BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- ハイキュー!影日小説※初投稿
- 日時: 2017/08/14 21:09
- 名前: 茶柱。 (ID: q0osNPQH)
初投稿でっす!至らない所もあると思いますが、大目に見て下さい。←
結構長いです。よかったらアドバイス下さい((
〈日向目線〉
「「よっしゃー!!」」
速攻が成功する。今日だけで10回以上も。
影山は俺のライバル。だけど大切な仲間だ。…怒らせると怖いが。
練習が終わった。よーし、今日も影山にトス上げてもらおう!
影山は…部室に行ったな。追いかけようっと。
日「影山ー!トス上げてくれよって…うわぁ!」ドサッ
影「え、ひ…日向…!?///」
…えー、日向翔陽、かなりピンチです。現状を説明すると、
勢いよく入る俺→出るところだった影山→衝突→影山を押し倒してる俺。
どうしてこうなった。これは殺される。俺、ここで死ぬんだ…((
そしてこの体勢、かなり恥ずい。多分俺は今真っ赤だ。
日「え——っと影山クn影「日向」ハイィ!?」
影「いい加減邪魔だ。どけ」 日「ハイ!スイマセン!!」
影「…気を付けろ。ボゲ」
日「スイマセン!命だけは!…って、え?」
え、これだけ?殺されるかと思った。((
でも、1つ気になったことがある。多分見間違いではない。
影山、顔赤くなかったか…?
<影山目線>
…さっきはあんなことを言って出てしまった…
もっと怒れば良かった。もう遅いが。
でも、それどころじゃない。今、俺は変だ。
少し、びっくりした。心臓の鼓動が煩い。
あんな軽い奴に押し倒されたことへの怒り?
少しでも油断した自分への呆れ? …違う。もっと別の何か。
クソッ!何なんだよ、この気持ちは…!?
<日向目線>
あの妙な(?)事件があった後、俺と影山は新しい速攻どころか、普通の速攻でさえも合わなくなってしまった。
成功するのは、10回に1回位。数日経った今ではまともに話もしなくなった。
谷地さんにも心配されたけど、喧嘩ではない。…はず。((
それに、あの日から、影山のことを意識してしまう。
理由は分からない。…そうだ、月島なら何か分かるかもしれない。聞きに行こう。
日「おーい、月島ー!聞きたいことがあるんだけど!」
月「日向煩い。何。」 日「あぁ、実は…」
* * *
月「…で、僕の所に来た、と。」
日「ああ!それで、何か分かったか!?」
月「日向煩い。ってか、分かるも何も、それは“恋”だろ。完全に。」
日「 」
月「それも同性愛。…ふーん、まさか本当に“ホモ”が居るとは思わなかったww」
日「ホ…ホ、モ?HOMO…?」
月「しかも、事故って好きになるって、笑えるww」
日「〜///でも俺h月「でも」え?」
月「でも、日向は王様が好きなんだろ。性別なんて関係ない。僕はそれでいいと思うんだケド」
月「素直に言っちゃえば?好きだって。」
日「…!…っでも!影山に嫌われたら、俺、俺…!」
月「あのさ、あのバレー馬鹿がチビだけどチームの得点源になってるチビとバレーしなくなると思う?それに、馬鹿だから嫌うとか分かんないんじゃない?w」
日「否定したいが、否定できない件について。」
月「wwまぁ、後先のこと考えずにさ、ただ真っ直ぐに気持ちを伝えればいいと思う。」
日「…分かった。俺、言ってみるよ!ありがとう、月島!」
よし、言ってやる!待ってろ、影山!!
<月島目線>
月「性別なんて関係ない。僕はそれでいいと思うんだケド」
…違う。
月「素直に言っちゃえば?好きだって。」
…これは僕の本心じゃない。
…日向、君はどうしてあんな王様の所に行くの?
本当は止めたかった。
月「あんな王様より、僕の所に居てよ。」
って、言いたかった。でも、それはもう叶わない。
君はただ、真っ直ぐ前を向いて歩いていく。僕はそんな君が好きだった。」
だからかな。後ろを向いている君を応援したくなった。
王様が日向をフッたら、僕は許さない。
日向が告白を諦めても、許さない。
月「頑張ってよ、日向。」
…周りにも、自分にも嘘をついてる。
…本当に笑えるのは、僕の方だ。
<影山目線>
最近、俺と日向は速攻が上手くいっていない。
多分、あの日のせいだ…この日向ボゲ!((
…!及川さんなら何か分かるかもしれない。電話してみよう。
影「もしもし及川さn及『飛雄?何、及川さんの声が聞きたくなった?』…」
及『ごめんって。で、何よ、今忙しいんだけど』
影「あの、実は…
* * *
…ということなんですが」
及『…飛雄クン…影「ハイ」それは“恋”だよ♪』
影「…?日向にも俺にも“ひれ”は無いですけど」
及『いや、それは“鯉”だから!あー!もう!面倒くさい!!つまり、飛雄はチビちゃんのことが好きになったの!だから、チビちゃんに想いを伝えればいいの!分かった!?もうすぐ練習だから切るよ!影「あの及川s…」じゃあね!』
影「…?切られた…」「…。」
…薄々気付いていた。日向が好きなんだって。
認めたくなかった。同性愛なんて、許されるはずない。
諦めようかn《ピロリン♪》…?メール?及川さんからだ。
件名:バーカ!!
〖何そんなことでくよくよしてんだ!少なくとも俺は認める。及川さんに感謝しろっ!〗
……エスパーかっ!!((
…まぁ、勇気出たわ。たまには先輩らしいことするんだな。((
…よし。やられっぱなしもアレだしな。…やり返すか。
〈及川さん目線☆〉(?←)
及「フンヌフーン♪」
岩「どうした及川。キモいぞ。」
及「酷い!!いやね、飛雄がついにホモになったの。」
岩「まじか。おまえはなるなよ。キモいから。」
及「酷い!!ってか、俺は前から岩ちゃん一筋だよ〜♪…グハッ!!痛いって!岩ちゃギャアアアアァァァァァァァァ((《強制終了←》
岩「…俺も好きだけど///((ボソッ」
〈日向目線〉
今、部室には俺と影山の2人だけ。チャンスだ。
日「か、影y影「日向」えっ?」
…待って待って、近づいてくるんですけど!?無言で!
…壁まで追い詰められました。俺、ついに死ぬんだ…(((
日「か、影山…?」 影「日向」
日「な、何だy《ドンッ》…え?」
影「好きだ。日向。」
日「な…な…!?///」
はああああああああっ!?
〈影山目線〉
影「好きだ。日向」
…ついに、言ってしまった…。それも壁ドンしながら…。
目の前にはリンゴのように真っ赤な日向。顔が近い。
壁ドンって、こんなに恥ずかしいことだったのか…?///
嫌われたな、多分…。早く立ち去ろう。
影「…悪い。じゃあな。」 日「…っ影山っ!」 影「っ!?」
…何で。辛いのに、恥ずかしいのに、逃げたいのに…。
何故お前は、俺を引き止めるんだよっ…!
〈日向目線〉
…ハッキリと見えた。影山の、悲しそうな顔。
多分、俺に嫌われたと思ったんだろう。
言わなきゃ、気持ちは伝わらない。…言わないと。
日「…っ影山っ!」 影「っ!?」
日「俺、も…!
__俺も、影山のことが、好きだっ!」
影「…!?…本、当か…?」 日「本当だ!」
影「…っでも、同性愛なんて認められるわけない。」
日「…たとえ、誰もが俺達を認めなくても、俺は影山が好き。人の目なんて関係ない。…それだけじゃ、駄目か?」
影「…。」
〈影山目線〉
まさか、両想いなんて思ってもみなかった。
“人の目なんて関係ない。それだけじゃ、駄目か?”…なんて日向らしくねーことも言ってやがる。
カッコわりーな、俺。何日向に説得されてんだ。
そんなこと、言われなくても、分かってるっつーの。
影「…日向」 日「…?」
影「…俺と、付き合ってくれるか…?」
日「…!ハイ…!」
日(好きな人が、“愛する人”に変わった。)
影(俺は今、)
日・影(すっげー幸せだっ!)
〜Fin〜