしそうに顔を赤らめ照れたように控えめにお爺ちゃんを見つめた。
「うん、お帰り、真人」
お爺ちゃんは、僕の態度を見て一回頷き嬉しそうににっこりと微笑んだ。
お爺ちゃんの態度を見て家族として僕を受け入れてくれたのが解りお爺ちゃんの気持ちが嬉しかった。
新しい学校が楽しみでなかなか眠れなくて夜遅くまで起きていた。
「うんん……」
僕は、次の日ゆっくり目を開けると枕元に置いてある目覚まし時計を手に取って時間を確認した。
「わっ、もうこんな時間なの!?
どうしよう遅刻する!?」
僕は、急いでパジャマから洋服に着替えるとランドセルを掴むとリビングに向かった。
リビングでは、お爺ちゃんがコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。
「お爺ちゃん、おはようございます」
お爺ちゃんは、新聞を置いて僕の方を向いた。
「おはよう、真人。
よく眠れた?」
お爺ちゃんは、僕の方に近づいてきた。
「あんまり眠れませんでした。
ごめんなさい、学校を遅刻するからもう行きますね」
僕は、リビングから出て行こうとした。
「待って、真人、パンを持って行きなさい」
お爺ちゃんは、テーブルに置いてあるお皿の上から食パンを掴むと僕に食パンを渡した。
「ありがとうございます、お爺ちゃん。
行ってきます、お爺ちゃん」
僕は、お爺ちゃんから食パンを受け取るとお爺ちゃんの頬にキスをした。
「いってらっしゃい、真人」
お爺ちゃんは、僕の頬にキスをした。
僕は、食パンをかじりながら走って家を出て行った。
「遅刻する、遅刻する、遅刻する!!」
僕は、走りながら住宅街の角を曲がると目の前に同い年くらいの茶髪で髪型は、ショートヘアー、背丈は、123くらいの男の子が現れた。
「げっ!?」
「わっ!?」
僕と突然現れた同じ年くらいの男の子とぶつかると男の子を押し倒すように倒れこんだ。
「痛た……ん、何か柔らかい物を触ってる感触が……」
僕は、右手で触ってる物に目を向けた。
僕は、男の子の股に付いている大事な物を触っていた。
はっと男の子の顔を見ると顔を真っ赤にして怒りを我慢するように体を震わせていた。
「ご、ごめん……」
僕は、慌てて謝りながら男の子から手を放そうとした。
「この変態、何を触ってるんだよ!!」
男の子は、僕に向かって右ストレート(右手で殴る)を放った。
「ぎゃふん!?」
僕は、男の子の右ストレートをくらい吹っ飛ばされるとそのまま地面に倒れこんだ。
「あ〜〜もう朝から痴漢に会うなんて最悪だ!
今度、同じ事したら許さないからな!!」
男の子は、自分の手を下げて両手を握りしめると怒ったように僕を睨んだ。
「いけない、こうしてる暇は、なかたんだ。
あ〜〜〜もう遅刻確定だよ……」
男の子は、ぶつくさ文句を言いながら走って去っていた。
「大変なめに会ったよ……うぅ、まだ頬が痛い……」
僕は、頬を摩りながら立ち上がると学校に向かって走り出した。
学校に着くと職員室の扉を三回叩いた。
「どうぞ、入りなさい」
男性の言葉を聞いて気を引き締めるように両手で頬を叩いて気合を入れた。
「はい、失礼します」
僕は、職員室の扉を開けると職員室に入った。
職員室の窓の机の近くに23歳くらいの黒髪で73分けをしていてメガネをかけている背丈は170くらいの男性が座っていた。
「すいません、寝坊しました」
僕は、男性の方に近づき頭を下げて謝った。
「なかなか来ないから事故に会ったんじゃないかと心配しましたよ。
これからは、遅刻しないように気を付けてくださいね」
男性は、立ち上がって優しく叱りつけた。
「はい、解りました。
本当にすいませんでした」
僕は、頭を深く下げて先生に謝った。
「解ってくれたらのならもう何も言う事は、ありません。
自己紹介がまだでしたね。
私は、真人君のクラスの五年二組の担任の大嵩 雪火と言います。
クラスで困った事が出来たらいつでも先生に相談するんですよ」
雪火先生は、僕の頭を優しく撫でて優しく話してくれた。
僕の頭を撫でて優しくしてくれる先生が嬉しくて学校生活が楽しくてしかたがなかった。
「はい、ありがとうございます。
その時は、よろしくお願いします」
僕は、先生にふかふかと頭を下げてこれからお世話になることをお願いした。
「はい、そうしてくださいね。
それでは、教室に案内します」
先生は、満足したように小さく頷きクラスの名簿帳を手に取ると先生に五年二組の教室の前に案内された。
「それでは、名前を呼ばれたら入ってきてくださいね」
先生は、僕の方を向いてこの後の段取りを話すと教室に入って行った。
しばらくすると先生が教室の中から僕の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
「真人君、入ってきなさい」
「はい、失礼します」
僕は、先生の呼びかけに答えると教室のドアを開けると教室の中に入ると教卓の前に立った。
「真人君、自己紹介をお願いしますね」
「はい、解りました」
僕は、白色のチョークで黒板に自分の名前の千原 真人を書いた。
「東京の小学校から転校してきました、千原 真人と言います。
皆さん、よろしくお願いします」
僕は、大声で話すとふかふかと頭を下げて挨拶をした。
僕は、顔を上げると朝に学校の登校途中にぶつかった男の子と目があった。
「あ〜〜〜〜お前は、朝に会った時の変態野郎!!」
男の子は、立ち上がると右手の人差し指を僕を指さして怒りを我慢するように体を震わせて大声で叫んだ。
「だからわざとじゃないって言ってるでしょう!!」
僕は、大声で叫んで反論した。
「二人は、知り合いならちょうどいいですね。
真人君の席は、碧斗君の席の隣にします。
碧斗君、真人君の面倒を見てあげなさい」
先生は、僕の方を向きながら僕の席を案内すると次に碧斗の方を向いて僕の面倒を命令した。
「え〜〜〜〜……
は〜〜〜〜〜……
嫌だけれども真人の面倒を見てやるよ」
碧斗は、嫌そうな顔で不満の声をあげた。
でも直ぐに僕の方を向くと僕と目が合うとため息を吐いて横を向いて照れたように顔を赤らめて頬をかいて僕の面倒を見てくれる事を了承した。
僕は、自分の席に向かうと席に座った。
先生は、僕が席に座ったのを確認すると国語の教科書を開いた。
「それでは、授業を始めます。
教科書の70ページをあけてください」
授業の内容は、前の学校で習ったところで授業についていけそうだった。
一限目の終了のチャイムが鳴り響いた。
「それでは、ここまで」
自分の席に反対側の席の男の子が立ち上がった。
「起立、礼」
男の子の掛け声と共にクラスの全員が立ち上がり頭を下げた。
「「「「「「「ありがとうございました」」」」」」」」
僕達の掛け声と共に先生も頭をさげて僕達掛け声に答えると先生が教室を出て行った。
僕は、教科書とノートを机に直すと黒髪で坊主、背丈は、110くらいの男の子が近づいてきてにやにやしながら話しかけてきた。
「碧斗に痴漢するなんてやるな」
「だからそれは、誤解だよ!」
僕は、大声を出してすかさず反論をした。
僕の声を聴いて銀髪でロングヘアー、背丈は、130くらいで、容姿が同じ男の子が二人近づいてきた。
「ほら充、あんまり真人をからかったら可哀そうだよ」
銀髪の男の子は、軽く黒髪の男の子の頭を叩いた。
「いや〜〜〜悪い悪い、つい真人が可愛らしくて虐めたくなったよ」
充は、すまなそうに自分の後ろ髪を触って苦笑いを浮かべた。
「そういえば自己紹介がまだだったね。
俺の名前は、白原充」
充は、充を叩いた銀髪の男の子の方に指を向けた。
「でこいつが緑間光で……」
充は、光の陰に隠れている銀髪の男の子の肩を触った。
「でこの子が光の双子の弟の緑間晶」
充は、意地悪っぽくにやにやしながら微笑みふて腐れて窓の外を見ている碧斗の方に親指を向けた。
「最後に真人が痴漢した相沢碧斗だ」
「だからそれは、誤解だっていってるでしょう!」
僕は、自分の両手を握りしめて力いっぱいに反論した。
「あはは〜〜〜、ごめんって冗談だよ、真人」
充は、楽しそうに右手を振り笑うと僕に謝った。
「で真人は、碧斗にどんな事をしたんだ?」
充は、興味深くわくわくしたように僕の顔を覗き込んだ。
「それは、僕も気になるな」
光も興味深そうに僕を見つめた。
- Re: ないしょのないしょ(小学生BL,GL) ( No.2 )
- 日時: 2017/04/07 11:16
- 名前: 広場まひる (ID: ZY.go0IT)
「えっ!?」
僕は、慌てて立ち上がり碧斗の方を向くと碧斗の目が合うと碧斗との朝の出来事を思い出し僕の顔が真っ赤になった。
「うっ!?」
碧斗も僕と目が合うと僕との朝の出来事を思い出し顔が真っ赤になった。
「二人とも顔が赤いけれども大丈夫……?」
晶は、光の後ろから出ると僕に近寄り心配そうに僕と碧斗を交互に見つめた。
「えっ、だ、大丈夫だよ」
僕は、晶に見つめられて顔を赤らめて晶から視線を逸らした。
「大丈夫に決まってる!」
碧斗は、晶に見つめられて顔を赤らめて大声を出して反論した。
「そうですか、真人君と碧斗君が大丈夫だというのでしたら二人を信じます。
でも無理したら駄目ですよ……」
晶は、碧斗の大声を聞いて怖がったように体を一回震わせてびくってして自分の両手を前で握りしめて僕と碧斗を見渡し恐々と話した。
「ありがとう、晶、無理しないように気を付けるね」
「あ〜〜〜〜もう晶は、二人を心配するだなんて優しくて本当に良い子だね」
光は、晶に抱きつき晶を可愛がるように頬ずりをした。
「ちょっと光止めてよ、こそばゆいって」
晶は、光に抱きつかれて頬ずりされるとこそばゆそうに体を震わせた。
僕は、光と晶の二人のやり取りを見て僕が碧斗にした事の追求から逃れたみたいでほっとしたように胸を撫で下ろした。
放課後になると一人で山にある天体展望台に向かった。
天体望遠台の施設は、廃墟になっていた。
「ここの天体望遠台は、閉鎖したんだ。
残念だな……」
僕は、天体展望台の建物の扉を開けようとしたら扉の鍵は、かかっていなくて扉がすんなり開いた。
建物の中に入ると天井が開けていてマットが敷かれている天体観測ができる場所に出た。
僕は、マットの上で横になった。
「ここは、何も変わっていないな……」
「あ〜〜ここに関係ない人が入っては、いけないんだぞ!」
声が聞こえた方を向くと碧斗が右手の人差し指を僕の方に指さして立っていた。
「それを言ったら碧斗だって関係者じゃないだろ」
僕は、ため息を吐き冷たい眼差しで碧斗を見つめた。
「俺は、良いんだよ」
碧斗は、威張ったように胸を張りながら述べると僕の横に座った。
「もうそれは、どういう理屈なんだよ……」
僕は、苦笑いを浮かべながら碧斗を見つめた。
屁理屈を言う碧斗が可愛らしくて好感が持てた。
「で学校は、慣れた?」
碧斗は、僕の方を向いて首を少しだけ傾げた。
「慣れたって今日、転校してきたばかりだよ。
さすがにそれは、ないよ。
でも学校生活は、楽しくなりそうな感じがするかな」
僕は、苦笑いを浮かべて困ったように自分の頬を右手の人差し指でかいた。
「学校生活が楽しくなりそうついでに人に言えない悪い事をしないか?」
碧斗は、悪い事をする前の子供のように意地悪っぽく微笑んだ。
「悪い事って何をするつもりなの?」
僕は、碧斗の考えてる悪い事の検討がつかずに不思議そうにきょとんと首を傾げた。
「たとえば……キスとかどうかな?」
碧斗は、人差し指で自分の口元を触り考え込むと小悪魔ぽくにやりと微笑んだ。
「キ、キス!?」
僕は、立ち上がり驚いたように大声で叫んだ。
「あれ〜〜〜〜もしかして真人は、キスするのが怖いのかな?」
碧斗は、右手で口元を押さえて意地悪っぽくにやにや微笑んだ。
「こ、怖くないよ。
解った、キスをしようじゃないか!」
僕は、自分の右手を握りしめて意気込んでキスをする事を宣言した。
「えっ、キスしてくれるの!?」
碧斗は、僕のキスをするって言葉を聞いて顔を真っ赤にして驚いたように叫んだ。
「キスをしようと言ったのは、碧斗じゃない!」
僕は、顔を真っ赤にして碧斗の驚きの言葉に大声で言い返した。
僕と碧斗は、顔を赤らめてしばらく無言で見つめあうとどちらともなく僕と碧斗は、キスをした。
「んっ……」
「んんっ……」
僕と碧斗は、息をするのを忘れてキスをしたために二分くらいしかキスができなかった。
「…………ぷは〜〜〜〜、苦しかった……」
僕は、碧斗の口を離すと息をするのを忘れてキスをしたために苦しそうに右手で自分の胸を押さた。
「…………ぷは〜〜〜〜〜、息をするのを忘れていたよ……」
碧斗は、僕の口を離すと息をするのを忘れてキスをしたために苦しそうに両手で自分の胸を押さえて息を整えた。
「キスって難しいよね」
僕は、自分の頭を触りながら困ったように苦笑いを浮かべた。
「こんなの慣れだよ。
てことでキスのやり直しな」
碧斗は、小悪魔ぽく微笑み僕の顔に碧斗の顔を近づけた。
僕は、碧斗の思いに答えるように碧斗の口に自分の口に近づけてキスをした
「んっ…………う……んっ…………んんっ…………んっ…………碧斗…………」
碧斗は、僕の思いに答えるようにキスをした。
「んっ…………んんっ……うんっ…………真人…………んっ……んんっ……」
僕と碧斗は、互いに求めるように激しくキスをした。
「うっ……碧斗…………んんっ……碧斗…………んっ…………う…………ん…………」
「んっ…………真人…………う……んっ…………真人……んんっ…………ん…………」
僕と碧斗は、互いに名前を呼んで求めるようにキスをした。
「んんっ…………碧斗……う…………んっ……碧斗…………んんっ…………んっ……」
「んっ…………真人…………んんっ…………真人…………う……んん…………真人……」
僕と碧斗は、しばらくキスすると満足したように口を離した。
「キスって気持ち良い事なんだね」
僕は、満足したように顔を赤らめて碧斗を見つめた。
「そうだね、またキスしような」
碧斗は、顔を赤らめて照れたように右手の人差し指でかいた。
「うん、またキスをしようね」
僕と碧斗は、互いに見つめながら照れ笑いを浮かべた。
こうして僕と碧斗は、人に言えない秘密ができた。
この先も碧斗との秘密の出来事が増えて行くと思うと楽しみでしかたがなかった。
こうして僕の新しい学校生活が始まった。
〜つづく〜
- Re: ないしょのないしょ(小学生BL,GL)四月七日投稿 ( No.3 )
- 日時: 2017/05/28 18:06
- 名前: 広場まひる (ID: 9ez.6nxF)
〜ないしょのないしょ〜
(これは小学生のBL小説です)
〜緑間 光の場合〜
〜第一話〜
僕には、双子の弟がいる。
弟な名前は、緑間 晶。
いつも僕の後ろに隠れていて僕がいないと何もできないイメージがある。
でも本当は、心が強く頑固でもある。
僕は、お風呂から上がると次にお風呂の入る順番の晶の部屋に向かった。
「晶、お風呂から上がったから次に入れよ」
僕は、晶の部屋のドアを叩くと晶に呼びかけた。
でも晶の返事がなくてどうしたんだろうと思って晶の部屋のドアを開けた。
部屋の中に入ると晶がベッドで横になって眠っていた。
「ふふ、晶の寝顔は、可愛らしいな……」
僕は、晶の頬を突っつくとこそばゆそうに体を振るわせた。
そんな晶の様子が愛おしくて優しく晶を見つめた。
「晶には、感謝してるんだよ。
いつも僕のそばにいてくれるだけで嬉しい事か……
それにそれだけで凄く助かってる事か……
ありがとうね、晶……」
僕は、晶の頬に軽くキスをした。
「んっ……」
晶の頬にキスをするのと同時に晶は、目を開けた。
「おはよう、晶……」
僕は、何もなかったようにやんわりと微笑んだ。
晶は、僕のした事を茫然とするけれども直ぐに怒りをおさえたように体を振るわせた。
「晶、どうかしたの?」
僕は、晶の顔を覗き込み不思議そうに首を傾げた。
「光の……バカ〜〜〜〜〜〜〜〜!?
出て行ってよ!!」
晶は、枕を掴むと枕で僕の頭を何回も叩いた。
「ちょっと待って、晶。
解ったってすぐに出て行くから」
僕は、晶の何回も叩く攻撃にたまらず急いで晶の部屋を出て行った。
僕には、晶がなぜ怒っていたのか解らなかった。
そのうち晶の怒りもおさまると思いほったらかしにしていた。
次の日、いつも通りに晶を起こそうと思い晶の部屋に向かった。
晶の部屋のドアを叩くと部屋の中から返事がなかった。
「晶、いつまで眠っているの?
学校に遅刻するよ」
僕は、晶の部屋のドアを開けて部屋の中に入ると誰もいなかった。
僕は、不思議に思いリビングに向かうとお父さんは、新聞を持って朝ご飯を食べていた。
「晶が見えないけれどお父さん、知らない?」
お父さんは、新聞から顔を上げると僕の方を向いた。
「晶なら先に学校に行ったぞ」
「晶ったら僕に何も言わないで先に行くなんてまだ昨日の事を怒っているのかな……」
僕は、ため息を吐くと朝ご飯を食べてから小学校に向かった。
教室に入ると晶と目が合うと晶は、逃げるように教室を出て行った。
僕は、ため息を吐くと充と碧斗と真人が近づいてきた。
「おはよう、光」
「おはよう、光」
「おはよう、光」
「おはよう、充、碧斗、真人」
充は、にやにやしながら光を見つめた。
「ところで晶が怒ってるみたいだけれども晶に何をしたんだよ」
僕は、充のにやにや笑顔を見て困ったように自分の頭の後ろ髪を触って苦笑いを浮かべた。
「いや〜〜〜実は、昨日、眠ってる晶の頬にキスをしたら怒ったみたいでさ」
「は〜〜〜〜……それって嫌な人は、嫌だよ」
碧斗は、自分のおでこに中指と人差し指をあててため息を吐いた。
「でも仲良かったらさ、やったな〜〜〜こいつ〜〜〜〜〜みたいならないかな?」
僕は、右目を瞑り右手をじゃんけんのグーみたいに握りしめて右手を頭に当ててべろを出しておちゃれけたようにてへぺろをした。
「あ〜〜〜それは、解るかも、うん、そうなるよね。
僕だって……いたたた〜〜〜〜〜!?」
真人は、光の左手を握りしめて息を荒くして光の意見に賛成して何か言おうとした。
でも途中で碧斗に真人のお尻をつねられて言葉をさえぎられた。
「ごほん……とにかく晶に謝った方が良いよ」
碧斗は、真人の態度を誤魔化すように一回咳をすると自分の意見を伝えた。
「確かにこのまま晶と話せないのは、嫌だな……
晶に謝ってみるよ」
光は、口元を押さえて考え込むとすぐに碧斗の方を向いて晶に謝る事を伝えた。
でもその後も晶と話しかけるタイミングを逃して気が付くと放課後になっていた。
その日、日直だった僕は、先生に頼まれて授業中に集めた算数のノートを返すことになった。
「ノートを返すよ、みんな、持ってけ〜〜〜〜〜」
クラス全員の算数のノートを持って教室に戻ると教卓の上に算数のノートを置くとノートを手に持ちふりふりと振った。
五分くらいすると算数のノートが一冊だけ残って全てなくなった。
「あれ、誰のノートかな?」
ノートを持ってノートの裏表を見てから教室を見渡すと晶と目が合った。
晶は、気まずそうに横を向いた。
晶の態度を見て残ったノートが晶の物だと解った。
「ふ〜〜〜ん、なるほどね……」
僕は、ノートを口元に当てて意地悪っぽく微笑むと晶のノートを持って教室を出て行った。
晶も僕の後を追いかけるように教室を出ると僕の後をついてきた。
今は、使われていない旧校舎に向かい二階に上がったところで振り向くと晶にノートを渡した。
「こうまでしないと晶と話せないと思ってね。
僕に頬にキスをされるのは、嫌だったよね。
ごめんね、晶と話せなくなるのが嫌だったから一言謝りたくて」
僕は、自分の頬をかくと困ったように苦笑いを浮かべた。
「ッ!?
違うの、光!
光は、感謝しているんだったら誰にもキスをすると思うと気分がむしゃくしゃして!」
晶は、大声を出して感情をむきだしにして光に近づいた。
僕は、晶の態度を見て戸惑ったように目を何回も閉じたり開けたりした。
でも晶が光に嫉妬しているのに気が付くとにこにこしながら晶の顔を覗き込むように近づいた。
「ど、どうしたの、光……?」
晶は、光の態度に戸惑いながら光から距離をとった。
「ふふふ、晶が何で怒ってるのか解っちゃった」
僕は、嬉しそうににこにこしながら距離をとった晶に近寄った。
「ちょっと近寄らないでよ……
わっ!?」
光が近寄るのと戸惑いながら晶が後ろに下がると足を滑らせて階段から落ちようとした。
「晶、危ない!?」
光は、晶が落ちるより前に晶を抱きしめると晶を庇うように晶と光は、階段から落ちた。
「うぅ、痛い……大丈夫、晶?」
僕は、痛みを我慢したように右目を瞑り抱きしめた晶を見つめた。
「うん……」
晶は、戸惑いながら光を見つめ小さく頷いた。
「あのね、晶だから相手が晶だからキスをしたかったんだよ」
僕は、晶の頬を触り晶の頬にキスをしようとした。
「待って、今度は、ちゃんと……」
晶は、僕の口をふさいで何か言おうとした。
「うん、今度は、ちゃんと口にしてあげる」
僕は、晶の頬に触りうっすらと微笑み晶の口にキスをした。
「んっ……う……んっ…………んんっ……晶…………ん……んっ…………」
晶は、光にキスをされると晶も光を求めるように光とキスをした。
「うん…………んんっ……光…………んっ……うん…………光……うぅ……ん……」
光は、晶を押し倒して晶を求めるように激しくキスをした。
「ん……んんっ…………待って……んっ…………は〜〜……んんん…………晶……んっ……」
晶は、光にあまりにも激しくキスをされたために苦しくなって光を押しのけようとした。
「んん………ん……んんん…………う……ん…………んんん…………光……んん…………」
光は、晶が押しのけようとするのを阻止するかのように晶の背中に足を回してがっちりと晶を掴み逃げられなくして激しく晶を求めるようにキスをした。
「ん…………んん…………んっ…………んんん…………う……ん……駄目……んっ……」
晶は、光にあまりにも激しくキスをされたために感じた事がない感覚がごちゃまぜになり涙目で光を見つめた。
「んんん……ん……光…………う……ん…………んん…………んんん…………んんっ……」
光は、そんな晶が愛おしくて晶を求めるかのように激しくキスをした。
「んん……んんん…………んん……う……ん…………んんん〜〜〜〜〜〜〜!?」
晶は、光にあまりにも激しくキスをされたために力尽きたようにぐったりとした。
「御馳走様、晶……」
光は、晶から口を離して自分の口に右手の中指を触りぐったりしてる晶に向かって色っぽく微笑んだ。
「晶、大丈夫?」
僕は、ぐったりしている晶を膝枕して晶の頭を撫でながら晶の顔を覗き込んだ。
「らいじょうぶ……でもあんな激しいの初めて…………」
晶は、夢心地のようにぼ〜〜として光を見つめろれつのまわらないまま言葉を呟いた。
「ごめんね、晶とのキスが気持ち良かったからつい夢中になっちゃったよ。
今度、キスする時は、もう少し加減してあげる」
光は、優しく晶を見つめ晶の頭の撫でると親愛を込めて晶のおでこにキスをした。
「うん……でももっと激しくしてもかまわないよ……」
晶は、光の体温を感じて気持ち良さそうに微笑むと安心したように目を瞑った。
「本当に晶には、敵わないな……
僕をこんなにも夢中にさせるんだから……
僕の弟に生まれてきてくれてありがとう、晶……」
僕は、晶を大切に思う気持ちを込めて眠った晶の頭を優しく撫でた。
僕と晶の間に出来た秘密(キス)が嬉しかった。
そしてこれから晶との秘密事が増えていくと考えると楽しみでしかたがなかった。
〜つづく〜
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