複雑・ファジー小説
- 初期設定晒してみる ( No.79 )
- 日時: 2011/05/28 22:02
- 名前: 朔 ◆sZ.PMZVBhw (ID: rbVfLfD9)
- 参照: テスト終了。今更ながらこの作品は妙に女性陣の方が多い(笑)
色々あさっていたら面白いものというか今見ると笑える(私が)物を見つけたので晒してみます。
Y.I.D.は今の形になるまでこんな経緯を辿っていた。
【超初期】(題名は忘れたし残ってなかった)
長年鎖国状態を保っている日本国を開国すべく黒船に乗ってやってきた青年オルダ・シグレー。しかし、方向を間違えた所為で下関で砲撃に遭い、オルダのみが海へと投げ捨てられてしまう。彼はそのあたりに住む少女涙(なだ)に助けられるのだが彼女は直ぐに吉原へと売られてしまった。彼女を助けたい一心で吉原へ殴りこみに行くオルダだったが幕府に阻まれ失敗。そんな彼は倒幕派の高杉という男に出会い、条件付きで涙を助けに行くのだった。
*正直設定ぐだぐだやねん!(何
何で吉原に売られに行ったのかはちゃんと理由があったんだけど忘れました。あとこの時点だとオルダさん(=織田時雨)は男で主人公だったね。今は一体何があったんだろう。
【初期】(題名は吉原異聞伝綺談)
繁華界と呼ばれる世界に、まるで一つだけ除外されている巨大都市吉原は妖魔と呼ばれる異形の存在を閉じ込めている唯一の場所である。しかし、封印されていた筈の妖魔が溢れだし、人々に害を与えていた。それを阻止すべく組織された秘密結社・悪の組織(通称結社)のエージェントである高杉嗣とチェン・フェルビーストは上司の密命で結社の秘密兵器RIN-YOUの捜索の為に吉原を訪れていた。
彼らは吉原で"親友を助けたい"という思い一心で危険な行為に及んでいた謎の少女・琳邑に出逢う。
琳邑こそ、彼らの探していた秘密兵器RIN-YOUであり、三人は繁華界に巣食う妖魔を倒しながら結社の本部へと向かうのだった。
*ベースは変わってないけど結構違いますね。なんだよ、悪の組織て…。
□登場人物もこんな風に変わってた。
【高杉嗣】
秘密結社悪の組織に所属する新鋭エージェントの青年。無類の女好き。23歳。
嫌々新人のチェンと組まされており、中はあまり宜しくない模様。
基本行動するかの判断基準は"女性が居るかどうか"。一応年齢層は幅広い。
ちなみに本部内で知らない女性は居ないと自慢していたが、図書室に事実上幽閉されていた琳邑の事は知らなかった。
琳邑に人間らしく生きるようにするために組織から極秘任務として請け負っている。ただし、ツグルの人間性に問題が有るため、非常に成長に心配がある。
高名な女郎・涙と攘夷志士・高杉巓璽(タカスギ テンジ)の間にできた子供だが、身を追われている巓璽には殆ど面識が無い。涙は巓璽が死んだという知らせを受けてから精神病を患い、ある時、狂人と化した母親は周囲の者達を全員惨殺、嗣にも手を掛けようとしたが嗣は間一髪の所で彼は逃げ切る。以降、彼の中に"殺人者の子供"という恐怖概念が根付いた。精神的に傷付き、ただ心の満たしだけに刀を振るっていたところ、実力を買われ結社に身を投じた。
日本人らしく日本刀の扱いにも長けている。基本戦闘担当。
*立場の設定が違うだけであとは殆ど一緒ですな。この時期には桂さんとか居ませんでした。Y.I.Dになって作られたキャラ。それまでも主人公に近いポジションのキャラはみーんな高杉さんでしたが。
【チェン(陳)】
秘密結社悪の組織に所属する新鋭エージェントの少年。18歳。
様々な国籍の血を受け継いでおり、親族のコネで組織に入った。その為か周囲から軽蔑されているが本人は全く気に掛けていない。
基本ツッコミ担当で、真っ直ぐな性格。感情に一途で、"自己犠牲"を極端に嫌う傾向がある。
まだ新人で、今回嗣と組んだ密命が初任務である。先頭慣れしていない為、敵に対して甘い一面があり、嗣や琳邑と対立することが多い。
ただし戦闘能力はあまり高くないので実際のところ、相棒のツグルのサポートをしている。ナイフの扱いに慣れようと現在進行形で努力中。元から身体能力に長けているので、素早い。今回初めて実戦に及んだ。
意外にも趣味は読書であり、図書室に毎日足を運んでいた。その為、一応琳邑の顔は知っていた。
父親は宣教師として遥々西の方からやって来た人間で、現地の女性、則ちチェンの母と出逢ったと聞く。五歳年下の弟・李英儒がいるが、彼と性格は真逆らしい。
頭はそれほど良くないが、持ち前の記憶力と発想力で二人を支える、ある意味重要な人間。
*一歳年食ってます。しかも戦闘能力が低いってね!そして頭も悪いという。…進化したなあ。
【琳邑】
秘密結社悪の組織が持つ、尸解、妖術、魔術、錬金術、科学などを結集させた実験結果RIN-YOU。しかし、見た目は十代後半の少女。
相容れぬ存在同士の融合という結果の副作用で、物の存在概念である"理"を操るという大変危険な力を持ってしまった為に組織から危険視され産まれてからずっと幽閉されていた。その為、外に出たことが一度もなく、好奇心から家出、吉原で消息を絶つ。
最初は感情的でなく、全く常識を知らなかったが吉原で出会った遊女・仙翁との出会いと別れ、ツグルやチェンのお陰で感情的に成長している。(し過ぎて情緒不安定ともいえるが)
高杉らの上司の娘だが、母は死産、彼女も産まれて間もなく死んでしまう。それを機に、結社が長年の実験結果を組み合わせるなどしたところ、記憶は全て失ったが再び世に留まる。上司を父親の様に慕っており、結社の中で彼が唯一信頼出来る人間である。ずっと図書室に幽閉されていた為、本は暗記するほど読み込んである。
*こいつもベースは変わらず。ただこっちの方が感情的ですね。何処行ったんだ、感情。
【仙翁】
遊女。初めて琳邑が外の世界で触れてくれた人物。
正体は吉原を巣食う人形妖魔で来客や遊女らを喰らっていた。琳邑には組織壊滅の一環として接触した。結果、覚醒した琳邑と、嗣、チェンを相手に深手を負ったが間一髪のところで逃走した。
*こいつもあんまり変わらないっすね。ボスっていう設定は消えてたみたいだけど(笑)
下のキャラは小学生ん時につくってあったのがベースになってます。その時の設定もファイル漁ってたら出てきたよ。
【桂 巴】
攘夷派の一人で、高杉姉弟とは寺子屋での仲もあり、親しい。右目に眼帯をしており、「独眼竜」と訳のわからない事を言う。今は、坂本義仲と行動しており、一応フリー。薙刀が武器。「碧眼の殺人鬼」の異名を持つ。
*この段階のやつは高杉が二人いましたな。とても元気な桂さん。一体何があったのでしょー。
【伊藤熾織】
攘夷派の一人。高杉姉弟・桂とは寺子屋からの仲。自分の性別を偽るのを嫌い、坂本の目の前には現れないようにしている。目指しているのは大和撫子の様な人物。
*坂本さんは女嫌いと言う設定があったんじゃ。うん。それにしてもこの時期のシホリさんも今となっては如何した!?って感じですね。性格めっちゃ良いじゃん…
【久坂扈雹】
激しい攘夷思想家。高杉姉弟に松下村塾を薦め、一緒に入門した。語尾に、「〜ッス」と付けて喋る。高杉姉弟と違い、新撰組をよく思っていない。攻撃は援護射撃が殆ど。
*久坂どうしたああああああああ。(ちなみにこの時期の新撰組はなんと幕府と攘夷派の中立的立場にあったのだ!)今の久坂君は切り込み隊長です。マジで。
【山縣韵】
攘夷派の一人。彼女もまた松下村塾生。同じ塾生である前原と共に居る。池田屋に居たところを新撰組に保護された。言うことは鋭い点をつく。左利きだが元の利き腕は右だった。右腕は使用すると鬼神化が進行するため切り落とした。
*鬼神化っていうのはY.I.Dでの妖魔化と同じようなものです。こいつは殆ど変ってませんね。
まだ入江さんとか大久保さんとか、近藤さんも(笑)居るんだけど登場してないので載せれませんね。あとネタバレ凄いし。
兎に角このY.I.Dに来るまでこんな進化を遂げてました。彼らに一体何があったんだよ。