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犯罪教師と教え子【1】
日時: 2023/06/18 21:50
名前: しろねこ@オリキャラ小説 (ID: 7ikYb8tc)

注意
※今回はオリキャラでの小説です。オリキャラの場合はしろねこになります
※ストーリー内の質問があればいくつでも質問ください

(紹介)
与田俊樹よだとしき 44歳 高校教師。小倉淳哉おぐらじゅんや 17歳 高校生。

俺(俊樹)は前科を持っている。20代の時に、窃盗で捕まったからだ。教師としての評判も悪くなり「犯罪教師」と呼ばれるようになってしまった。もう、俺はこの世の中では生きづらいんだ。毎日サングラスをかけて目元を隠している。でも、隠しようがない。

4月7日。ここ青花せいか高等学校では、入学式が行われた。全校生徒の人数は300人と少ない方だ。
俺は、2-A組の担当をすることとなった。生徒の柄は良く、親の方もいい感じだ。でも、俺は前科者…。悪いことをした悪い人間だ。
こんな人たちの担任でいいのか。間違っていないか?そう考えながら、話始める。
みんなは、俺の話をしっかり聞いてくれて、最後は拍手をしてくれた。いい子達で、良かった。

入学式から数日が経つ。だんだんクラスに馴染めることができる人が多くなってきた。初めて会った人と遊んだり、一緒に購買に行ったりしていた。いじめもないようなので、まずは一安心だ。
そんな中、俺には気になる生徒がいた。小倉だ。小倉は、俺によく話しかけてくれる子だ。お互い趣味合うため、よく趣味の話をしていた。ふざけてるつもりで、俺に抱きつくこともある。俺は、その度に少しドキっとしてしまう。
「先生!僕、先生の事好きです!来年も担任であって欲しいです」
こんな事を言われた瞬間、その言葉が心に刺さった。俺を、好きになってくれる人がいたんだ。
「俺も、小倉と一緒に居たいよ」
小倉にはそう言った。好きとは言わなかった。なぜなら、生徒と関係を作るのは許されないからだ。

そして誰もいない放課後。校舎の戸締まりをして、教室に戻った。最後に教室を閉じようとした瞬間、小倉が俺の元に来た。
「なんか忘れ物でもしたのか?」
「はい、ノート忘れちゃって…」
「そうか。じゃあ取ってきて」
そう言い、小倉は教室に入る。俺は、時がチャンスだと思った。
実は、小倉のことが恋愛的に好きだったんだ。あいつの話は面白い。顔もいいし、俺は小倉に惹かれてしまった。だから、素直に告ろうと考えたんだ。今がチャンスだ、告ってしまおう。
俺は教室の中に入る。そして、小倉の隣に立った。
「小倉…。実は、小倉の事が好きだったんだ。だから、今告った。でも俺は前科者なんだ。20代の時に窃盗罪で捕まってしまったんだ。こんな俺でも、好きになってくれるか?……淳哉」
俺は小倉に全てを話した。小倉は、こう言った。
「先生が前科者であれ、僕は先生の事が好きですよ」
予想外の答えだった。前科者なんて言ったら、嫌いと言うと思ったのに。でも、快く受け入れてくれた。
 
俺は小倉の顔に近づいた。小倉も俺に寄った。小倉が俺のジャージの裾を強く握っている。
「小倉、この事は誰にも言うなよ。2人だけの、秘密___」
「先生……」
そして、俺は小倉の唇にそっとキスをした。





Re: 犯罪教師と教え子【1】 ( No.1 )
日時: 2023/06/18 22:21
名前: しろねこ@オリキャラ小説 (ID: 7ikYb8tc)

質問等ありましたらどうぞ。


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