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- 自殺少年と義兄弟
- 日時: 2017/04/28 20:56
- 名前: 時雨多々良 (ID: tA56XhER)
はじめに、閲覧ありがとうございます
初めまして、時雨多々良です
オリジナルBLです
小説初心者なのでつまらないかもしれませんが、よろしくお願いします
↓中心となる3人の設定です↓
-設定------------------------------------------------------------
主人公:時雨 咲 (じぐれ さき)
・16歳(高校生とは言ってない)
・孤児だったが、東条家の養子になる
・一人暮らし生活が長かったため、家事は完璧に近い
・メガネを掛けていて、人に話しかけるのが苦手
・接客の仕事以外は、ほとんどのバイトをやったことがある
・時雨は最近までの苗字
・メンタルが豆腐(絹)並みに弱い
・左手にはいつもリストバンドを着用。親の形見なのか?
東条 尊(とうじょう みこと)
・19歳(高校3年生)
・兆とは双子で尊が兄
・3年前からモデルにスカウトされ、モデルをやっている
・咲のことが好き
・真面目で右の目元(尊から見て左)にほくろがある
東条 兆(とうじょう きざし)
・19歳(高校3年生)
・兆とは双子で尊が兄
・3年前からモデルにスカウトされ、モデルをやっている
・咲のことが好き
・チャラ男だがやるときはやり、ピン止めを×にしてつけている
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中心の3人の設定はこんな感じで、書いていきたいと思います
正直このサイトにもまだ慣れてないし、はじめに言ったとうり小説初心者なので、至らぬ点があるかもしれませんが、頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします
毎週水曜または月曜に、投稿しようと考えてます
※別の曜日に変わるかもしれません
また作者はめんどくさがりなので、別の日に投稿するかもしれません
上記の事をご了承していただけると、誠にありがたいです
それと、こんなクソ作品転載なんてしないと思いますが、転載禁止です
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目次
プロローグ >>01
第一話 >>02
- Re: 自殺少年と義兄弟 〜プロローグ〜 ( No.1 )
- 日時: 2017/04/26 15:18
- 名前: 時雨多々良 (ID: tA56XhER)
僕にはこれから第2の人生が待っている。
そう、はじめの人生が悲しすぎたから…。
僕の名前は時雨咲。
だがそんな名前も今日を機に使わなくなる。
そして名前だけではない、今日から住む家や1人の僕に家族まで出来る。
「寂しいなぁ…」と僕は呟いたが、肌寒く感じる北風に流されて消えてしまった。
何故僕が、こんな第2の人生を歩むような事が起こるかというと、答えは簡単『養子になるから』だ。
どこの養子に入るかというと、東条家というそこそこ有名な、
そっちの世界では、センイレ●ンとか、ローソ●とかコンビニしか言ってないが…、
まぁ聞けば大体の人が知っているというぐらいの会社だ。
何故この家の養子になるかは知らないし知りたいとはそこまで思わない。
まぁ、何はともあれ僕はこれから新たな人生を踏みだす。
「行ってきます」
僕は今まで暮らしてきた家に最後の挨拶をした。
もう、ここには戻っては来ないだろう。
そして左手のリストバンドを見て、手をギュっと握りしめた。
まるで、すべてを隠すかのように…。
- Re: 自殺少年と義兄弟 〜第一話〜 ( No.2 )
- 日時: 2017/04/28 20:09
- 名前: 時雨多々良 (ID: tA56XhER)
僕が東条咲になってから1週間。
さて、季節は夏。
今は、東条家の自分の部屋にいる。
作文みたいな話し方で悪いが変わったことは、3つある。
1つは名前。
本来なら、東条咲だが通称名を使い、学校のプリントなどには「時雨咲」と書いている。
そして2つ目は、家だ。
築46年。人間で言えばもう少し頑張れば、定年退職といったところだろう。それでも、僕が数年だが暮らしてきたことは変わりわない。
だから、築1年にも見える今いるこの家に慣れてない。
そして今いる場所は自分の部屋だが、これもまだ慣れない。
だって自分の部屋が下手したら前の家のリビングぐらいの広さあるなんて、クリスマスにケーキと肉が食えるくらいすごい。
これはマジで、ヤバい…。
3つ目は家族構成。
孤児で一人だった僕には家族というものが何で、どういうものかすら分からなかった。だが義父さんと双子の兄が2人で来た。
正直、とても夢のようである。
そんなことを頭の中で整理していると、ノックが2回なった。
ここはトイレノックとかここはトイレなのか。
そして、それに続いて声が聞こえた。
「咲、夕飯出来だぞー」
これは…尊兄さんの声だ。
「はーい」
僕は返事をして、リビングにいった。
すると、さっき居た尊兄さんも含め兆兄さんもいた。
そして食卓には暖かそうな…!!!
…から揚げだと…。
…ヤバい、こんなにも豪華な食べ物(から揚げ)が食えるなんて…、幸福すぎて死んでもいいくらいじゃないか…。
そんな風に思いを駆け巡らせていると、
「「咲、こっち来て早く食べよう」」
と言ってくれた。ヤバい、泣きそう…。
暖かい食事とマジかっこいいイケメンの兄さん2人(泣
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余談
兆「咲ーこっち来て俺の隣に座ろー?」
尊「いや、こっちに来い。あんな虫けら咲が汚れる…」
兆「いやいや、それはこっちが言うセリフだよ!」
尊、咲「「だから咲、こっちに来て俺を癒して?」」
咲「えっと…じゃあ僕はお肉が食べられるなら、どこでもいいから真ん中で!」
尊、兆「(´・ω・`)」
兆「お前があんなこと言うから、咲が俺の隣じゃなくなっちまったんだろ!」
尊「いや、お前のムードが怖すぎて俺の隣じゃなくなったんだ」
咲「あ〜お肉おいしい!!!」
尊、兆「「咲、天使すぎて、眩しい…。」」
こうして、東条家には天使が誕生した。
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〜夕飯終了〜
兆「そういえば、咲は学校行ってないの?」
尊「あぁ、そういえば確かに制服姿見たことないしな」
咲「学校は…」
兆、尊「「(ごくり)」」
咲「行ってないよー」
兆、尊「「(唖然)」」
咲「バイトがあったし、高校行くための学費があの時はまだ集まってなかったから、今年度から受験に遅れて参加しようかなと」
兆「じゃあ、こっちの学校に編入すればいいんじゃない?」
尊「その手がったな、お前にしてはいい案じゃないか」
咲「どうしようかな、勉強とか遅れてるし…」
尊「それは俺が教える」
兆「俺がじゃなくて俺たちな」
咲「でも…」
尊「何か問題があったら俺達がいる」
兆「それに同じ学校に入れば、一緒に学校行けるし」
尊、兆「だから、一緒に行こう?」
咲「…少し、考えさせてほしいな」
尊「あぁ、咲のためならいくらでも待つ」
兆「何かあったら、早めに相談してね」
咲「ありがとう、尊兄さん!兆兄さん!」
尊、兆「「あぁ(やっぱ兄さんかぁー)」」
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