BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 竜王の恋(短編) 【妖怪ウォッチ】
- 日時: 2018/02/11 12:16
- 名前: ダークネス (ID: floOW.c4)
はじめましての方ははじめまして。
そうでない方はお久しぶりです。
今回は、〇〇×オロチ のお話を書いていこうと思います。
かなりの亀更新ですが、温かく見守っていただけると幸いです。
それでは本編、始まります!
注意
コメントは募集しておりますが、悪コメはご遠慮ください。
キャラ崩壊要素ありです。
作者は未だここに慣れていなかったりするので、何か不手際があるかもしれません。その時はご指摘いただけると嬉しいです。
BLです。
リクエストがあればお申し付けください。できる範囲で精一杯書かせていただきます!
- オロチがネコミミになったそうです ( No.1 )
- 日時: 2018/02/09 20:29
- 名前: ダークネス (ID: floOW.c4)
〜オロチの家〜
「なんだ、これ・・・・・・」
朝起きると、猫の耳と尻尾がついていた。
試しに引っ張ってみると、普通に痛い。
どうやら、作り物ではないらしい。
まぁ、なってしまったのはしょうがない。とりあえず今は、これを妖気でかくして・・・・・・
「オロチ ー!遊びに来たぞー!」
スパーンッと、勢いよく襖が開き、声の主が現れる。
・・・・・・あぁ、今一番来てほしくないタイミングで、今一番来てほしくない人が来てしまった。
長い髪を一つにまとめ、泡のようなボア(?)のついた上着を羽織った男ーー本家軍大将、大ガマ殿である。
彼は私をみるなり、なぜか満足げに笑った。
「・・・・・・何ですか」
「いや?ちゃーんと薬が効いたんだなーって思ってな」
それを聞いて、私は一瞬ぽかんとした。
そしてその意味を理解した時、私は強い怒りを覚えた。
ーーお前が犯人か!!!お前が私にネコミミをはやさせたのか!!!いっそこいつを殴ってやろうか!
そう考えている私をよそに、彼は私をじっと見つめる。
そしてゆっくりとこちらに手を伸ばし・・・・・・
「ふみゃあ?!」
思いっきり、耳を引っ張って来た。
「な、なにをするんですか!!」
私は思わず後ずさり、戦闘態勢に入る。
それを見て彼は、「悪い、悪い」といった。
「いや、それがどうなってんのか、ちょっと気になってな。悪かったよ」
そう言って何度も謝る彼をそれ以上攻める気になれず、私は「もういいです」と言ってため息をついた。
私が起こっていないことに安心したからか、彼はまたネコミミに手を伸ばす。
「うわー、ほんとにこれ猫の耳なんだなぁ。やわらけー」
そう言いながら、彼はもふもふと耳を触り続ける。
触られるのは別に嫌いではないのだが、なんだかくすぐったい。
「んっ・・・・・・ふっ・・・・・・んぁっ////」
「!」
「っ?!?!?!」
思わず漏れたその声に、私は慌てて口を塞ぐ。
ーーな、何だ今の声!すごく恥ずかしい。
「・・・・・・
へぇ、おもしれーじゃん」
大ガマ殿の口が、ニィッと上がる。
ーーあ、これヤバイ。
大ガマ殿はずいとこちらに近づくと、三度私の耳へと手を伸ばす。
「んっ・・・・・・くっ・・・ふあっ////」
「そういや、猫は耳と尻尾が弱いんだったっけなぁ」
クックッと喉を鳴らして笑う大ガマ殿。
なんとかして声を抑えようと、私は手の甲を噛む。
「あ、おい。手ェ噛むな」
それに気づいた大ガマ殿が、ぐいと腕を引き、口から手を離させる。
「そんなに声が気になるなら、俺が塞いでてやるよ」
そう言って彼は、チュッとキスをしてきた。
「っ!?」
口が塞がれ、息ができない。
なんとか息をしようと薄く口を開けると、するりと舌が入り込んでくる。
「ん・・・・・・くぅ・・・ふにゅ・・・・・・ぁ/////」
ゾクゾクとした快感が、全身を駆け巡る。
やがて立っているのもままならなくなり、ガクンと膝が崩れた。
「おっと。危ないな」
「あっ・・・・・・」
しっかりと腰を支えられ、なんとか倒れずに済んだ。
そしてそのままゆっくり床に下され、私はヘタリと座り込んだ。
荒い息をなんとか整え、私は潤んだ瞳で彼を睨む。
しかし、なにを思ったか彼は再びキスをしてきた。
「んにゅ?!」
「・・・・・・今日は一日離さねぇからな。覚悟しとけよ?」
そう言って彼はニヤリと笑う。
しばらくは自分で用意したものだけを口にしよう・・・・・・そう心に決めた私であった。
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途中からなに書いてんのかわからなくなりました。おかしかったらすみません・・・
- レッドJ ( No.2 )
- 日時: 2018/02/11 10:19
- 名前: ダークネス (ID: floOW.c4)
〜河川敷〜
「とうとう現れたな、レッドJ!今日こそは貴様の息の根を止めてやる!!!」
キャンキャンと言う音が似合いそうな声で、子供はそう言った。
「あぁ、小僧か。」
見覚えのあるその子供に、オレはそう言った。
しかし、本人はそれが不服らしく、またキャンキャンと怒りだす。
「いつまでもこぞうなどと呼ぶな!!私にはオロチというちゃんとした名前が有るんだぞ!!」
「うるせぇなぁ・・・・・・もう少し声落とせ。耳障りだ」
女みたいに甲高い声で怒鳴られると、頭が痛くなる。
そんなに騒がなくても、十分聞こえるっつーの。
しかしそれを言えば、また
「貴様が耳障りなことなど知るか!!」
と怒鳴ってくる。
オレを倒せないくせに、生意気だ。
流石にイラッときて、オレは人間に化ける。
「騒がずとも聞こえとる!!声を落とせ!!」
突然の変化に驚いたのか、小僧はポカンと口を開けて突っ立っている。
ただ人間に化けただけなのにな・・・・・・面白い。
オレはいまだ驚きから抜け出せずにいる小僧に近づく。
そして、そっと顔を近づけて・・・・・・
そっと、キスをした。
「っ?!?!?!/////」
「ふっ・・・・・・顔が赤いぞ?大丈夫か?(笑)」
「・・・・・・っ!!///うるさい・・・・・・っ!!/////」
顔を真っ赤にして、小僧・・・・・・いや、オロチはそう言った。
そんな顔されると、ますます虐めたくなる。
「なぁ、オロチ」
「・・・・・・なんだ」
「明日も、ここに来いよ。・・・・・・また遊んでやる」
そう言ってオレは、オロチの耳を甘噛みした。
「ひゃあっ?!////」
「良いか?絶対だからな」
オレはそう言って返事も聞かずに飛び去った。
「誰が行くか!!」
そう叫ぶオロチ の声を聞きながら。
・・・・・・さあて、明日は何をしてやろうか。
- ハッピーバレンタイン! レッドJver. ( No.3 )
- 日時: 2018/02/11 10:18
- 名前: ダークネス (ID: floOW.c4)
少し早いですが、バレンタインのお話です。
No.2の続きだと思って読んでください。
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〜河川敷〜
しんしんと雪が降り積もる中、オレはアイツを待っていた。
アイツは来ないと言っていたが、なんだかんだ言っても、毎日のようにここにくる。
だから今日も・・・ほら、きたきた。
「・・・・・・よう。きたな(ニヤッ」
「・・・来いと言ったのはそっちだろう」
まぁ、確かにそうだ。
しかし、敵に来いと言われたからって、そうホイホイやって来るかねぇ、普通。ほんっと、妙に律儀な奴だ。
「それで、いったい私に何の用だ」
「あぁ、お前にこれを渡したくてな。ほれ」
そう言ってオレは綺麗にラッピングされたものをポイと放った。
「・・・・・・なんだこれは?マカロン?」
「あぁ。今日はバレンタインだからなぁ。たまには疲れを癒してやろうかと思って」
そんなことを言ってやると、オロチは少し頬を染め、小さく「ありがとう」と言った。
敵にもらったもんなのに、こんなに嬉しそうにするとはな・・・意外だ。
「ま、用はこれくらいだ。忙しいんだろ?お前。あまり長居すると、土蜘蛛殿に叱られるぞー」
「なっ?!貴様、自分で呼んでおいて・・・!!だいたい、なんで貴様が土蜘蛛殿のことを知ってるんだ・・・・・・!!」
そう言ってオロチは敵意をむき出しにする。
・・・まさかこっそり覗いてたとはいえねぇよなぁ。
何も言わないオレにしびれを切らしたのか、オロチは空へと飛んで言った。
「・・・・・・なぁ、オロチ。バレンタインの贈り物には、意味があるんだぜ?」
オレは遠くなって行く背中に向けて、そう呟いた。
マカロンの意味は・・・『貴方は特別な人』
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レッドJのキャラ崩壊度がMAXでした。
ごめんなさい。
- ハッピーバレンタイン ヒカリオロチver. ( No.4 )
- 日時: 2018/02/11 11:33
- 名前: ダークネス (ID: floOW.c4)
〜オロチの家〜
「あーにーじゃー!!」
ドタドタと廊下を走る音とともに、自分を呼ぶコウ(ヒカリオロチのこと)の声。
そしてその数秒後には、襖が勢いよく開けられた。
「兄者いた!」
「・・・コウ。頼むからもう少し声を抑えてくれ。頭がいたい」
そう言ってこめかみを揉むと、コウは素直に返事をして大人しくなる。
・・・こいつのこういうところは、嫌いじゃないんだがなぁ。
そんなことを思いつつ、私はコウに用件を聞いた。
「私を探していたのだろう?いったいどうしたんだ?」
「あ、そうそう!あのね、俺、兄者にプレゼントを持ってきたんだ!」
「プレゼント?」
「うん!!」
そう言ってコウは肩に下げていたカバンをゴソゴソと探る。
「あ、あったあった!はい、これ。マフラー!」
「え、マフラー?なんで・・・・・・」
「兄者、寒がりだろ?竜マフもいいけど、たまには違うのもつけてみたらどうかなーって」
そう言ってコウはニカッと笑う。
・・・まぁ、くれるというなら、ありがたく受け取っておこう。
「ありがとうな、コウ。大切に使うよ」
「どーいたしまして」
その後コウはひとしきり何かを話し、部屋を去った。
・・・・・・・・・
「・・・ねぇ、兄者。マフラーの意味、しってる?」
マフラーの意味は・・・・・・『貴方に首ったけ』。
つまり、『貴方が大好き』ってこと。
「ま、兄者が知るわけないかー。そんなこと」
俺は一人そう言って、自分の家へと帰った。
- ぬらりひょん ( No.5 )
- 日時: 2018/02/11 13:35
- 名前: ダークネス (ID: floOW.c4)
〜閻魔宮殿・議長室〜
「えっと・・・ぬらりひょん様?なぜ私は、こんな事をさせられているのでしょう・・・・・・?」
前略、ただ今ぬらりひょん議長の膝に座らされています。
「あぁ、本を読もうとしたら、暖房が壊れていたので。ちょうど貴方が通りかかりましたし・・・」
私は暖房の代わりですか・・・
あと、後半の理由が理解できません。確かに私は(忌々しい事に)子供なので、大人よりは暖かいですが・・・・・・
「・・・あの、ぬらりひょん様・・・・・・」
「はい、なんでしょう?」
「もうそろそろ降りてもi『ダメです』あ、はい」
被せてきたよ、この人・・・せめて最後まで言わせて欲しかった・・・・・・
もうここに座らされてどれくらい経つんだろうか。
おそらく数十分くらいなのだろうが、何時間にも感じられる・・・・・・
それにすることもないから、眠くなるし・・・
「・・・眠いのですか?」
「ふぇっ?!」
あ、変な声出た。
いきなり考えてたこと言われたから・・・ビックリした。
まぁ、特に隠す必要もないし、もしかしたら解放してもらえるかもだから、ここはうなずいておこう。
「・・・はい、眠いです。することもないので」
「そうですか」
・・・いや、それだけ?!もっと他にないんですか、ぬらりひょん様!!
あーもー、知らん!勝手に寝てやる!!後悔しても知らないからな!!(←眠気とあまりの退屈さにおかしくなってる)
「スー・・・スー・・・Zzz」
「・・・?おや、寝てしまったのですか。仕方ないですね・・・」
私はパタンと本を閉じると、細く軽い彼の体を抱え、隣室に備え付けられたベッドへと運ぶ。
起こさないようそっと彼を下ろし、私も一緒に横になる。
「ん・・・にゅぅ・・・・・・」
もぞもぞと体を動かし、彼は私の袖をつかんだ。
「・・・少し横になったら、すぐ戻るつもりだったんですけどね・・・・・・」
これでは動けないじゃないですか。
そんなことを考えながら、私はそっと瞼を閉じた。
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オロチが寝たところから、ぬらりひょんサイドです。分かりにくかったらすみません。
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