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【キャラ募集】僕とヤンデレの普通じゃない日常。
日時: 2017/07/30 18:39
名前: ハガ音 ◆qlZ12PpBk. (ID: dDPEYPay)

「おはよう、夕夏」

 なぜ。

 なぜこいつは僕に話しかけてくるんだろう。


 いつから。

 いつからこいつは僕に笑顔を向けてくるようになったんだろう。



 なんで僕なんだ。




ヤンデレ美少年×腐男子平凡

あまり言ってないけど実は作者は腐女子。
息抜き小説。

人物設定いってみよう。どーん。


山海 夕夏(やまみ ゆうか)
僕っ子。腐男子平凡。
若干ネガティブ。コンプレックスも多い。

東雲 宮(しののめ みや)
普段は僕だが夕夏に対しては俺。
ヤンデレ美少年鬼畜ハイスペック。




僕とヤンデレの普通じゃない日常。
>>


Re: 【キャラ募集】僕とヤンデレの普通じゃない日常。 ( No.1 )
日時: 2017/07/31 10:57
名前: ハガ音 ◆qlZ12PpBk. (ID: dDPEYPay)


 僕の名前は山海夕夏と言う。この上なく女の子みたいな名前だけど、僕は残念ながら僕っ娘ではない。

 男だ。

 見た目だって特別綺麗な訳ではない。……可愛い顔だとは極稀に言われるけど。


 そう、綺麗な顔立ちと言えば、東雲宮だ。

 中性的で整った顔立ち。しかもとんでもないハイスペックで、頭脳明晰で成績優秀、運動神経も抜群。でも、凄く冷たい人物だと有名である。


 そんな人物がなぜ。


「はぁああ……お、れ、の、天使……なんでこんな可愛いの!」

 僕に抱きついて頬擦りして満面の笑みを浮かべているのだろう。





 発端は、僕に届いた一枚のラブレターだった。

「『あなたのことが好きです。返事は今日の放課後、屋上で。』か……凄い綺麗な字」


 べったべたな文だな、とか生意気なことを思いつつ、屋上へ向かう。僕は昔、男に告白されたことがあるので期待はしていない。あのときはほんと、僕じゃなくて別の男にしろ、僕はBLが好きなだけだ別にホモである訳じゃない、と何度も思った。

 屋上に着いた。

 きぃ、と錆び付いた音を鳴らして扉を開けた先にいたのは。


「あ、来た来た。こっち来てよ」

 手招きする東雲だった。

「し、東雲……?」
「大丈夫?」

 パニクる僕。それをなぜか満面の笑みを浮かべて眺める東雲。

「この手紙、は……?」
「からかったのか、ってすぐ言わない辺り、やっぱ男に告白されたことがあるんだね。あーもー、ムカつくな……」

 不穏な空気。

 どっちだ。

 普通に考えれば、東雲にからかわれただけと判断すべきだけど……。

 内心びびる僕を察したのか、東雲は僕の頭を撫でる。うん?

「俺のことは知ってるよね、二年B組出席番号39番山海夕夏くん。東雲宮だよ」
「お、おれ……?」

 確か東雲って僕と同じ口調じゃなかったか?

「あ、いつもは『僕』だけど、地は『俺』なんだ」

 にこにこと微笑みながらそう言う東雲。ちなみに頭は今も撫でられている。

 しかし、なぜあのとき……男に告白されたときより、嫌悪感を抱かないのだろう。やはり、こいつの綺麗すぎて男とも女ともつかない顔のせいなのか。見た目なのか、やはり……。

「俺ねー、本当に君のことが好きなんだ。今にも押し倒したいくらい」

 不穏な言葉が聞こえてきたぞ。

 東雲は一旦僕を撫でるのを中断した。 

「君以外の女にも男にも興味は沸かない。本当に好きなんだよ……夕夏くん」

 ぐい、と東雲が体を寄せてきて、綺麗な顔が視界いっぱいに広がる。なんというか、甘い香りが鼻を掠めた。綺麗な顔で、期待一杯の目で見つめられる。僕綺麗な顔綺麗な顔ばっか言ってるな……。

「僕は、あなたのことをよく知らない。……だから、友達からなら……」

 ぱぁあ、と東雲の目が輝き、僕に抱きついてきた。

「誓う、誓うよ、絶対この天使を落とすっ!」

 痛いくらいに抱き締められ、そして、冒頭に戻る。

Re: 【キャラ募集】僕とヤンデレの普通じゃない日常。 ( No.2 )
日時: 2017/08/02 02:21
名前: ハガ音 ◆qlZ12PpBk. (ID: dDPEYPay)


 やあやあはろはろえぶりわーん?
 あ、誰かって? 勿論腐男子受けくんでもヤンデレ美形攻めでもないぞぉー。

 私の名前は……特にない!
 モブ子とでも呼ん……あ、モブ子からとって百々子にしよう。そーしよ。
 私のクラスは二年B組でっす。つまりあの二人のクラスメイトです。

 そんな私はビバ腐女子です。

 なので屋上で繰り広げられるこの光景に涎を垂らしています。
 柔らかく笑みながら山海くんを撫でまくる東雲くん。心底嬉そう。見てるこっちが幸せ気分な微笑み。ありがとうございます美形の微笑みぃいい!

 そしてなにより貴重なのは山海くんの困り顔!

 一年の中で最も冷静沈着と言われ割りと可愛い顔はとてもクールなことで知られている。そんな彼が困り顔____鼻からケチャップが……。

 はふう。


 満喫したところで、手元のカメラを確認。おし、ばっちり撮れてる録れてる。
 勿論脅しとかはしないさ。ただ仲間たちと上映会をして薄い本の肥やしにするだけさァ。

 ルンルン気分で、私は屋上を後にした。




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