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複雑・ファジー小説
- Re: ムウは二人いる。 ( No.174 )
- 日時: 2011/07/12 21:54
- 名前: ムウ (ID: 8Xw8uslB)
私は、言葉ノ綾、そして、一人称
まさか、私達が、脅されるとは思わなかった。
最初は、信じていなかった。
カマキリとやらや、ヒョウという人が未来の人だなんて…
+ +
「君達にお願いだあるんだけど…」
「誰ですか?」
「危ない人だと思う、一人称…」
二人の子供が、怪しい男に目の前をふさがれていた。
その子供とは、言葉ノ綾、一人称、二人は、何かと大人っぽいため、よく大人と間違えることも多い。
「勘がいい奴だ…言葉ノ綾」
突然後ろからも声がした。気配が…なかった。
「なっ」
後ろを振り向いたとたん、言葉ノ綾は気を失った。
「あっ!」
一人称は目を開く。
「さぁ、次はお前だ…どうする?」
じりじりとカマキリが、ヒョウが、迫ってくる。
しかし、こっちだって負けられない!と、
「スイッチ全開!!」
一人称はそう叫ぶと…性格が、変わった
「あんた達を、許さない!」
「あ、兄貴」
カマキリは怯む。が、
「しょうも無い人たちやね…」
ばちッッ
「い、いやっ!」
一人称の背中にスタンガンが押し付けられた。
押し付けたのは、ゆきりん、その後ろで、ヒョウは笑っていた。
黒く、黒く笑っていた。
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