BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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【BL】僕は地味に過ごしたい。
日時: 2017/06/18 09:54
名前: も腐爺 (ID: NsAz6QN0)

(主人公紹介)
(名前)凡蔵 園太 ーぼんくら そのたー
※主人公視点から始まります。











【本編】
春。出会いと別れの季節。僕は高校生になる。らしい。あんまり高校生になるっていう実感なんてないけど、この前一応中学校の卒業証書貰ったからまぁ、なるんだろう。

僕は父さんと二人で暮らしている。まぁ、父さんは仕事で出張することが多くて1年に数回会うくらいのもんだから、ほぼ1人なのだが。一々出張する度に引越しすんのは金と労力の無駄ということで一緒に行かないわけだが。
母さんは僕が物心つく前に父さんと離婚していて顔とかよく分かんない。でも別にいなくて不便しているわけじゃないし会いたいとも思わない。あ、でも母さんいたら飯とか洗濯物とか全部やってくれんのか。そっちの方がいいな。楽できるし。


ーピピピピピー


ん?あぁ、もう起きる時間か。まぁ、目覚ましなる前から起きてたけど。
さて、準備するか…。

おぉ。これが高校の制服か。なんか新しい匂いがするな。当たり前だけど。
なんか新しい制服って興奮するのな。気分アゲアゲだわ。

今日は入学式だけだしすぐ帰れんだろ。朝飯要らんわ。ってかめんどいから作らんわ。
そうなるとまだ時間余るな……歯磨きとかは行く直前でいいや。
うーん……入学パンフレットでも読むか。


【星空高校入学説明パンフレット】
【身だしなみ︙特に決まりはないが、前髪は目より下は望ましくない】
……俺目より下じゃん。あ、でもさ、望ましくないだから別にいいか。
【本校について。︙本校の寮住みの生徒はカードキーを常に持つこと。〜(以下略)】
寮?……あ、そっか、男子校なんだっけ。まぁ、俺は自分家下校系生徒だし関係ねえや。

……っともうこんな時間か。そろそろ言ってみるとするか。
よし、行ってきます……。あ、鍵閉めないと。
ガチャ ッ
うん。これで良し。さてと……行くか。

家から駅までは徒歩5分とかで着k((
「園太くん。おはよう」
おい近所のババァ、僕の心の声と同時に喋んじゃねぇよ。
「……おはようございます」
「今日は天気が良くt」
うわ、まずいぞ長話が始まる……逃げなくては。さらばだ、近所のばあさん。

ダッ……
はぁ……はぁ……5分で着くところが2分で着いちまったぜ。恐るべき、ババァ。
はよ電車に乗りたい。



ピッピっ

オー。カード優秀。すぐ改札通れたわ。
しかもすんげぇ良いタイミングで電車も来たし。よし乗るか。



なにこれぇええぇえすんごいギュウギュウなんだけど。なにこれ。人間筆箱??
筆箱のサイズが思ったよりも小さくてペンが入りきらないけど無理やり入れたみたいになってるよ!?なんなのこれ!?
これであと三駅??無理。酸素。酸素。幸い僕は出入口の方にたってるから付く度に酸素はいるんだけどね。あぁ、あと三駅。頑張ろ。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜数分後〜〜〜〜〜〜〜


着いたぁぁぁぁぁ!!空気が美味しぃ!!もう、あの電車の中で人間嫌いになりかけたわ!まぁ元々好きじゃないけどさ!!
後はバスに乗れば学校まで行けるし、楽チンだな。

バスが来るまであと3分か。音楽でも聞いてるか……



〜〜〜〜〜〜〜〜3分後〜〜〜〜〜〜〜〜
……無事、乗れました。
ねぇ、このバスさ、ほんとに星空高校に着くよね?同じ制服きた生徒がいないんだけど、そもそも学生が乗ってないんだけど。大丈夫だよね??
ってか、次の停留所じゃん。高校。あ、見えた、あれか、良かったちゃんと着いたんだね。




さて、ここから僕の高校生活が始まるわけだ。何かわくわく……もしないな。うん。



(続く)

Re: 【BL】僕は地味に過ごしたい。 ( No.1 )
日時: 2017/07/01 13:57
名前: も腐爺 (ID: XomqbFXQ)


で、ここがその高校になります。
でけぇ...。おぉ。ちゃんと入学式の看板があるぞ...やったぜ。
さっさと会場入してゆっくり座ることにしようや
はよ行こ。ここはダッシュで……うっし、よーいd((
「いった」うおおお。走り出した途端人にぶつかったァァァ!!
「すみませんすみませんすみません僕ん家片親でお金ないんです許して下さいすいませんした、ほんと、すいません」
見よ!相手に相槌を打たせる余裕もなく謝り倒す!僕の得意技っ。
そして最後にもう一回「すみまs...」
「っはは大丈夫だって。君面白いね気に入ったよ。はいこれ、好きな時に連絡してくれていいから。じゃ。」
……ぶつかってメアド貰ったァァァ!?何なの名刺感覚で渡してきたよ?ねぇ、なにあの人。ってかいいよね、連絡しなくて。面倒臭いし。ってかほんとに今度は慎重に歩いていこう。




よっし、あの後は誰にもぶつからずに席まで来れたぞ。やっと座れる。開始まであと十分か。ゆっくりしてよ……

「ねぇねぇ君名前は??俺?俺はねぇ」
面倒臭いのキター!!お願いだからゆっくりさせて?朝から色々あってこっちは疲れてんの!ねぇ、無視していいかな。
「薩摩優希!同じ一年生だよぅ!えっとネクタイのピンが青だから……俺と同じ!2組だねぇ!よろしくぅ!」
一緒かよ!!!ってかパーソナルスペースにずかずか入ってくんじゃねぇよちけぇんだよ。ほんっとにもう……
「名前、凡蔵園太、い」



Re: 【BL】僕は地味に過ごしたい。 ( No.2 )
日時: 2017/07/01 14:41
名前: も腐爺 (ID: XomqbFXQ)


で、ここがその高校になります。
でけぇ...。おぉ。ちゃんと入学式の看板があるぞ...やったぜ。
さっさと会場入してゆっくり座ることにしようや
はよ行こ。ここはダッシュで……うっし、よーいd((
「いった」うおおお。走り出した途端人にぶつかったァァァ!!
「すみませんすみませんすみません僕ん家片親でお金ないんです許して下さいすいませんした、ほんと、すいません」
見よ!相手に相槌を打たせる余裕もなく謝り倒す!僕の得意技っ。
そして最後にもう一回「すみまs...」
「っはは大丈夫だって。君面白いね気に入ったよ。はいこれ、好きな時に連絡してくれていいから。じゃ。」
……ぶつかってメアド貰ったァァァ!?何なの名刺感覚で渡してきたよ?ねぇ、なにあの人。ってかいいよね、連絡しなくて。面倒臭いし。ってかほんとに今度は慎重に歩いていこう。




よっし、あの後は誰にもぶつからずに席まで来れたぞ。やっと座れる。開始まであと十分か。ゆっくりしてよ……

「ねぇねぇ君名前は??俺?俺はねぇ」
面倒臭いのキター!!お願いだからゆっくりさせて?朝から色々あってこっちは疲れてんの!ねぇ、無視していいかな。

「薩摩優希!同じ一年生だよぅ!えっとネクタイのピンが青だから……俺と同じ!2組だねぇ!よろしくぅ!」
一緒かよ!!!ってかパーソナルスペースにずかずか入ってくんじゃねぇよちけぇんだよ。ほんっとにもう……名前だけ言っとくか
「名前は凡蔵園太」ここまで次に会話進めるなオーラ出したら流石に次話しかけてこないだろう。さて、これでゆっくりt……
「へぇー!園太君っていうんだぁ!ってか園田って呼んでいい?いいよね。ってかこっち向いて話してよぅ。」
え、何この威圧感うんって言わないと殺すぞオーラ出てますけど。まだこの世に未練があるから俺は死ねない。しかたないむこうじゃないか。
「い、いいよ」無理無理無理人の目見て話すなんて無理。でもそっちは向いたしいいよね。「……」あ、あれ?黙り込んだ??っと……
「目、目みて話して。」やっぱりかァァァ無理だって無理無理。できるだけ見ようと思うけど無理ッ。でも向かなきゃまずよな…
「ッ...」前髪であんまよく見えないけどこいつ結構顔イイタイプやな。男女共同校だったらモテそう。
「やっとこっち見てくれたねぇ!でもね、前髪、それだと校則違反で先輩達に目付けられるよ?ほらっこれでも付け……ッ!?///……やっぱ付けなくていい……」
え。なにどうしたの?今前髪止めるピンくれるんじゃなかったの??目つけられんの嫌だから貸してよ。くれよ。何顔赤くしてんの。え。なに。
「えっと……?なんで止めなくていいの?」もう聞いてしまえ。
「それはその……あの……」おいお前さっきのぶりっ子キャラどうした。語尾に小さい文字いれんの忘れてんぞ。おい。
「……ッお、俺と友達になってくれる?一生の……!!」
はぁ?お前日本語通じてる?なんで止めなくていいか聞いてんだよこっちは。ねぇ頭のお医者さん行く???
「は?どゆこと?まぁ、僕はそこら辺に関してはどうでもいい」
「やったー!!これから宜しくね!園太ぁ♡」
いや、友達になるとか言ってないじゃんこの子どこぞの宇宙人?エイリアンなの?しかも待てよりすんげぇ媚びてね??
「えっと……」
「……あんなの俺以外に見せないから。絶対俺のものにする(ボソッ)」
「え?なんか言った?」今なんか言ったよなこの世界を俺のものにするとか?中二病か?お前もう高一だろ、そろそろ卒業しろ。
「ううん。なんもいってないよぉ?それより手繋いでいいかなぁ?」
あ、やはり、黒歴史になるような事言ったんやなこいつw僕にはバレてますよぉおお?wてかなんでその流れで手繋ぐん?あぁ、ここら辺の結界を貼るために君の力が必要だ……だから!!みたいなやつか?僕を巻き込むな
「きっしょ。やめろ。隣のヤツとやれや。」
「隣の子とやったら園太も俺と手つないでくれる?」馬鹿なの?誰が繋ぐかクソが
「ふざけんじゃねぇよてめ……ぇ……」なにこれ急に司会が真っ白になって……







ここはどこだ?なんで僕はベットにいる?
「よお。新入生。目ぇ覚めたか?」
……だれ?何このホストじみた方。
「えっと?」
「おお。俺は星空高の保健室担当の先生、藤崎雄哉だ。雄哉先生と呼んでくれればいい」この人こんな見た目で教師か。最近はようわからんな。
「拓哉...せ、んせ?僕はどうしてここにいるのでしょうか??会場に入ったのまではわかるんですけど」拓哉先生であってたよな。なんで反応が返ってこないんだ?
「……ぉ、おぅ。(まさかほんとに拓哉先生と呼ぶとは……てか声可愛すぎだろ)優希っていう新入生が倒れたからってお前を運んできたんだよ。お姫様抱っこでな。お前朝飯食ってきたか?貧血だぞ。」
……な、なんだと……!?何やってくれてんだあいつ!!せめておんぶだろ!?何お姫様抱っこ?俺する側だろ普通!!何されちゃってんの……もうやだ……最悪……
朝ごはん……食べてないや…だからか
「……食べてないです…」
「やっぱりそうか。ちゃんと食ってけよ。もう大丈夫そうだから行ってもいいぞ(行って欲しくないけど)入学式はもう終わったから教室な。」
……おおぅ。そうか。もう終わったのか。
「……どうした?まだ歩けないのか?俺もお姫様抱っこして連れてってやろうか?」
「御遠慮します」2回も恥かくわけにはいかねぇ
「そ、そうか……」
何しゅんとなってんだよ。「では、もう行きます。ありがとうございました。」
「おう。気をつけてな。」







さてと……教室はどこだったかな……適当に歩いてみるか……






(続く)


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