複雑・ファジー小説

Re: ムウは二人いる。  ( No.213 )
日時: 2011/08/17 21:14
名前: ムウ (ID: 8Xw8uslB)
参照: ムービーに映ったもの

そのとき、小説カキコ、【ムービー掲示板】のある一つのムービーは皆にとって信じられない様なものだった。
皆それぞれムービーを再生する。
パッと灯りがついたように明るくなる画面。
そこには
玖龍「ハロー。俺は玖龍。ごめん、つかまったよ」
ゆかむらさき「すみません…皆さん」
二人の姿。玖龍とゆかむらさき
アップになる二人。
そして、別の声
「さっさとしろ」
今まで聞いた事の無い声だ。
玖龍「はいはい。わかったよーと」
ゆかむらさき「その、私達、これから鬼ごっこします。鬼ごっこに勝ったら、逃げる事が出来る。負けたら…」
玖龍「【死】」
息を呑むムウ。
「これで終りだ、いいだろう?さあ、始まるぞ、今のうちに寝ておけ、明日からは、鬼ごっこだ」
玖龍「と、いうことで、じゃ、」
ゆかむらさき「絶対逃げて見せます」
そこで、ムービーは終わった。
「嘘だ」
ムウは実際に声を出しつぶやいていた。
「本当に…」「い、いや、誰か…」「玖龍…ゆかむらさき…」「ゆ、るさない」「っちくしょう」
皆も、パソコンの前、それぞれ呟く。
あるものは手を握り締め、ある人は歯を食い縛る。
そのなかで、壊れたように笑う一人の者がいた。
「あ、ハハハハハハハ!おっもしろい…プックク。ひー。もう限界、言っちゃお」
かたかた、とキーボードを叩く音がし、
「クスクスクス、あんた達、見ていて飽きないね、面白い。言おう。私、いや、ムウ2は裏切り者さ」
ムウ2はそう書いて、また、壊れた様に笑った。
「玖龍を、ゆかむらさきを、拉致したのも、私の命令。ありがとう、あんた達は十分私の手の上で踊った」
くす、とまた笑う。
「あんた達は、私の、操り人形だったんだよ」