BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【キャラ募集】僕とヤンデレの普通じゃない日常。
- 日時: 2017/07/30 18:39
- 名前: ハガ音 ◆qlZ12PpBk. (ID: dDPEYPay)
「おはよう、夕夏」
なぜ。
なぜこいつは僕に話しかけてくるんだろう。
いつから。
いつからこいつは僕に笑顔を向けてくるようになったんだろう。
なんで僕なんだ。
※
ヤンデレ美少年×腐男子平凡
あまり言ってないけど実は作者は腐女子。
息抜き小説。
人物設定いってみよう。どーん。
山海 夕夏(やまみ ゆうか)
僕っ子。腐男子平凡。
若干ネガティブ。コンプレックスも多い。
東雲 宮(しののめ みや)
普段は僕だが夕夏に対しては俺。
ヤンデレ美少年鬼畜ハイスペック。
※
僕とヤンデレの普通じゃない日常。
>>
- Re: 【キャラ募集】僕とヤンデレの普通じゃない日常。 ( No.1 )
- 日時: 2017/07/31 10:57
- 名前: ハガ音 ◆qlZ12PpBk. (ID: dDPEYPay)
僕の名前は山海夕夏と言う。この上なく女の子みたいな名前だけど、僕は残念ながら僕っ娘ではない。
男だ。
見た目だって特別綺麗な訳ではない。……可愛い顔だとは極稀に言われるけど。
そう、綺麗な顔立ちと言えば、東雲宮だ。
中性的で整った顔立ち。しかもとんでもないハイスペックで、頭脳明晰で成績優秀、運動神経も抜群。でも、凄く冷たい人物だと有名である。
そんな人物がなぜ。
「はぁああ……お、れ、の、天使……なんでこんな可愛いの!」
僕に抱きついて頬擦りして満面の笑みを浮かべているのだろう。
※
発端は、僕に届いた一枚のラブレターだった。
「『あなたのことが好きです。返事は今日の放課後、屋上で。』か……凄い綺麗な字」
べったべたな文だな、とか生意気なことを思いつつ、屋上へ向かう。僕は昔、男に告白されたことがあるので期待はしていない。あのときはほんと、僕じゃなくて別の男にしろ、僕はBLが好きなだけだ別にホモである訳じゃない、と何度も思った。
屋上に着いた。
きぃ、と錆び付いた音を鳴らして扉を開けた先にいたのは。
「あ、来た来た。こっち来てよ」
手招きする東雲だった。
「し、東雲……?」
「大丈夫?」
パニクる僕。それをなぜか満面の笑みを浮かべて眺める東雲。
「この手紙、は……?」
「からかったのか、ってすぐ言わない辺り、やっぱ男に告白されたことがあるんだね。あーもー、ムカつくな……」
不穏な空気。
どっちだ。
普通に考えれば、東雲にからかわれただけと判断すべきだけど……。
内心びびる僕を察したのか、東雲は僕の頭を撫でる。うん?
「俺のことは知ってるよね、二年B組出席番号39番山海夕夏くん。東雲宮だよ」
「お、おれ……?」
確か東雲って僕と同じ口調じゃなかったか?
「あ、いつもは『僕』だけど、地は『俺』なんだ」
にこにこと微笑みながらそう言う東雲。ちなみに頭は今も撫でられている。
しかし、なぜあのとき……男に告白されたときより、嫌悪感を抱かないのだろう。やはり、こいつの綺麗すぎて男とも女ともつかない顔のせいなのか。見た目なのか、やはり……。
「俺ねー、本当に君のことが好きなんだ。今にも押し倒したいくらい」
不穏な言葉が聞こえてきたぞ。
東雲は一旦僕を撫でるのを中断した。
「君以外の女にも男にも興味は沸かない。本当に好きなんだよ……夕夏くん」
ぐい、と東雲が体を寄せてきて、綺麗な顔が視界いっぱいに広がる。なんというか、甘い香りが鼻を掠めた。綺麗な顔で、期待一杯の目で見つめられる。僕綺麗な顔綺麗な顔ばっか言ってるな……。
「僕は、あなたのことをよく知らない。……だから、友達からなら……」
ぱぁあ、と東雲の目が輝き、僕に抱きついてきた。
「誓う、誓うよ、絶対この天使を落とすっ!」
痛いくらいに抱き締められ、そして、冒頭に戻る。
- Re: 【キャラ募集】僕とヤンデレの普通じゃない日常。 ( No.2 )
- 日時: 2017/08/02 02:21
- 名前: ハガ音 ◆qlZ12PpBk. (ID: dDPEYPay)
やあやあはろはろえぶりわーん?
あ、誰かって? 勿論腐男子受けくんでもヤンデレ美形攻めでもないぞぉー。
私の名前は……特にない!
モブ子とでも呼ん……あ、モブ子からとって百々子にしよう。そーしよ。
私のクラスは二年B組でっす。つまりあの二人のクラスメイトです。
そんな私はビバ腐女子です。
なので屋上で繰り広げられるこの光景に涎を垂らしています。
柔らかく笑みながら山海くんを撫でまくる東雲くん。心底嬉そう。見てるこっちが幸せ気分な微笑み。ありがとうございます美形の微笑みぃいい!
そしてなにより貴重なのは山海くんの困り顔!
一年の中で最も冷静沈着と言われ割りと可愛い顔はとてもクールなことで知られている。そんな彼が困り顔____鼻からケチャップが……。
はふう。
満喫したところで、手元のカメラを確認。おし、ばっちり撮れてる録れてる。
勿論脅しとかはしないさ。ただ仲間たちと上映会をして薄い本の肥やしにするだけさァ。
ルンルン気分で、私は屋上を後にした。
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