BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

テトラ -オリジナルBL小説-
日時: 2021/01/26 19:30
名前: rain (ID: YrQV5zvB)


三月みつきside


爽やかに笑う貴方に恋をしました。

頭が良くて沢山の人から頼りにされる貴方に恋をしました。


叶うことのない、恋を。


貴方は、ポツリと言います。


「俺はダメだよ」


と。


そんな事、貴方に言われなくたって俺が、俺が一番分かってる。


でも、

今日も教室の扉を開けて気付いてしまう。


「おはよー三月」


そう言って爽やかに笑う貴方に俺が恋をしていることに。



西山にしやまside


本当に、本当に何事も楽しそうに笑う貴方に恋をしました。



小さくて、なんだか、小動物っぽくて。

クラスで可愛いと言ってもらえる貴方に恋をしました。



貴方は言います。




「俺も、西山君の事、好きだよ」





やっぱり、そうやって微笑む貴方が一番綺麗で。 そんな貴方に俺は、恋をしました。





市川いちかわside




_____貴方が好きです。


____俺も好きだよ。




………なんて言えたら果たして俺らは幸せなのだろうか。…俺も好きだよ。
貴方の事が。貴方に出逢ってからどんな時も1日でも貴方を忘れた事はない。


でもね、ダメなんだよ。苦しい思いを貴方にはさせたくないから。
悲しい日々をおくってほしくはないから。




「おはよ!いっちー!!」



扉を開けてそういう貴方に改めて思う。


元気に笑う貴方に恋をしました。




四条しじょうside


君にどうやって伝えよう。僕の気持ちを。

なんて思っていたけれど、やっぱりこの言葉しか浮かばなくて。



「好きだよ」



その一言で伝わることがこんなにも嬉しいことだとは思っていなくて。



優しいくて、ちょっと天然で。……そして誰からも愛されるような貴方の隣に、僕は隣にいて
いいのだろうかとふとした時の心配になってしまう。





それでも。


僕は、優しいく笑う貴方に、恋をしました。












end.

Re: テトラ -オリジナルBL小説- ( No.1 )
日時: 2021/02/01 18:31
名前: rain (ID: YrQV5zvB)



テトラ 第三者目線で。






五色ごしきside



みんな青春アオハルしてるなー。

てか、なんで私は男子事情を知ってんの。


市川「俺やばいわ。ほんと無理かもしれん」
五色「あっっっそうですか。」


あんたの恋愛話なんざ聞きたくないわ!!!!





西山「ねー五色ー 四条くんがさー」
五色「はーい?なにぃぃ??」



少しの憎しみを込めてます。 でも西山、天然で可愛いです。





三月「………はよ、五色」
五色「ん、はよ」


市川「……………」



ずっと見てんじゃねぇよ!! 声かけろや!!




放課後___


市川「好きだ」
五色「………………は???????」

市川「…………三月が。」
五色「くたばれ」

市川「あぁぁぁぁあああ………!!!!!」


あーだうーだ言ってるこいつが私はとても気に入らないぞ。今日1日1回も喋ってねぇじゃんか!!




市川「ダメだから。どうしようもないから」

五色「…………誰がダメって決めたわけ?」

市川「…え、」


五色「市川のダメってなに? なにがダメなの? それ聞かない限りイライラするんだけど。
なんか自分で色々言って勝手に後悔してんの市川なんだけど。ダメとか無理とかそんなん
三月が一番わかってるに決まってんでしょ。あんたら2人がどうなろうとこの世界は終わらないよ。


………さっさと三月とこ行けアホォォ!!!」



市川「最後暴言!!!あと俺、学年1位!!!アホじゃない!!」
五色「知らんわ!!!行け!!」



走って出て行った市川を見届けたら一人になる教室。






嬉しそうな顔してたなぁ…………





なんだか泣けてくる。



私の気持ちにも気付かないで。







五色「思う存分、青春してください」





Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。