BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 幼馴染のあいつがモテすぎる。第一話
- 日時: 2025/08/31 16:38
- 名前: 恋愛女王りのん (ID: R9wydAGD)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
この物語はシリーズ化です。
登場人物
主人公
佐々木涼真(ささきりょうま)高校1年生。15歳。
涼真の幼馴染
姫川まりん(ひめかわまりん)高校1年生。15歳。
涼真の親友
岡田斗真 (おかだとうま) 高校1年生。15歳。
1 俺の幼馴染
騒がしい教室。昼休みが始まるチャイムが鳴った。俺、佐々木涼真。高校1年生。15歳。俺は幼馴染の、姫川まりんに恋をしている。このモヤモヤした気持ちが、恋っていうことに気づいたのは最近だ。「よっ涼真どこ見てんだよ。」そう言って俺の隣に来たこいつは、俺の親友の岡田斗真だ。斗真もまりんのことが好きらしい。つーか、まりんモテすぎなんだよあいつ。まりんはもてるのも当然だろう。顔も可愛いし、スタイルもいいし、性格もいいし、優しいし。だからどこに行っても、まりんの周りにはたくさんの人がいる。あいつ去年のホワイトデーチョコ50個以上もらってるからな。「涼真!まりんの事考えてたのか?」急に斗真にそう言われた。「はっはぁ!?俺が?意味わかんねーこと言うなよっ。」俺は焦ってそう答えた。俺は斗真にこの気持ちを言ってない。なのに斗真勘が鋭いから、バレてるかもしれない。「あれれれ?顔が赤いぞ?」と斗真。「うっせー!気のせいだろっ!」と俺。やべっ斗真にバレてるし。そんなことを斗真と言い合っていたら、いつの間にか昼休みは終わっていた。
2 やっぱり可愛い
今日は早帰りだった。昼休みが終わり、帰りの会が始まる。俺のななめ前の席に座るまりんは、横顔でも可愛いのがわかる。にこにこ笑っている。俺とまりんの家は隣だ。だから小さいころから、毎日登下校は一緒に行き帰る習慣がついている。まりんと二人きりの時間はその時間しかない。するとまりんが後ろを向いた。やべっ俺がまりんの事見てるのがばれるっ。ばちっ。目が合った。にこっ。まりんは俺に笑いかけた。そして何事もなかったかのように、前を向く。こういうところが好き。可愛い。そして帰り道。「涼真待って!早いって~!」そう言いながら走ってくるまりんは可愛い。俺はまりんに好きバレしないように、冷たい態度をとらなくてはいけない。「おせぇーんだよ。」という俺。「ごめんね」そう言ってしょんぼりしているまりん。「かわい、、、。」やべっ。心の声が漏れた!「んー?今何か言った?」聞こえてなくてよかったー。「なんもいってない。」「ねぇ涼真っ」そう言ってまりんは、俺の目を見つめてきた。反則反則反則反則っ!!!こんな事するからもてるんだよ。心臓飛び出る。「な、なんだよっ」するとまりんの視線は俺の頭のほうに行った。「はっぱー!葉っぱついてるよ。まりんとってあげるっ」葉っぱかよ。勘違いさせんな。「サンキュ」女子でこんなにずっと、にこにこしてる子いる!?まりんくらいしかいねぇーだろ。そう思ってぼっーとしてる俺でした。(恥ずっ笑)
3 俺の好きな人の好きな人
次の日の休み時間。俺がトイレに行こうとすると、後ろから強い衝撃で誰かがぶつかってきた。ドンっ。「いってぇーな。」振り向くと斗真だった。「、、んだよ。」すると斗真がしゃべりだす。「涼真!緊急事態!緊急事態!こい!!」そう言って俺を教室まで引き釣り戻した。「涼真まりんちゃんが今恋バナしてるぞ。」耳を澄ませてみれば聞こえる。「そんなに聞きたいの?まりんは好きな人くらいいるよっ。」とまりんがいった。え?まりん好きな人いんの??「斗真サンキュナイス!」俺は斗真にグットポーズをした。「その人の特徴?難しいこと言うなぁー。でもセンター分けかな。」とまりんが言うとクラス中ざわめいた。センター分けって俺もセンター分けなんだけど。隣をみると崩れ落ちてしゃがみこんでいる斗真の姿があった。「あー俺人生終了だわ。センター分けじゃないわ。最悪。」と斗真。「ドンマイっ」俺は良い気持ちでトイレへ向かった。
4 2人だけの秘密
学校が終わり、家に着くとまりんからラインが来ていた。「涼真今庭に来て!」その一言だけだった。庭に出ると、花壇の近くにピンク色の封筒と段ボールがあった。置いてあった。「ピンクの封筒と段ボールがあった。」俺はまりんにそう送った。「見てみて~!」段ボールを開くと、シンプルな写真立てが入っていった。ん?封筒も開いた。手紙には、『涼真へ この中に入っている写真を写真立てにいれて、飾ってね!今度涼真の部屋来るとき、ちゃんと飾ってるか確認するからねー!(笑)まりんより』と書いてあった。好きな人からのプレゼントか、、、。嬉しっ。ピコン。ラインの着信音が鳴った。「これは2人だけの秘密だよ!」そう、まりんから来てた。「2人だけの秘密、、、か」そうして俺は写真を写真立てにいれて、部屋に飾った。写真はにこにこ笑っているまりんと俺の写真だった。こうしてまりんの顔を見つめられる。悪くないかもしれないな。(ってか俺きもすぎだろっ笑)
☆作者のコメント☆
こんにちは!
恋愛女王りのんです
新刊です!初めて男の子が主人公を書かせていただきました!!
私は女の子なので、男の子の恋愛っていまいちわからないのですが、、、
温かく見守ってください!(笑)
シリーズ化なので、第二話もお楽しみにー
またね~