BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 風呂場で。
- 日時: 2023/05/10 20:45
- 名前: くろねこ@プロ野球小説 (ID: 7ikYb8tc)
注意
※阪神タイガースのBLです
※めっちゃ創作です。本来の阪神とは全く関係ありません
※近本×佐藤輝カプ
いつからだろうか。こんなことになったのは。目が覚めたのは、夜の3時。時計の針の音が、小さな部屋に響き渡る。俺(光司)は、裸になっていた。なんで??そうだ、昨日居酒屋で真夜中まで飲んで、そのまま寮に行ったんだった…。それで、輝明とヤったんだ。白いシーツには、使用済みのゴムが置いてあった。やっぱり、ヤったのは間違いない。
そう言えば、隣で寝ていたはずの輝明がいない。散歩にでも行ったんだろうか。でも、靴はある。
「シャワーでも浴びよう」
フェイスタオルを持っていき、風呂場へ行った。フェイスタオルには、輝明が縫ってくれた、俺のイニシャルがある。風呂場のドアを開けようとしたら、風呂場から音がする。不思議に思い、開けたら輝明が出てきた。輝明、かっこいい…。俺より背が高いし、年下なのに。なんか気まずかった。
「あ、光司起きてたの?」
「いや、なんか目が覚めちゃって」
「昨日気持ちよかった?」
「…めっちゃ気持ちよかった」
俺、輝明とこんな会話してる。なんか顔があったかい。照れてるだけだろう。
「俺、やっぱり光司と風呂入りたい」
え?と一瞬思ったけど、俺も…輝明と入りたいな。一緒に身体洗い合いたいな。一緒に髪乾かし合いたいな。
「いいよ」
結局、輝明はもう一度風呂に入ることになった。まあ、本人が喜んでくれるならいいけどさ。
輝明と風呂に入ってる今。
「…光司って、なんか可愛いね。女の子みたい」
「は?何言ってんだよ!(恥)」
輝明はそう言ってから、俺の背中に触れた。輝明…。なんか、気持ちいいよ…。やめて、、。
俺は耐えきれなくなってしまい、輝明に抱きついてしまった。輝明、あったかい。優しい匂いがする。
輝明を見ると、小刻みに震えていた。俺は、輝明からすぐ離れてしまった。
「震えてるけど、大丈夫?」
「あのさ、その…、キスマつけて」
え。輝明がキスマ求めてくるの、初めて見たんだけど。でも、着替えてる時にバレるだろ。岡田監督にバレるのは一番嫌だな…。
「どこにつければいい?」
「鎖骨の下辺りでいいよ」
「ここ?」「うん」
キスマ、つけるのか。でも、もしつけて輝明が傷付かないかな。痛いとか言わない?俺、つけた事ないもん…。
「じゃあ、つけるよ」
俺は、自分の唇を輝明の身体につけた。そして、激しくひたすら吸った。
「あっ、気持ちいい…。もっと吸って…」
こんな輝明初めて見た。いつもと違う輝明。
「ちゃんとキスマついたよ。今のは結構激しくやったから、多分しばらくは消えないと思う」
「ありがとう」
嬉しくて、思わず輝明に抱きついてしまった。輝明も、俺の身体を抱きしめてくれた。その時には、風呂に入っていた事を、すっかり忘れていた。
輝明、大好き。これからもずっと俺のそばにいて。