複雑・ファジー小説

Re: Gray Wolf  移りました ( No.15 )
日時: 2011/07/25 17:34
名前: yuri ◆F3yWwB7rk6 (ID: DOGZrvXb)

《魔術専門用語》

○魔術…この作品における学問にして高技術(超科学技術とも言われる)。
魔方陣と呼ばれる円を基にしたサークルを描き、そこに覇気を通して始めて使える物。
基本的には全ての魔術を総称して「魔術」と呼ぶが、もう一つに「第一段階の魔術」としての意味がある。
第二段階の魔術は7つの分野に別れ、個々の特徴がある。
また、描かれた魔方陣によって威力や消費覇気が固定される。
魔方陣の形は円が基本。

○魔方陣…魔術を発生させるために必要な円形を基にしたサークル。
初心者などは資料に乗るような容易に使える魔方陣を扱うが、それなりの実力者は自作の魔方陣を使う。
魔方陣に描かれた線や点には覇気を通すための力があり、その通した覇気で魔術を使うためのエネルギーにする。

○属性…覇気の持つ特性。
魔術、魔神術、召喚術、退魔秘術にのみ存在し、多くは陣の中央にそれらを模した絵を描く。
基本属性に炎、水、地、風(自然属性)。
派生属性に爆、氷、樹、雷(超自然属性)。
二大属性に闇、光。
それ以外に無属性。

○魔神術…魔術分野の一つ。
この術の特徴は魔方陣を作る必要がないこと。
行使者に魔方陣を内蔵されており、その内蔵された魔方陣に覇気を通すことで使える。
また、「媒体」と言う、武器などの装備品に魔方陣を接続させることでそこから魔術を発生させることも可能。
消費覇気=魔術性能は固定されないため、好きな威力で放つことが可能である。

○召喚術…魔術分野の一つ。
行使者の想像した動物を現実世界に召喚することができる。
魔方陣の中心にその動物が描かれているのが特徴。
陣に書く公式が絶妙なバランスを必要とし、更にはそれに覇気を通すための精密なコントロールも要するので、行使できるものは少ない。

○退魔秘術…魔術分野の一つ。
中国(中華文化民主主義国)から来た賢者が作り出した物。
唯一数が108と限られる魔術であり、魔方陣は札に刻まれた紋章とその並びである。
番号が小さいほどその出されるほど魔術の性能は良く、それに比例して消費覇気量も多量である。
しかし、大体の者は10番以降は相当な技術を持たない限り使えない。

○風土術…魔術分野の一つ。
炎、水、地、風、雷の絵を五つの円の中に描き、その円を更に一つの大きな円で繋げる様にし、その五つの円に中心に向けて矢印が描かれた陣が特徴。
自然エネルギー、運動する自然物の中に含まれるエネルギーを陣の中に取り込み、発動する物。
陣にエネルギーを通すために覇気は必要になるが、一割にも満たないので低費用で使える。
ただし、自然エネルギーがなければ使えない為、この魔術だけを専門していると不便である。

○空間術……魔術分野の一つ。
生きていない物体を魔方陣でリンクさせ、自由に操る(例えば空間術を使う魔術師Aに描かれた操るための空間術の魔方陣と発揮する効果が描かれた物体Bの魔方陣を覇気で繋げる事で物体Bの遠隔操作が可能となる)。
賢者はヤヅキ・アサナ。