BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- ごめんな気づいてやれなくて
- 日時: 2020/01/19 14:32
- 名前: みどる (ID: 1N.hNLVr)
もるむねBLです
死ネタ、歌い手BLになります
本当の話ではございません
無音さん独身設定
表記
ゆと「」ゆとりセリフ
もる「」もるでおセリフ
むね「」無音セリフ
よろしいかたはどうぞ!
もるでおseid
今日はUMM.comでのライブだ
久しぶりに無音に会えると楽しみにしていた。
ゆと「無音くんどこだ〜?」
もる「道にまよってんじゃねぇの?」
ゆと「あら!あなた無音くんの事好きなくせに他人事ね」
もる「うるさい」
ゆとりが言っている事は事実なのだ
なんでこいつが知っているかというと前に相談した事があったからだ。
ゆとりは応援してくれている。
そして今日は背中を押されライブが終わった後に一か八かで告白する。
ゆと「あ〜!居たぁ〜!」
むね「ごめん!!人が多すぎて」
もる「違うだろ『馬車渋滞に巻き込まれて遅くなっちゃった〜』だろ」
無音の真似をして言う
むね「もう!真似しないで!」
ゆと「君たち!行くよ〜」
むね「は〜い!行くよ!もるくん!」
無音が俺の手を掴んで言う
こいつ無意識なんだろな
タクシーに乗って会場に向かった
着くとグッズのサインを書き、リハをし、衣装に着替えるというようにとても忙しかった。
無音に関しては着替えた後五分くらい寝てた
そして本番
『アイドンノウ』や
『悪魔の踊り方』、
『ダダダダ天使』、
そして無音の『ラストダンス』が始まる
むね「ここに蔓延る摩天楼」
無音の綺麗な声が聞こえてくる
無音は歌いきった
でも曲が止まると
無音が倒れた
もる「無音!」
一目散に無音のもとに駆けつける
息してない…
リスナーのみんなは心配そうに見つめている
そこに衣装替えの終わったゆとりが駆けつける
ゆと「無音くん!?」
ゆとりは冷静になり俺に指示を出す
ゆと「もるでお、俺は裏に無音くん連れてく息してないんだろ?」
もる「うん」
ゆと「お前はこの状況説明して、リスナーを帰して。俺は連れって救急車呼ぶ。わかった?」
もる「わかった」
いいな
ああいう風に無音を助けてやれる
俺はマイクを握る
もる「無音が倒れました。俺たちも状況を理解出来て居ません。状況が状況なのでライブを中止させて頂きます。代わりのものを今度用意させて頂きますのでチケットは保存しておいて下さい。本当に申し訳ない…」
俺はそう言い裏に行く
ゆと「もるでおありがとう」
もる「無音は!」
ゆと「今スタッフさんに心臓マッサージして貰ってる。救急車はもう来るって」
もる「そうか…」
ゆと「無音くんなら大丈夫だよ」
「救急隊です!!」
救急車が来た
俺とゆとりが乗る
俺は無音の手を握り
もる「死ぬんじゃねぇぞ!まだお前に言ってない事があるんだよ!このポンコツ!」
病院でこれはきっと死んでしまうと言われた
出来るだけ延命するとは言われた
ごめんな気づいてやれなくて
病室で手を握り言う
もる「俺お前の事が好きだ…だから死なないでくれ!俺まだお前とライブがしたい!」
そこで声が聞こえる
「ご
め
ん
ね」
もる「むね?」
無音が意識を取り戻した
むね「僕ももるくんの事がすき」
ふにゃっとした笑顔で言う
むね「僕ももっともるくんとライブしたかった…でもお医者さんに無理してでもするなら今日が最後って言うんだ。ごめんねぇ。じゃあ最後に一言ね!僕はもるくんの事を愛してます」
そう言うと無音は静かに息を引き取った
もる「俺も…愛してる」
なきながら言う
その後
無音が死んだ事を公表
お別れ会もした
UMM.comは解散するかという話になったとき嫌だといった。UMM.comは名前をかえUMM.comwithU-MOLにした
litmus6もそのまんま
無音これからは俺たちを見守って居てくれよな
またな
-END-