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複雑・ファジー小説
- Re: ムウは二人いる。 ( No.245 )
- 日時: 2011/09/09 14:56
- 名前: ムウ (ID: 8Xw8uslB)
ーとある町の事件ー
「ふむ、面白そうだな…」
「そうね☆早く混ざりたい!」
「ほーんと本当」
望遠鏡で、ある工場を見ている怪しい人、
ではなくて、
「リオンさん、希美さん、meteーさん、工場に殴りこみは駄目ですよ」
いや、やっぱり怪しい人だ
リオン「な!誰が殴り込みだ!」
希美「そうだよ?!奈美ちゃーん」
meteー☆「私達は楽しみたいだけだって…」
にっこり笑っていながらも内心怒る三人
奈美「だ、だって…そんなに銃もって、ナイフみたいなの持って…」
そう、傍らには何丁もの銃とナイフ
一体、この四人は何をしようとするのか…
希美「え、わかってなかったん?」
奈美「何がですか?」
ちょっと涙目の奈美チャン
リオン「しょうがないな、メーテル、じゃないメルリー、はなしてやって」
meteー☆「はーい。奈美ちゃん、これはね救出作戦なんだ」
奈美「救出?」
給食?給食がどうかしたの?
希美「きゅうしゅつ!助ける事!」
リオン「そ、人を助ける」
奈美「でも、でも…」
片手で銃をさす奈美
meteー☆「銃はいらない?ノンノン、そんな事はないんだ」
希美「こっちも命架けてるからね」
リオン「お、そろそろ時間だ」
その声で三人、奈美以外の人の顔つきが変わる。
まるで獣のように獰猛な殺気があり、妖艶な気配もある
奈美「わかりましたよ、いってください」
奈美は弱く笑う
リオン「いいこだね、じゃ、行って来る」
す、と消える三人
三人が目指すはとある工場
奈美はもう一度笑うと、暑い太陽に向かって祈りだした。
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