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俺の恋人(男)が可愛いすぎる件
日時: 2018/12/02 03:35
名前: イッチー (ID: hg1Gx/0a)

それはとある日。ニートである俺たち六つ子はいつものようにパチンコや釣り堀など各々のしたいことをして過ごしていた。
そしてこの物語の主役である俺、「松野おそ松」は昨日パチンコで見事に大負けしたことを思い出し、少ししょんぼりとして一階の居間へと降りた。

(今日はお兄ちゃん一人でしょ〜、さびしー…)
「おはよぉ〜って誰もいねーk「おはよう、おそ松兄さん」」

(え…?ええー!?なんで、なんでいんの!?)

そこには今、本来ならば弟たちとカフェに行っているであろう恋人兼弟の「松野チョロ松」
がいた。

「っ!?チョロ松!?今日は弟松とカフェに行くんじゃ…」
「あー…うん、そうだったけど断った。」
「ええ!?あんなに楽しみにしてたのに??なんで?」
「えーっと…その…」

急にもじもじとしはじめた。え〜?なんでそんな顔赤いの…可愛いすぎかよ!!

「どしたの、チョロ?」
「あ、う…えっと…ね?」

ようやくぽつぽつと話し始めた。

「あ、のさ…今日父さんも母さんもみんな出掛けてるでしょ?」
「お〜、夕方まで誰も帰ってこねーはず」
「だから、そのっ…」

あ、また黙り込んじゃうかな〜とか思っていたらそれは凄い勢いでブーメランとなって帰ってきた。

「たまには、ぼ、僕から、甘えてみたかったから、トド松たちに、協力してもらった…」
「へ…?」

〜ここからおそ松の心の中〜
え?え??僕から甘えてみたかった??トド松たちに協力してもらった!?つまりそうまでして俺と二人きりになりたかったってことぉ!?言ってくれればいつでも二人きりになれるよ!?(長男命令で)じゃあ今日は思いっきりイチャイチャできるってことだよね!?え!?そうだよな!!
てかやばい、そろそろなんか話さないとチョロ松が落ちk

「や、やっぱり急には、無理…だよね…ごめん」


そう言い、悲しそうに俯いてしまった。

「無理なんか、一言も言ってねーだろ?」
「え…?じゃあ、いいの?」
「いいもなにも俺は大歓迎だけど?」

そうチョロ松に言い、手を広げてみせた。するといつもだったら「は?飛び込むわけないじゃん」と冷たく返すあいつは俺の胸に飛び込んできた。心なしか、抱きしめてくる力が強い気がする。

「なんかあった?」
「や…この頃、お前に冷たく接してたから…」
「まあお前恥ずかしがり屋だからな〜」
「うっ…そ、れでね?トド松に「このままだったらいつか愛想つかされるんじゃない?」って言われて、ほんとに、そうなるかもって、怖く、なってっ…」

ぽろぽろと涙を流しはじめた。俺はそっとチョロ松の背中をさする。

(なんかこの頃ソワソワしてんなって思ってたけどこれが原因か…)

「大丈夫だって〜俺はお前が俺と二人きりの時以外、恥ずかしくて甘えられねーのも知ってるし、それに…」
「それ、に…?」
「俺が愛想つかすとか、ありえねーから」

そう言いチョロ松の頬にチュッとキスをする。途端に真っ赤になるのはいつまでたっても可愛い。
すると珍しくチョロ松から俺の唇にキスしてきた。もぉ〜何なのほんと…

「可愛いすぎ…」
「ん?なんか言った?」
「んや〜なぁんにも!」
「そう…あ、あのさ!」
「うん?どしたの?」
「これからさ、で、デート、行きませんか…?」

そう言いポケットから遊園地のチケットを取りだす。一体どこで…
するとまるで俺の心を読んだかのようにチョロ松が、

「実は、トド松が昨日の夜コッソリくれたんだ」

あいつは本当にお兄ちゃん子だな〜

「じゃあチャチャっと行きますか〜!」
「う、うん!!」


End♡


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